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2024年4月18日

全国学力テスト、2教科で実施=児童生徒200万人参加―地震で休校も・文科省

 小学6年と中学3年を対象とした文部科学省の2024年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が18日、一斉に行われた。国語と算数・数学の2教科で、国公私立約2万8400校、約200万人の児童生徒が参加。結果は7月末に公表される。
 文科省によると、最大震度6弱を観測した地震の影響で、愛媛、高知両県の小中13校が休校となり、特別支援学校1校が実施を見送った。後日行う見通し。能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の小中12校は参加しなかった。
 国語は情報通信技術(ICT)に関する問題が目立ち、中学ではインターネット上の検索履歴などで情報の偏りが生じる「フィルターバブル現象」を題材に意見を記述するよう求めた。小学算数は、桜の開花予想をグラフから考察する出題があった。
 併せて行う学習環境などのアンケート調査では、21年度から一部で導入していたオンライン方式を初めて全面実施。児童生徒は「GIGAスクール構想」で1人1台配布された端末を使用して回答する。ネットワーク環境の安定性確保のため、10日〜月末にかけ分散して行われる。
 同省はテスト自体もコンピューター使用型(CBT)に移行していく方針で、25年度の全国学力テストでは中学理科でCBTが導入される予定。
 現行の学力テストは子どもたちの学力状況を把握するため、07年度から実施されている。

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