2024年4月23日 13歳未満のアカウント認めず=ファミ通信相がソーシャルメディア利用で―マレーシア 【クアラルンプール時事】マレーシアのファミ・ファジル通信相は21日、国内の通信業界を規制するマレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が13歳未満の子どものソーシャルメディアのアカウント所有を許可しないことを伝え、利用への注意を促した。違反通報があった場合は、MCMCが該当アカウントを停止する措置を取ると説明した。国営ベルナマ通信が伝えた。 ファミ氏は、大半のソーシャルメディアが13歳に満たない子どもがアカウント登録することを許可していないと説明。一方で登録は完全に利用者に委ねられており年齢を確認する手段がないと指摘し、保護者に対しMCMCの警告を順守するよう求めた。 マレーシア通信省はこれまで、フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップを所有する米メタ(旧フェイスブック)をはじめとする複数のソーシャルメディア運営先や関係者と会合し、13歳未満の子どもがソーシャルメディアアカウントを所有する問題に取り組む計画を提示している。 ファミ氏は、これらの会合を踏まえてソーシャルメディアのプラットフォーム側から5月初旬までにオンラインに関する安全性について発表があると期待しているなどと述べた。