教科書の単元から資料を探すページです。
ニューサポート高校「社会」vol.38(2022年秋号)より。「〇〇の扉」と聞くと、生徒が自身とのつながりを意識しやすい内容を取り上げ、科目への関心を高めて動機づけをする導入単元を思い浮かべるかもしれない。実際、旧学習指導要領の「世界史 B」などではその意味で用いられていた。これに対して、「公共の扉」の趣旨は、具体的な社会事象を取り上げて関心を高めることにとどまらない。「公共の扉」では、さまざまな課題について選択・判断していくための、原理的で領域横断的な概念や考え方を獲得することが求められる。いわば、「思考の道具箱」である。
筑波大学附属駒場中・高等学校教諭 山本智也
ニューサポート高校「社会」vol.39(2023年春号)特集:大学入学共通テスト分析、より。全体としては難易度に変化はないものの、基本的な知識を問う問題以外にも、新課程の試作問題「公共、政治・経済」にもみられた会話文の内容から論理的に考えて推論する問題や、諸資料に基づいて判断する問題など、設問形式は多様であった。限られた時間の中で適切な時間配分を行い、思考力を要する問題に時間をかけて取り組むことが求められた。
東京都立新宿高等学校 長谷川聡
2022年度から年次進行で新高等学校学習指導要領が実施され、高校公民科の新たな必履修科目として「公共」の授業が始まった。社会科は講義を聞いて知識を覚えるものという印象を払拭し、「公共」の学び方を生徒が体得するには、どのような授業開きがふさわしいだろうか。本稿では、「やさしい日本語」を事例として公共的な空間における共生について考える、年度初めの授業実践を紹介する。
お茶の水女子大学附属高等学校 飯島裕希
ニューサポート高校「社会」vol.40(2023年秋号)より。ICTを使った授業は、パソコンやアプリの知識やスキルがほとんどなくても問題なく実践でき、挑戦する気になるかどうかという教師側のマインドの問題が重要であることも強調した。今回は、そのマインドをベースにしながら、前回より少し深く掘り下げた授業実践をいくつか紹介したい。
愛光中学・高等学校教諭 和田誠
ニューサポート高校「家庭」vol.21(2024年春号)より。1996 年に法制審議会が民法の一部を改正する法律案要綱(以下、民法改正要綱案)を答申してから四半世紀以上が経過した。民法改正要綱案には、女性の待婚期間の短縮や嫡出でない子の平等化等、婚姻制度の抜本的な見直しを迫る重要な内容が盛り込まれている。それらのうち、今なお立法上の手当の見通しすら立っていないのは夫婦別姓制度だけである。本稿では選択的夫婦別姓制度を巡る動向を整理する。家庭科の授業作りの参考になれば幸いである。
茨城大学教授 佐藤裕紀子
ニューサポート高校「家庭」vol.21(2024年春号)より。家庭基礎の授業で、「家事や育児は、できる人がやれば良い」と言う人が多かったのに、実際の社会では妻と夫で家事労働時間に大きな差が生じていることを知り、自分たちの考えとのギャップに驚いた。また、男性の取得可能な有給育休日数において、日本は先進国の中で 1 位であるにも関わらず、育休を取る男性の割合は極めて低いことを知った。この授業から、私たちは性別役割分業意識を意識していないのに、なぜ社会では強く反映されてしまうのかと疑問に思った。そして、そんな差をなくし、私たちの世代がこれからのジェンダーフリーな社会をつくるチェンジメーカーとなりたいと考え、この題目を設定した。
北海道札幌北高等学校 家庭クラブ
ニューサポート高校「情報」vol.21(2024年春号)より。本校の授業では生徒が教科書の内容を参考書やインターネットなどで調べ、生徒同士でプレゼンテーションを行っている。「自ら学ぶ」とはどういうことか、その重要性に高等学校段階で向き合わせることが必要であると考え、学習者の能動的な活動を積極的に取り入れている。特に、学習活動に一層の広がりと深まりをもたらすために大切にしているのは「問い」の重要性である。学習の場で他者と自分を差別化できる最も大きな部分は「問い」の違いである。「問い」には以下の 2 つのポイントがある。
新潟県立新潟高等学校 山上達郎
本来私は歴史が専門ですが、今年度、「現代社会」を担当することになりました。現代社会を担当するのは教員人生の中で三度目です。一度目は、ほぼ教科書に縛られず、生徒の価値観を徹底的に揺さぶるアクティブ・ラーニング的な授業を実施しました。今年度は前回の試行を踏まえ、さらに一歩進めた授業を目指しました。本稿では、2020年度「現代社会」における私の取り組みをご紹介させていただきます。
京都学園高等学校 齋藤忠和
ニューサポート高校「社会」vol.29(2018年春号)より。今回は,「公共」の新設と引き換えに廃止 されることになった「現代社会」との比較を通 じて,新科目「公共」の特徴を探ってみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
「ニューサポート高校「社会」vol.33(2020年春号)特集:センター試験分析・共通テストへの展望」より。新科目「公共」の政治思想的なバックボーンは,国家・社会における共通価値の存在を前提とする「共同体主義」の立場に近く,共同体主義の発想が,異質に開かれた多様性やマイノリティの権利等を抑圧しかねないことを危惧する「ラディカル・デモクラシー」の立場とは距離を置いている。今回は,この問題に焦点を当てて,その含意をもう少し考えてみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.26(2016年秋号)より。学習指導要領の改訂作業が大詰めを迎え,高校の公民科に設置される新科目「公共」の枠組 みについても,ほぼ議論が尽くされつつあるよ うに見える。これまでの審議で浮かび上がってきた「公共」の科目構成の大枠ついて解説する。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.27(2017年春号)より。「公共」は,公民科の共通必 履修科目として,「国家・社会の形成」と「持続可能な社会づくり」に参画する主体を形成するための科目として,廃止される現行の「現代社会」に代わる位置づけを与えられている。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.31(2019年春号より。新科目「公共」は,高校2年次までに設置される必履修の2単位科目である。限られた時間数の中で,しかも内容的に破綻をきたすことなく,はたしてこれだけの複合的な役割を果たすことができるのだろうか。今回は,学校現場として対応する際の基本的な考え方と方略について考え てみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.32(2019年秋号)より。「公共」が新科目として設置されたことで,これまで内外で注目されてきた「シティズンシップ教育」を,いよいよ日本の高校でも本格的に展開できるチャンスが来たと,期待を持って受けとめる向きも少なくない。筆者もそうなってほしいと願う一人であるが,しかし,慎重に考えておくべきこともある。 そもそも「シティズンシップ」あるいは「シティズンシップ教育」の概念には,実はかなりの幅がある。そうであれば,「公民としての資質・能力」の育成をめざす新科目「公共」が,シティズンシップ教育を担いうる科目であることは大方の認めるところであるとしても,それがいかなる性格のシティズンシップ教育を実現するものなのかは,十分に吟味される必要があろう。今回の小論では,これまでのシティズンシップ論の諸類型を整理しつつ,それと新科目「公共」との照応関係について考えてみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
「ニューサポート高校「社会」vol.34(2020年秋号)特集:感染症」より。前回は,政治思想的に見た場合,「共同体主義」に立脚点が近い新科目「公共」は,①原理的な意味で,少なくとも日本型の(つまり,何が「道徳」であるかは「公定」できるという前提に立つ)道徳教育と相性がよいこと,そして,②新科目が育てようとする「公民としての資質・能力」や育成をめざす人間像には,日本という共同体には,誰もが承認しうる共通価値が存在するという前提がビルトインされていること,について論じた。では,こうした新科目「公共」の共同体主義的な性格は,この科目に期待されるキャリア教育としての役割に対しては,どのような影響を与えるのだろうか。今回は,この点について考えてみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.26(2016年秋号)より。本稿では,新科目「公共(仮称)」を見据え, “社会づくりの主体”の育成を目指すためには, どのような授業設計が求められているかについて,高校公民科を巡る一連の教育課程改革の議 論を参照しながら考えたい。
神奈川県立湘南台高等学校教諭 黒崎洋介
ニューサポート高校「社会」vol.37(2022年春号)より。今年の大学入学共通テストも、昨年と同様、設問形式が多様で、内容把握に時間を要する問題が多かった。また、単純な 4 択正誤問題が減った一方で、組合せ問題が過半数を占めており、受験生にとって負担が増したといえる。出題分量は、大問 5、小問 30 で昨年と変わらず。昨年に引き続き、第5問は課題探究学習が題材だったが、昨年よりも2問増えており、時間配分に苦労した受験生が多かったと思われる。
ドルトン東京学園中等部・高等部 大畑方人
これまで「倫理」の教員として、新科目「公共」とどのように向き合うかを考察してきた。新学習指導要領の「公共」の目標にある、「公共的な空間」や「合意形成」といった概念は、これまで多くの先哲が思索を深めてきたものである。そこで、「倫理」において「政治」や「合意形成」をキーワードに単元を構想し、「公共」的な学習を構築してみた。
東京都立駒場高等学校 外側 淳久
ニューサポート高校「教育情報」vol.35(2024年春号)より。人間は誰もが変わることができる──卒業生からの便りに接するたびに、その確信を深くしている。既存の学校になじめなかった生徒たちが、この学校で回復と成長の期間を過ごして卒業後に自分の人生をたくましく切り拓いている。別人のような変化の姿に感動を禁じ得ない。
東日本国際大学附属昌平高等学校通信課程 教頭 鈴木繁生
ニューサポート高校「社会」vol.41(2024年春号)「特集:大学入学共通テスト分析」より。今年度の出題分量は、大問数は昨年と同様であったが、小問数は 31 で 1 問増となった。また、4 択問題が減り、8 択問題が増加したことと、組み合わせ問題が増加したため、受験生にとっては負担が増したといえる。全体として難易度に変化はないものの、資料を丁寧に読んだ上で正確な判断が求められることから、時間配分に苦労した受験生も多かったと思われる。
埼玉県立和光高等学校 松本悠
ニューサポート高校「社会」vol.41(2024年春号)「特集:大学入学共通テスト分析」より。旧課程に基づく共通テストの最終年となる今回は、大方の予想通り、大問数、設問数、難易度等、質・量ともに昨年とほぼ同様であった。大問が全て会話文形式という点も、昨年、一昨年と変わらなかった。来年以降の新課程に基づく入試方式では「公共、倫理」という科目になるため、受験生は「公共」の学習があわせて必須となることに注意したい。
奈良女子大学附属中等教育学校 中村博之
ニューサポート高校「社会」vol.41(2024年春号)「特集:大学入学共通テスト分析」より。大問の数は昨年までと同じ 4 問、設問数も同じ 30 問であった。大問はそれぞれ「自治体の公開講座」「生徒の自発的な調べ学習」「大学教員による出張講座」「グループワークで抽出したキーワード」を題材にしつつ、法、政治、経済などについて問う構成となっている。講座などの題材は昨年と類似しているが、基礎的な知識について言葉だけではなくその意味するところを理解し活用出来ているかを問う問題が増えている。探究科目となる「政治・経済」の学習指導要領にある「基本的な概念や理論などの理解の上に立って、理論と現実の相互関連を踏まえながら、事実を基に多面的・多角的に探究」する姿を先取ってイメージさせる出題であった。
広島大学附属中学校・高等学校 阿部哲久
ニューサポート高校「社会」vol.37(2022年春号)より。本稿では、高等学校公民科の授業づくりにおける「問い」の重要性について、政治・経済を例にあげて論じる。ここでいう「問い」とは、単元全体(導入・展開・終結)を貫くメイン・クエスションを意味し、単元の導入において提示され、授業は「問い」を解決していく過程として展開される。「問い」を吟味することは、公民科の授業を生徒の主体的な思考を引き出すものに改善し、生徒が民主主義社会、資本主義社会の担い手である市民になるための授業へと変革していく入り口となる。
環太平洋大学教授 中原朋生
ニューサポート高校「家庭」vol.21(2024年春号)より。今日の「貯蓄から投資へ」を目指す流れに違和感を感じている。なぜなら、投資(資産運用)を通して、どういう人生、社会を創造したいのかを考えさせる視点が欠けているからである。後述する人生を豊かにするお金にまつわる 5 つの力で言えば、「増やす力」に偏重し、「使う力」の教育が希薄だからである。お金を増やすことに注目されがちだが、あくまでもお金は人生を豊かにするためのツールに過ぎない。人生の幸福度を高めるため、世界の様々な課題を解決するには、「使う力」が重要である。以上の理由から、金融経済教育に「ウェルビーイング」と「サスティナブル」の視点を取り入れた。
山形県立小国高等学校 教諭 加藤真央
2009年の夏に,1週間の日程で北欧(スェーデン・フィンランド)に社会視察に行ってきました。それで今日は,北欧社会の視点から環境・福祉・教育の問題を考えてみたいと思います。
福岡県立宗像高等学校 國松 勲
ニューサポート高校「社会」vol.32(2019年秋号)より。導要録(参考様式)に観点別学習状況の欄が設けられたことにより,各高等学校においては,観点別評価を全面的に実施することが求められる。また,観点別評価の評定への総括方法についても,各学校で決定する必要がある。
浦和大学客員教授・国立教育政策研究所名誉所員 工藤文三
ニューサポート高校「社会」vol.35(2021年春号)より。2021年度を迎え,高校の新教育課程の全面実施がいよいよ目前に迫ってきた感がある。2018年3月に新しい高等学校学習指導要領が告示されてから,すでに3年。中央教育審議会の教育課程部会が,新たな必履修科目「公共」の設置について議論していたのは,2016年のことである。そこから数えると,もう5年になる。満を持してということになろう,今年は教科書も登場する。2022年度および23年度には,日本中の高校が,新科目「公共」の授業を開始するのである(「公共」は第2学年までに配置することになっているため)。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川 孝一郎
ニューサポート高校「社会」vol.36(2021年秋号)より。学習指導要領(平成30年告示)では、公民科の知識や技能に関連する目標として「選択・判断の手掛かりとなる概念や理論及び倫理、政治、経済などに関わる現代の諸課題について理解するとともに、諸資料から様々な情報を適切かつ効果的に調べまとめる技能を身に付けるようにする」と掲げられている。このことから、情報収集・活用の技能は、概念や理論などの獲得と同格のものとして位置づけられていることがわかる。
広尾学園小石川中学校・高等学校 北原武
ニューサポート高校「社会」vol.36(2021年秋号)より。連載の最終回となる。前号で予告したように、新科目「公共」の授業が、どのような意味でキャリア教育としての効果を発揮できるのかについて述べてみたい。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎
2025(令和7)年度入試から新課程に対応した大学入学共通テストが実施される。その詳細については2022年の秋・冬ごろに大学入試センターから発表される予定だが、一方で同年4月には新課程がスタートすることになる。そこで、新課程公民科の共通テストについて、大学入試センターの発表などから現時点で推測されることや、考えられる対策について整理してみたい(2021年11月現在)。
河合塾 公民科開発研究職講師 栂 明宏
ニューサポート高校「社会」vol.39(2023年春号)特集:大学入学共通テスト分析、より。2022年度より、全国の高校でも一人1台端末の導入が本格的に始まった。私の勤務校(私立中高校一貫校)では6年前から ICT 教育を開始し、小学校では一人1台 iPadを、高校では一人1台 Chromebookを導入し、授業や課外活動、学級活動、校務などで活用している。また私は2017年にロイロ認定ティーチャー、2019年に Google 認定イノベーター、2021年に Google 認定トレーナー、2022年にロイロ授業デザイントレーナーなどの資格を取得し、 ICT教育に関する実践を重ねてきた。
愛光中学・高等学校教諭 和田誠
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第3回。新聞社等により,年間を通して報道された様々なジャンルの時事問題を総括し,授業に活用する事例です。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
ニューサポート高校「社会」vol.30(2018年秋号)より。いま,地理歴史科・公民科(〈社会科〉)は, 戦後最大の改革を経験しようとしている。この とき,われわれが改めて問うべきことがある。 「 21 世紀において,〈社会科〉は何のために 存在するか。」
東京大学准教授 加藤晋
個人が完全に孤立して社会生活を営めないように,国家も完全に孤立して存続することは,現代の国際社会に於いてはあり得ない。それは,15世紀の大航海時代以来進行した世界の一体化が,今日では交通・通信手段の急激な進歩により,一層完成の度を増してきたからである。試しに,自分たちの身の回りに眼を向けてもらいたい。身につけているもの,日々食べているもののどれほどが日本製だろうか。国家はそれぞれ政治・軍事・経済などの分野で複雑に結びつき,とりわけ経済取引,つまり貿易に於いては,その結合は世界を覆い尽くしていると言っても過言ではない。細かな経済関係については,逐一追うことは困難であるが,大きな枠組みとして国家は様々な国際組織を作って結びついている。ここでは,現代国際社会における国際組織(国家間の結合関係)のあらましを学ぶ。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
私は,「政治・経済」「日本史」「世界史」「倫理」のどの授業にも,必ず時事問題を取り入れる。授業では,あくまで事実を話す。そのことについて,善悪を判断するのは彼らである。新聞を読むこと,世界に関心を持つことの大切さを繰り返し授業で取り上げる。その時,理解しやすいように具体例を挙げる。すると,だんだんと自分で考えるようになる。(1) 歴史を知ること(2) 社会を知ること(3) 哲学を知ること(4) 自我意識の拡張
茨城県水戸葵陵高等学校 菊池美佐江
本データは,最新の地図情報のもとに、高画質・高品質で作成しています。教材プリント作成やワークシート作成などで,自由に加工・編集してご利用いただけます。最新「世界と日本の白地図」は,(1)<世界全図>編,(2)<世界:大陸,州規模>編,(3)<世界:国規模>編,(4)<日本:周辺,地方別>編,(5)<日本:都道府県>編の5編で構成され,全256図あります。(2021年11月版)
東京書籍(株) 社会編集部
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第6号[2018年]より。地図は何のために使うのでしょうか? 近年,カー ナビやスマートフォンの普及により,便利な世の中 になりましたが,地図を見て考える前に,悲しい かな人間が機械に使われているようでもあります。 この辺で本来地図のもつ役目とは何かを考えてみ たいと思います。
株式会社 平凡社地図出版 取締役 水谷一彦
ニューサポート高校「社会」vol.27(2017年春号)より。「教育課程の構造転換と社会系教科教育」「小・中学校社会科の改訂のポイント」「高等学校地歴史,公民の改訂のポイント」について述べる。
元国立教育政策研究所 工藤文三
ニューサポート高校「社会」vol.26(2016年秋号)より。2015年8月の「論点整理」をふまえて2016年7月まで審議が行われた中教審教育課程部会の「社会・地理歴史・公民ワーキンググループ」および「高等学校の地歴・公民科科目の在り方に関する特別チーム」において、高校の新課程(地理歴史科・公民科)の新科目案が示された。それについて解説する。
東京書籍(株) 社会編集部
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東京書籍(株) 社会編集部
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東京書籍(株) 社会編集部
ニューサポート高校「社会」vol.35(2021年春号)より。COVID-19パンデミックで,これまでノーマルだったことがそうでなくなり,新しい枠組みに対応できる力,そして,できなくなったことではなく,今できることは何かを考えるようなメンタリティが改めて問われています。大学教育も遠隔・オンラインと対面指導のハイブリッド化が一気に促進され,さらに決められた時間に授業を受けるという学び方だけではなく,オンデマンドで提供される学習材を用いて,自ら計画的に時間設定して学ぶこととの組み合わせが可能となる学び方が一層拡充されるでしょう。そのような変化の中で,将来教員として活躍する人を養成する大学が,どんな力を入学試験で求めるのかについて考えたいと思います。
兵庫教育大学理事・副学長 吉水 裕也
「教育情報誌『NEW Shakalka』の発刊に寄せて」2022年度から実施される新学習指導要領下で,三つの必履修科目が新設される地理歴史科・公民科は,今まさに大きな変革に直面していると言えます。科目構成の再編だけでなく,学習と指導の方法という中身の部分においても,「主体的・ 対話的で深い学び」の実現など,大きな転換が求められます。この新しい冊子は,新課程に関する情報を「短く」「見やすく」「読みやすく」お伝えし,先生方の日々のお授業と数年先に向けたご準備に資することを目指して編集いたしました。高校生たちの数年先数十年先の人生の実りを願いつつ,これからの地理歴史科・公民科のあり方を,共に考えていければと存じます。
東京書籍(株) 社会編集部
「教育情報誌『NEW Shakalka』第2号の発刊に寄せて」2022年度からの新課程実施に向けた取り組みがますます本格化するはずだった今年度ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に臨時休校の措置が取られるなど、学校現場は未曾有の事態に追い込まれています。しかし歴史を紐解けば、人類はこれまでにも幾度となく同じような苦難と向き合い、その先に現在の社会を築いてきました。山積する課題に取り組むため、地理歴史科・公民科の学習は、今後さらに重要性を増していくに違いありません。新しいʻ社会科ʼの学びを、これからの時代を担う高校生たちとどのように展開していくか。今起きている事態を見つめつつ、共に考えていければと存じます。
東京書籍(株) 社会編集部
「教育情報誌『NEW Shakalka』第3号の発刊に寄せて」 高校の新教育課程の実施まで、残すところ1年余りとなりました。年明け早々に第1回となる大学入学共通テストの実施が予定されておりますが、つい先日には、新課程における同テストの教科・科目の検討案も報じられたところです。 また現在はコロナ禍によって生活のあらゆる場面で新たなスタイルが求められており、学校教育は今まさに、様々な面で「歴史の転換点」を迎えていると言えます。 今号の「教えて! シャカイカ先生」でも「18歳市民力」について言及しておりますが、これからの社会を担う高校生の充実した学びのために、私どもも教科書を通して少しでも寄与していきたく存じます。
東京書籍(株) 社会編集部
2008~2018年センター試験「現代社会」の問題・解答・解説を紹介します。※2018年12月28日更新(2018年度 解答・解説を追加)。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
本稿は、著者作成による「現代社会」のセンター試験・私大直前対策のための一問一答集である。
福岡県立宗像高等学校 國松 勲,福岡市立福翔高等学校 河村敬一
本稿は、著者作成による「現代社会」のセンター試験・私大直前対策のための一問一答集である。
福岡県立福岡高等学校 國松 勲,福岡市立福翔高等学校 河村敬一
本稿は、著者作成による「現代社会」のセンター試験・私大直前対策のための一問一答集である。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松 勲
本稿は、著者作成による2020年センター試験・私大直前対策「現代社会」一問一答集である。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松 勲
本稿は、著者作成による2021年大学入学共通テスト・私大直前対策「現代社会」一問一答集である。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
本稿は、著者作成による「政治・経済」のセンター試験・私大直前対策のための一問一答集である。
福岡県立宗像高等学校 國松 勲,福岡市立福翔高等学校 河村敬一
本稿は、著者作成による「政治・経済」のセンター試験・私大直前対策のための一問一答集である。
福岡県立福岡高等学校 國松 勲,福岡市立福翔高等学校 河村敬一
本稿は、著者作成による2020年センター試験・私大直前対策「政治・経済」一問一答集である。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
本稿は、著者作成による2021年大学入学共通テスト・私大直前対策「政治・経済」一問一答集である。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松勲
本稿は、著者作成による2022年大学入学共通テスト・私大直前対策「現代社会」一問一答集である。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
2008~2018年センター試験「倫理」の問題・解答・解説を紹介します。※2018年12月25日更新(2018年度 解答・解説を追加)。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
本稿は、著者作成によるセンター試験直前対策の「倫理」編です。重要人物・重要語句・重要カタカナ語句・主な人物と著書解説・重要フレーズの確認リスト。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲 國松勲
本稿は、著者作成による2022年大学入学共通テスト・私大直前対策「政治・経済」一問一答集である。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
2008~2018年センター試験「政治・経済」の問題・解答・解説を紹介します。※2018年12月27日更新(2018年度 解答・解説を追加)。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
本稿は、著者作成によるセンター試験直前対策の「倫理」編です。重要人物・重要語句・重要カタカナ語句・主な人物と著書解説・重要フレーズの確認リスト。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
2002年[現代社会]センター試験本試験 19 から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。
東京書籍(株) センター試験徹底演習 現代社会問題集編集委員会
2008年[現代社会]センター試験本試験16 から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。
東京書籍
2012~2018年センター試験「倫理,政治・経済」の問題・解答・解説を紹介します。※2018年12月28日更新(2018年度 解答・解説を追加)。
西南学院大学 河村敬一,福岡県立新宮高等学校 國松勲
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立福岡高等学校 國松勲
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村敬一,福岡県立福岡高等学校 國松勲
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松勲
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。などを中心に扱います。「人名さくいん」の中で示した重要と思われる人物を中心に,思想の核心ともいえる内容について重要語句や著書を簡潔にまとめてみたものです。「重要語句一覧表」「原典資料を読もう」や「主な人物と著書解説」とも関連させています。(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。重要語句,重要カタカナ語句を一覧表にしました。(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。ここに掲載した内容は,重要人物一覧にもあげている人物ですが,中心となる著書の若干の解説を書名の後のカッコ内に掲載してみました。本書に出てくる順序にしていますので,整理ための参考としてください。(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。本書に登場してくる人物を中心に,重要なフレーズを拾い上げてみました。本書に登場してくる順序に沿っていますので,名前については順不同です。「原典資料を読もう」と関連させて,どのような意味かを考えていくようにしましょう。(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。一部の原典資料を掲載しています。「重要人物一覧表」で太字(ゴチック)にした人物を中心に,すべてではありませんが,一覧表の順に並べました。資料集などにも掲載されている内容もありますが,独自な視点から選出してみました。(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
2016年度版 「倫理」IT授業サブ・ノート(國松勲・河村敬一 著)より。東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理306)に対応。センター試験では,各大問のリード文とは別に小問として資料文の読み取り問題があります。初見の資料ばかりで, 戸惑いもあると思います。しかし,資料文はほとんどがその文章内容の趣旨であり,問われている思想家を理解してい るとわかり易いものばかりです。
福岡県立宗像高等学校 國松 勲,福岡市立福翔高等学校 河村 敬一
東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理311)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。 日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,福岡県立福岡高等学校 國松 勲
東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理311)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。 日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,福岡県立新宮高等学校 國松 勲
東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理311)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。 日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立新宮高等学校 國松 勲
東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理311)に対応しています。ただ、基本的内容および配列は準拠していますが、教科書の内容の整理、理解、意見などに関しては、著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については、教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。 日々の授業に密接に関連し、授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・前西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立新宮高等学校 國松 勲
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ、基本的内容および配列は準拠していますが、教科書の内容の整理、理解、意見などに関しては、著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については、教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し、授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・前西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
「公共」(公共701)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の、年間指導計画例です。単元ごとに学習項目、学習のねらい、主な学習活動などを表にまとめました。
東京書籍(株) 社会編集部
「公共」(公共701)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の年間指導計画にもとづく評価規準例です。単元ごとに評価の具体的な内容および学習のねらいを表にまとめました。
東京書籍(株) 社会編集部
ニューサポート高校「社会」vol.28(2017年秋号)より。今回は,改訂された中学校学習指導要領を手がかりにして,新学習指導要領がキャリア教育をどう位置づけているのかについて見てみたい。そこから,新科目「公共」とキャリア教育の関係についての示唆を得ることが,小論のねらいである。
法政大学キャリアデザイン学部教授 児美川孝一郎