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2024年5月7日

幼稚園免許保有者に特別選考=24年度教員試験―青森県教委

 青森県教育委員会は、2024年度実施の小学校と特別支援学校小学部の教員選考試験で、幼稚園教諭の免許状保有者向けの特別選考を実施する。幼稚園の正規教諭として一定年数以上の経験があれば、小学校と特別支援学校教諭の免許状がなくても受験を認める。幼稚園の現場経験を持つ人に小学校教諭として活躍してもらい、幼保小連携を進める狙いだ。
 県教委によると、幼稚園教諭の免許状を持つ人向けにこうした特別選考を行うのは全国的にも珍しいという。
 24年度の選考試験では小学校教諭を約130人採用する計画で、特別選考による採用数もこの中に含まれる。特別選考の受験資格は、幼稚園などで正規教諭として24年5月31日までに3年間以上の勤務経験があり、出願時に幼稚園教諭普通免許状を持っていることの二つが条件。かつて幼稚園で勤務し、結婚を機に離職したものの、子育てが一段落した人をターゲットにしている。
 1次試験では筆記は課さずに個人面接を実施。幼稚園でどのような経験をしてきたか、経験をどう生かせるかといった観点から評価する。2次は集団討論と個人面接で、実技試験は免除する。
 採用が内定した場合は、小学校教諭2種免許状を取るのに必要な期間として25年度から最長3年の採用延期を認める。採用延期中は本人の希望により臨時免許状を与え、臨時講師で任用することも可能にするという。

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