教科の広場
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第5回目の今回のテーマは、「身体の動き」について個に応じた定期的・継続的な指導の実践です。
東京都内小学校 菅野千枝子
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第4回目の今回のテーマは、「人間関係の形成」メタ認知とストレス発散に関する実践です。
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第3回目は、学校生活で求められる「コミュニケーション」スキルを培っていく実践です。
この冊子は2021年1月から2022年7月に発行された機関誌「ひろがれ国語」の小学校実践をまとめたものです。 小学校実践 総集編の特集は「多層指導モデルMIMによる特別支援教育」です。 [特集]多層指導モデルMIMによる特別支援教育 p. 2 読むことを通して学びを楽しみ学びから自信を得る p. 4 多層指導モデルMIMを用いた「読みの学習」 p. 6 多層指導モデルMIMを用いた「読み」から「書き」へ 小学校実践 p. 8 言葉による見方・考え方を育成する教材 「子どもをまもるどうぶつたち」 p.10 助け合う生き物を紹介しよう「ヤドカリとイソギンチャク」 p.12 場面を絵に描いて伝え合い、違った見方を認め合う p.14 プレゼン音読でひろがる「読み」の指導 p.16 コロナ禍...
東京書籍(株)国語編集部
教え子から届いた暑中見舞いには、小学校時代の自身の行いへの謝罪とともに、当時置かれていた環境や心境などが綴られていました。「そうだったのか…」――私は自身の児童理解の甘さを思い知らされました。連載第6回は、特別な支援を必要としている児童への指導をめぐっての私の具体的な体験談をお話ししつつ、教師の学びとしての「そうだったのか…」をテーマに、一緒に考えていきましょう。
元千葉県小学校長・元玉川大学客員教授・文教大学教職特任教員 大重基樹
担任の先生方とお話しさせていただく中で,「個別支援教材ってどのようなもの?」「どのような教材がいいの?」…などさまざまな悩みを聞きます。そこで,算数LD(学習障害)の児童に向けて,小学校第1学年を対象にPower Point 教材を作成いたしました。本教材はアセスメントツールであり,指導ツールでもあることをコンセプトとしています。音声が入っているのも特徴です。視覚刺激を用いることは,「支援者にとっては活用しやすい」「子どもにとっては楽しく見やすい」などのメリットがあります。通常学級で困難さが目立たず,見逃されてしまう可能性のある子どもを1人でも多く救いたいと思っています。先生方に少しでもご活用いただけたら幸いです。
高知大学教育学部附属小学校 近藤修史
私は、中学校の特別支援学級の担任として7年間勤務しました。特別支援学級の生徒だけでなく通常学級の生徒も含め、多くの生徒達と共に学ぶ機会を与えていただいた中で、私は全ての子供への支援教育に向けて、生徒達へ相互理解の大切さを教えていくことの大切さを実感すると共に、学校づくりの視点からは、障害や診断の有無、在籍学級に関係なく、全ての子供のニーズに寄り添う教育の実現を目指していく必要性を感じるようになりました。私が中学校勤務時代に実践した「自分パスポート作成」の実践について報告します。
埼玉大学教育学部附属特別支援学校 内藤理絵
学校には特別な支援を必要とする児童生徒がおり,すべての教職員は特別支援教育の目的や意義,障害に関する知識や配慮などについて理解するとともに,一人一人の障害の状態や特性に応じた配慮や指導の工夫を行っていく必要がある。では,実際の学校においてどのような配慮をしていけばよいのだろうか。 本冊子では,まず学校で教員が出会う具体的な事例,場面を取り上げ,次に子どもたちの声を紹介している。支援・配慮を行うためには,まずその子どもの理解を深めることが大切である。そうした子どもの思いや願いを前提として,合理的配慮等のポイントを示した。また,多くの学校で試行錯誤しながら対応している保護者とのかかわりについても取り上げている。(東研研究報告 No.305)
東京教育研究所
学習カードも授業も授業においてとても重要な役割を担っている。しかし、多くのカードは「すべての子供にとって本当に役立つのか?」という疑問もある。ましてや、特別支援を必要とする子供たちが見通しをもって取り組めるカードとなっているだろうか。そこで、特別支援教育に対応した、ユニバーサルデザインの考えを取り入れた学習カードを提案する。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
特別支援を必要とする子供たちに対応する授業づくりは、今日の喫緊の課題である。そこで、本実践では、特別支援学級と交流学級における授業の在り方を提案する。基本的には、体育科の学習を通した学級作りを中心としている。つまり、ネット型ゲームを通して、全ての子供が「できた」を体験し、学級が一つにまとまるにはどうすればよいかを提案する。