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2024年4月16日

被爆体験の継承にAI活用=広島市

 広島市は2024年度から、被爆体験の継承に人工知能(AI)などのデジタル技術を活用する取り組みを始める。被爆者の高齢化が進む中、新たな手法で被爆者の言葉や思いを後世に伝えることを目指す。24年度当初予算に関連費約160万円を計上した。
 被爆体験記や証言ビデオといった既存の資料を集約した一つのデータベースを構築し、利用者の質問に対してAIが音声や画像などで回答するシステムを想定。主に広島を訪れる修学旅行生を対象とし、平和記念資料館などで活用する。24年度は広島市立大学に委託して具体的な活用案を検討し、29年度からの運用を目指す。
 仮想現実(VR)で、原爆投下から復興までを5分間の映像で疑似体験できる事業も行う。民間企業からVRゴーグル10台を借り、24年度から国内外の原爆展などで活用する。
 平和推進課の担当者は「早めに被爆体験の継承方法を検討する必要がある。どのようなことができるか、市立大学や専門家の意見も聞きながら考えていきたい」と話している。

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