教科書の単元から資料を探すページです。
第6学年の社会科は,歴史,政治,国際理解から構成されるが,その時数のうち,6~7割程度は歴史の学習に充てられる。学習指導要領の第6学年の目標(3)にも「社会的事象を具体的に調査し,地図や年表などの各種の基礎資料を効果的に活用し(後略)」と書かれているように,年表は歴史を学習する際の基本的な資料と言うことができる。
東京都小笠原村立母島小学校教諭 和田幹夫
小学6年歴史学習を対象に,ワークショップ型授業論による「活用力を育てる」授業開発を行った。新学習指導要領が重視する「活用」とは,すでに学んだ知識や技能が,より複雑で現実的な場面で思考を展開する道具として働くということである。思考の展開は言語によって行われる。「活用」の学習活動の基盤となるのは,言語に関する能力である。
山形大学大学院教授 江間史明
批判的思考とは,「内容を鵜呑みにせず,それぞれの子どもが自分自身の意見を持つことのできる思考」である。歴史学習は暗記社会科の典型とされるため,より一層,批判的思考力の育成が求められる。
富山大学 人間発達科学部 教授 岡﨑誠司
「歴史好きの児童」を一人でも多く育てることを授業づくりのポイントとして「覚える歴史」から「考える歴史」への転換を図った平成29年度の実践である。
奈良県 大和郡山市立筒井小学校 城野敦子
鎖国体制下での幕府の情報政策を考えさせ、さらに類似した現象が他の時代にもないかなどを考えさせる学習を例に挙げ、歴史学習を小学校から中学校へ質的に発展させる方法を提案している。
岡山大学大学院教育学研究科准教授 山田秀和
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第7号[2019年]より。新学習指導要領の施行が目前に迫っている。そ の中で,「主体的・対話的で深い学び」(いわゆる アクティブ・ラーニング)の実現,そしてそのた めには「社会的な見方・考え方」を働かせること が重要であるということが,さまざまな研修や文 献で繰り返し指摘されている。「社会的な見方・ 考え方を働かせる社会科授業」をテーマに研究授 業を行っている学校も決して少なくないだろう。 では,そもそも,「社会的な見方・考え方」とは 何なのか。本稿はこの問いから始めたい。中でも, アクティブ・ラーニングの実施に最もハードルが 高い(と考えられる)歴史に注目することにする。
広島大学准教授 川口 広美
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第7号[2019年]より。 千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館(通称, 歴博)は,先史・古代から現代までの見学コース を歩くだけで,4.2㎞,1万点の資料を展示する歴 史博物館です。しかし,小学校社会科の学習指導 要領に登場する卑弥呼以下42名の人物は,ほとん ど登場しません。国宝や重要文化財も多数所蔵し ており,展示にも登場しますが,展示全体の中で, 特別に目立つ扱いをするわけではありません。そ の点では,学習指導要領に示されている,「国宝, 重要文化財に指定されているもの……などを取り 上げ,我が国の代表的な文化遺産を通して学習で きる」場所とはいいにくい博物館でもあります。
国立歴史民俗博物館教授 横山 百合子
東書教育シリーズ小学校社会科「社会科教科書の活用法」(2012年7月発行)より。■平成23-26(2011-2014)年度用教科書(6 年上) p.152,(6 年下)p.80「さくいん」,(6 年上)p.138「学習のまとめ」,に対応。15年にわたる戦争を年表に整理し,当時の小学生になったつもりで,戦争が終わったときの気持ちを考える。
東京書籍(株) 社会編集部
[PDF版]令和2~5年度(2020~2023年度)用教科書「新しい社会 6年」に準拠した単元ごとに,中心概念(概念的知識),用語・語句,問題解決的な学習の過程,を構造化したものです。
東京書籍(株) 社会編集部
[ワード版]令和2~5年度(2020~2023年度)用教科書「新しい社会 6年」に準拠した単元ごとに,中心概念(概念的知識),用語・語句,問題解決的な学習の過程,を構造化したものです。
東京書籍(株) 社会編集部
小学校社会-教室の窓Vol.7 東京書籍 2006年4月発行より。第5学年「自動車をつくる工業」の例では,平成17年度版の教科書より,自動車販売店から導入する案が取り入れられている。販売店はどの地域にもあるので,体験的な活動ができ,より高い関心や追究意欲をもたせることができる。第6学年の歴史学習で単元のまとめとして,時代のイメージをイラストで表現させると,自分なりの時代のイメージを持てるようになる。
東京都中央区立常盤小学校教諭 澤田純二,東京都杉並区立富士見丘小学校教諭 阿部秀嗣
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第8号[2019年10月]より。新学習指導要領では,「何に着目して,どのような事実を捉え,どのように考えるのか」ということ,さらに問題解決的な追究や解決の結果,何が理解できればよいのか(概念的な知識)が示されている。つまり,問題解決的な学習のプロセスを大切にしている。そこで,今後期待される社会科の授業について考えたい。
世田谷区立等々力小学校主幹教諭 田内 利美
前回までは,「単線型問題解決学習」について紹介されていましたが,今回は「複線型問題解決学習」について,6年国際単元「日本と関係の深い国々」の授業例と指導法をが述べられています。
明治学院大学心理学部教育発達学科准教授 長谷川康男
前回に引き続き,筆者の散文ノートの一部を紹介しながら,新しい学習指導要領社会科の授業づくりのポイントを述べている。今回のテーマは,伝統文化の授業づくりであり,そのためには3つのポイントが必要であると述べている。1.身近な地域の文化財や年中行事。2.県の特色ある地域の伝統や文化。3.我が国を代表する文化遺産。
國學院大學人間開発学部教授 安野功
この『人権・同和教育基本資料』は,近年の同和問題をめぐる状況,人権教育として提起されている課題,同和問題をはじめとする人権問題にかかわる研究の成果や関係資料などをまとめ,これからの教育実践の手がかりとなることを願って作成されたものです。同和問題をはじめ,あらゆる人権問題の早急な解決に向けての学習,広く豊かな人権意識が育まれる教育実践に役立つことを願ってやみません。
東京書籍(株) 社会科編集部
この『人権・同和教育基本資料』は,近年の同和問題をめぐる状況,人権教育として提起されている課題,同和問題をはじめとする人権問題にかかわる研究の成果や関係資料などをまとめ,これからの教育実践の手がかりとなることを願って作成されたものです。 教育実践等の資料としてご活用ください。
東京書籍(株) 社会編集部
香川県小学校教諭の実践によるデジタル教科書を活用した事例集を紹介します。今回,紹介している実践事例集にはAとBの2つのパターンがあります。A 一般的な授業例に基づいて指導用デジタル教科書の基礎・基本を大切にした活用事例B 香川県小学校社会科研究に沿って,単元構成,授業研究を進めた活用事例いずれも,単元計画(単元構成)に載せていますので,単元全体の流れを理解してから活用事例を参考にして,実践を深めていただけたら幸いです。
香川県 小学校教諭
東研研究報告 No. 245 特別課題シリーズ27,2013年3月発行。本研究は,社会科の基礎的・基本的な指導方法について,一昨年の「写真資料」の活用法,昨年の「グラフなどの統計資料」の活用法に続き,今年度は「地図資料」の活用法として6つの事例を取り上げました。
東京教育研究所
「地図帳の使い方」の指導にすぐに役立つ解説資料です。『新編 新しい地図帳』p.9~p.12の「地図帳の使い方」に準拠した,地図帳の使い方についての指導案と,コピー用ワークシートで構成しています。先生方が,地図に関する基礎的技能である「さくいん」の使い方,「方位」「縮尺」「地形表現」の読み取り方を指導する際に,参考にしていただける内容になっています。平成27-30(2015-2018)年度用。東書教育シリーズ小学校社会。
東京書籍(株) 地図編集部
主体的な問題解決型の授業の重要性は言うまでもない。しかし、この「問題」は一体誰にとっての問題なのか。あるいは、問題を解決する力に注力するあまり、問題を発見する力を軽視してはいないか。本稿では、主体的な問題解決型学習を支える、問題を発見する力の育成ができる教師のあり方に迫ってみたい。
岐阜大学教育学部教授 須本良夫
社会科の授業改善のポイントを、学習指導要領の主旨をふまえるとともに、教科書の具体的な箇所を例示しながらわかりやすく示しています。巻頭言では全体のポイントを、以降は学年別にポイントを示しています。社会科の授業実践にご活用ください。
東京書籍(株) 社会編集部
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.62 2021年1月発行より,[特集]今求められる学習評価。評価規準は教師が成績をつけるためだけにあるのではなく,それを基に児童の学びを把握することで,指導を工夫・改善し,単元の目標を達成できるようにしていくことが重要である。本稿では第6学年「武士の世の中へ」を例に,具体例を示す。
世田谷区立経堂小学校指導教諭 横田富信
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.61 2020年9月発行より。コロナ禍の中で,年間の授業時数が確保しづらい状況になっている。社会科でも,目標を達成する短縮カリキュラムや,授業で取り組むべきことと,授業外で取り組むべきことを区別し,学習活動を重点化することが求められている。ここでは,上記の点を踏まえた小学校4年生の「ごみのしょりと利用」の実践について紹介する。家庭で調べたことを学校で議論するという形の授業を行うことで,授業での学習,家庭での学習のどちらも,子どもにとって意味のあるものになる。
筑波大学附属小学校主幹教諭 梅澤真一
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.57(2019年4月発行)より。問題解決的な学習には段階があり,それを意識した授業の進め方をすることが大切である。また,「社会的な見方・考え方」も二つの視点から見ると,社会科の授業の様々な場面で働かせられることにも気づく。これらを踏まえると,主体的・対話的で深い学びの成立が見えてくる。これらを実際の授業として考えるためには,学習指導要領やその内容が反映された教科書はもちろん,副読本などの教材研究をすることが重要となる。
筑波大学教授 唐木清志
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.57(2019年4月発行)より。学習指導要領の改訂で,地図帳の給与が第4学年から第3学年へ早められた。すなわち,第3学年が楽しみながら,無理なく,地図活用の基本的な技術や,知識を身につけられる仕組みが求められる。また第6学年では地図帳の活用度がやや低いように感じるが,新しい地図帳の工夫次第では,地図帳を使ったより活発な学習が実現できる。地図帳の使用は,使用する4学年を通し,「社会的な見方・考え方」を身につけるのに効果的なのである。
上越教育大学大学院教授 志村喬
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.56 2019年1月発行より。地図帳を活用して「社会的な見方・考え方」を育むには,幼児期や生活科で体験を通して育んできた資質・能力を概念等に結びつけて伸ばしていくことが重要である。そのために,各学年の学習内容に沿って系統的に指導すること,初めて地図帳に触れる児童には丁寧に指導することが必要である。本稿では,これらを踏まえた地図帳の活用法について,具体的に解説していく。
元 玉川大学客員教授 松田博康
小学校社会科・学習指導要領改訂のポイントに合わせた,地図帳の活用事例集の第2集です。「地図を楽しく学ぼう」(第3学年),都道府県の学習(第4学年),自然災害を防ぐ(第5学年),歴史学習における地図帳の活用(第6学年),日本とつながりの深い国々(第6学年),「世界に目を向けよう」(第4~6学年)の6テーマについて,地図帳の効果的な活用例を記載しました。授業の際のご参考にお役立てください。
東京書籍(株) 社会編集部
大きく変わる新教育課程の小学校社会科について,わかりやすく解説しています。北俊夫先生ご執筆の総論,「見方・考え方」や第6学年政治先習などに関する論考,第3学年「市の様子のうつりかわり」などの授業構想で構成しています。
東京書籍(株) 社会編集部
小学校社会科・学習指導要領改訂のポイントに合わせた,地図帳の活用事例集です。自然災害,日本の領土,運輸,世界の歴史地図,オリンピック(オリパラ)教育,他教科での活用の6テーマについて,地図帳の効果的な活用例を記載しました。授業の際のご参考にお役立てください。平成29-31(2017-2019)年度用。(小学校社会科用 東書教育シリーズ)
東京書籍(株) 社会編集部
「教室の窓『小学校・中学校 教育情報』Vol.52」2017年9月発行より。小学校社会科における「見方・考え方」について解説する。また,実際の社会科授業で,ある視点に着目しながら子どもの意識を追究の活動へと向かわせるのは,具体的な「問い」であることを指摘し,その質の重要性について言及する。
島根大学教授 加藤寿朗
社会科・地図NEWSLETTER 第4号(2017年8月発行)より。今回の学習指導要領の改訂で社会科の目標とし て示された「公民としての資質・能力」の具体は, 中央教育審議会で示された三つの「資質・能力」 で整理されている。
東京書籍(株) 社会編集部
ニューサポート高校「社会」vol.27(2017年春号)より。「教育課程の構造転換と社会系教科教育」「小・中学校社会科の改訂のポイント」「高等学校地歴史,公民の改訂のポイント」について述べる。
元国立教育政策研究所 工藤文三
日本の「47都道府県の名称と位置」については,小学校のうちに確実に身に付けることが求められています。現場の先生方にすぐに役立つ資料として,この指導事例集を作成しました。指導のポイント解説と,地図帳の活用,歌やかるたなど活動のアイディアを掲載しています。平成27-31(2015-2019)年度用。
東京書籍(株)社会編集部
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.48(2016年4月発行)より。社会科の教科目標は教育全体の目的と重なっており,社会科の目標の達成を考えるとき,教育全体を見渡すことが必要となる。本稿では,教科等間の関連をさまざまな角度から説明する。
白梅学園大学教授 佐藤正志
「学んだことを生かして,もう一度社会を見つめる」という考え方をもう一歩進め,「プロジェクト学習」の発想を加味した学習過程を検討する。
帝京大学大学院 教職研究科 教授 中田正弘
社会科で“知識”といった場合,何を指すのであろうか。都道府県の名称や位置,あるいは,歴史上の主な出来事の年号も知識であるし,○○県の人々は,気候条件に合わせた生活を工夫しているといった概念化された知識も,社会科学習で大切にしている知識である。
帝京大学大学院教職研究科教授 中田正弘
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.42(2014年4月号)より。これからの社会科では現実の社会とかかわりながら児童が「希望を見つける」,児童に「希望が生まれる」ような学習が必要であり,そのために必要な授業づくりのポイントを解説する。
広島大学大学院教授 小原友行
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.42(2014年4月号)より。国際化,情報化が進む中,空間認知能力を育て,地図を活用することは小学校教育の課題の一つである。子どもの空間認知能力を高めるための地図帳の活用方法について,学校教育や実生活の場から具体的に提案する。
玉川大学客員教授 松田博康
社会科の基礎的・基本的な指導方法は,次の4点に大別できる。ア,資料活用に関する指導法イ,見学,観察,体験的な活動に関する指導法ウ,話し合い活動に関する指導法エ,表現に関する指導法4点は更に細かな指導方法に細分化される。これらの中から年間1 テーマを設定し,具体的かつ効果的な指導法の解明に取り組んでいく。これまで取り組んできたテーマは,①平成22年度 「写真資料」の活用法(5事例)②平成23年度 「グラフなどの統計資料」の活用法(6事例)③平成24年度 「地図資料」の活用法(6事例)今年度は「新聞づくり」の指導法として六つの事例を取り上げることとした。(東研研究報告 No.258)
東京教育研究所
国語力とか言語力とかは,国語科だけで勉強していてもできるようにはならない。社会科の歴史学習に限らず,その教科らしい問題を解決したくて本を読んだり実際にやってみたりして考えているときに,思考力も含めて読解力とか言語力とかという力を自然と身につけていくものである。こういうことを私は主張したかったのである。文科省が,全教科で言語力を身につけさせようとしているのは極めて自然である。2013年6月12日 第12回を追加。
明治学院大学心理学部教育発達学科准教授 長谷川康男
平成23-26(2011-2014)年度用「新しい社会」に対応。東書教育シリーズ。小学校社会科の教科書は,学校現場で有効に活用されていない実態が見られます。本冊子は,こうした実態や課題を踏まえて,教科書の活用方法の基本的な考え方,それにもとづく活用の事例を紹介するものです。(※本データで取り上げている教科書紙面は,著作権の関係で削除してあります。)
東京書籍(株) 社会編集部
教育内容が変わらないかぎり,いったん設定された学習問題や中心発問もなかなか変わらない。ここで生じるのが教育内容や問いの常套句化である。私たちがあらためて問い直さなければならないのは,社会科では学習者が授業後に何を問うようになることをねらって授業を行うのかということである。
宮崎大学教授 兒玉修
前回は,「価値判断力・意思決定力を育むには,どうしたらよいか」という指導法が紹介されました。今回は「合意形成をする」場面での指導法を具体的に述べています。どのような教材や学習活動が,合意形成する力を育むのでしょうか。
明治学院大学心理学部教育発達学科准教授 長谷川康男
「小学校社会科指導の基礎研究②~グラフを読み取る指導の工夫~」(東研2012年3月)より。小学校社会科の「改善の基本方針」の一つに,“社会的事象に関する基礎的・基本的な知識,概念や技能を確実に習得させ,それらを活用する力や課題を探究する力を育成する”ことが示されている。そのために,次のような学習活動を重視して取り組むことが必要となっている。
東京教育研究所
東研研究報告・特別課題シリーズ19(NO.233)「小学校社会科指導の基礎資料①~写真資料の提示の工夫~」東京教育研究所2011年4月発行より。写真は教科書でも実際の授業でも最も多く使用されている学習資料である。教室の中の子どもたちに実社会の様子を伝える役割をもった物が写真である。しかし,写真資料が効果的に使われているかどうか,実際には課題がある。
東京教育研究所
東研研究報告・特別課題シリーズ19(NO.233)「小学校社会科指導の基礎資料①~写真資料の提示の工夫~」東京教育研究所2011年4月発行より。教科書を学ぶのではなく,教科書や資料を使って考える社会科学習を進めるために,今回は社会科の学習で最も大切とされる資料の効果的活用の在り方を中心に事例を示しながら追究していくことにした。
東京教育研究所
東研研究報告233 特別課題シリーズ19,本研究は,社会科の基礎的,基本的な指導方法を4点に大別し,具体的な教材から年間1テーマを設定して,具体的かつ効果的な指導法を紹介していきます。
東京教育研究所
社会に対して当事者意識を持ってかかわるプロセスを通して,基礎・基本となる知識や概念を習得し,社会が直面する課題を発見・構成する力,協働して解決したり合意を図ったりする力,よりよい社会を形成しようとする力など,すなわち「社会に参画する」力を育成することが,将来にわたって持続可能な社会の形成者として自立して生きていける子どもを育てることにつながると考え,本主題を設定した。
福井県社会科研究協議会
九州発信 社会の道標(みちしるべ) 創刊号,2009年 12月発行より。社会科において言語活動を充実させるには何をどのように変えていけばよいかを考えてみたい。
鹿児島県鹿児島市立花野小学校 吉元輝幸
小学校においては,できるだけ早い段階から日本地図,世界地図,地球儀などに触れさせ,日本の都道府県や世界の国々を理解する上で基礎的,基本的な知識・技能を習得させることが必要となる。
玉川大学教職センター教授・兵庫教育大学客員教授 松田博康
東研研究報告No.221 特別課題シリーズ11。静岡県の駿東社会科研究会が,「生きる力を高める授業を求めて~子どもは学び,教師は伸びる」をテーマに,その社会科と総合的な学習の実践事例をまとめました。
東京教育研究所
東書教育シリーズ小学校社会科・地図用「移行期に進める新たな社会科の学習指導」(平成21年9月)より。平成21年度,平成22年度における小学校社会科の移行措置の内容とその対応についてまとめました。
東京書籍(株) 社会編集部
社会科の内容は社会事象を選択して構成しています。その内容は、文章、写真、統計に表現されて教科書、資料集等に掲載されています。そのため、社会科の学習のためには、社会事象を取り出すための問いかけ(発問)が必要です。問いかけには、ある一定のルールがあります。それが、「4W、1H」です。社会事象の秘密は4W1Hを上手に使うことによって説明することができます。
文京学院大学 國井寛
東書教育シリーズ小学校社会科:「学び方」を育てる社会科指導(東京書籍2003年8月発行)より。「教科書の学び方の系列」として,(1)地図・統計資料 (2)年表・写真・図 について,3~6学年の教科書でどのように系統化されているか一覧にしたもの。さらに実践事例として表題の2事例を紹介する。
東京書籍(株) 社会科編集部
主に小学校社会 第3・第4学年の学習内容に即したオリジナルイラスト集です。地域副読本だけでなく,テスト問題や授業プリント作成の際にもご活用いただける,東書オリジナル,著作権フリー素材集(JPEGファイル)です。小学校社会科のみならず,他教科や学級通信などでもご活用いただけます。
東京書籍(株) 社会編集部
これまで中学校社会の「公民的分野」,「地理的分野」,「歴史的分野」と高等学校「世界史」の接点を探求し,少なからずの解説を試みてきました。その中で,小学校ではどのような学習をしてきたのかが気がかりになりました。そこで,5・6年生の社会科の教科書をめくってみると,刺激的な内容に驚きました。5年生では日本の産業や国土について,6年生では歴史的分野と公民的分野を学習します。世界史を学習する際,わかりやすく,丁寧で適切な表現を使わねばならない状況になった時,小学校の教科書から多くの示唆を得ることができるのではないかと考え,小学校の学習内容と世界史の接点を探求し,高校で世界史を指導しておられる方々へ是非紹介しておきたいと本稿を記すことにしました。
東京教育研究所 岸田理
北海道・青森県・秋田県・山形県・宮城県・福島県・静岡県・岐阜県・愛知県・愛媛県・徳島県・岡山県・山口県・島根県・鳥取県・福岡県・福岡県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の地名の由来を取り上げました。
東京書籍(株) 地図編集部
[紹介する都道府県]茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・新潟県・山梨県・長野県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県。各地域の地名のいわれについて,各地域に在住する先生方によりまとめたものです。写真や図版,参考文献も紹介しております。地域の資料としてご活用ください。
東京書籍(株) 地図編集部
「教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.58 2019年9月発行」より。現行学習指導要領と新学習指導要領の違いは「小学校社会科の内容と関連」の在り方が明確に示されていることだ。それを踏まえ,学習指導要領解説にある「小・中学校社会科における内容の枠組みと対象」や公民の教科書紙面をみると,社会科の内容面での校種間連携を考えることができる。学習指導要領の内容や教科書紙面の工夫を捉えたうえで,教師自身が校種間連携を考えて授業作りをしていくことが大切である。
筑波大学教授 唐木清志
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第7号[2019年]より。今回の改訂では,学校教育を通じて育成すべき 資質・能力が「知識及び技能」「思考力・判断力・表 現力等」「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱 で示された。とりわけ,三つめの「学びに向かう力, 人間性等」については,他の二つの柱をどのよう な方向性で働かせていくかを決定付ける重要な要 素であり,社会や生活の中で児童生徒がさまざま な困難に直面する可能性を低くしたり,直面した 困難への対処方法を見いだしたりできるようにす ることにつながる重要な力であるとしている。
帝京大学教授 中田 正弘
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第6号[2018年]より。新学習指導要領では,「諸事象を捉える視点や 思考の枠組み」として各教科において「見方・考 え方」が重視され,社会系教科教育においても,小・ 中・高一貫性という観点から社会的な見方・考え 方の育成が重視されている。社会的な見方・考え 方について,新学習指導要領では,「社会的事象 等の意味や意義,特色や相互の関連等を考察した り,社会に見られる課題を把握してその解決に向 けて構想したりする際の視点や方法」と定義され, 「課題把握→課題追究→課題解決」のプロセスに よって構成される学習活動の軸として位置づけら れる。
東京書籍(株) 社会編集部
Google フォームを使用した 一問一答です。小単元ごとに10個の説問をご用意しています。テンプレートを使用して、そのままお使いいただくことができるほか、加工してお使いいただくこともできます。お使いいただくためには、Google アカウントが必要になります。Google Chrome よりリンクをクリックすると Google フォームのプレビュー画面が出てきます。「テンプレートを使用」をクリックすると、お使いのアカウントにファイルがコピーされます。適宜加工してお使いください。
東京書籍(株) 社会編集部
歴史学習の1時間ごとに,地域に関連する読み物資料を用意した(全体で60数話分に及ぶが,ここではそのうちの4話を紹介する)。・ヤマトタケルノミコトがやってきた! 豪族の出現( 古墳時代)・頼朝がやってきた! ( 鎌倉時代)・大津波がやってきた ( 元禄大地震)・鴨川に空襲がやってきた(昭和時代)
千葉県鴨川市長狭地区公民館長 佐川 仁
2024~2027(令和6~9)年度用小学校教科書「新編 新しい社会」の年間指導計画作成のための資料です。
東京書籍(株) 社会編集部
2024~2027(令和6~9)年度用小学校教科書「新編 新しい社会」の年間指導計画作成のための資料です。
東京書籍(株) 社会編集部
2024~2027(令和6~9)年度用小学校教科書「新編 新しい社会」の年間指導計画作成のための資料です。
東京書籍(株) 社会編集部
2024~2027(令和6~9)年度用小学校教科書「新編 新しい社会」の年間指導計画作成のための資料です。
東京書籍(株) 社会編集部
新学習指導要領への円滑な移行を図るため,平成29年7月7日に移行措置が告示された。移行期間における基本方針は以下の二点である。①小学校,中学校ではそれぞれの移行期間において,円滑な移行ができるように内容を一部加えて指導する。②前項①の対応を要しない場合は,積極的に新学習指導要領による取り組みを行う。本稿では,①に焦点を当て,小学校,中学校に分けてその概要をまとめ,解説する。
東京書籍編集局
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.51 2017年4月発行より。新学習指導要領における社会科のポイントを,「目標」から読み解くとともに,「内容」の示され方に特徴があることにも触れながら,各学年の指導内容の主な改訂点について解説する。
国士舘大学教授 北俊夫
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.50 2017年1月発行より。今回の学習指導要領(社会科)の改訂の方向性と,社会科・地理歴史科・公民科で育成する「思考力・判断力・表現力等」は,小・中・高を一貫して育成するよう,四つの力について解説する。
埼玉大学教授 桐谷正信
本誌は,東京教育研究所 東北分室の教育情報誌で,地域の教育実践などをご紹介します。今回は,「ICT 利活用」というテーマで,東北学院大学文学部教授 稲垣 忠先生と福島県郡山市立芳山小学校の小林 勇二先生から寄稿していただきました。稲垣先生からは,かつて提唱された個別の学びに寄り添うCAI(Computer Assisted Instruction),思考を拡張するためのノートサイズのコンピュータ「Dynabook 構想」,多様な人との関わりあいによる学びCSCL(Computer Supported Collaborative Learning)の3つの活用について,考察をまとめていただきました。そして,小林先生からは,コロナ禍におけるリモートワークを活かした授業実践例を紹介していただきました。タブレット端末を活用した小学校社会科の実践事例「社会科におけるタブレット端末を活用した授業」です。
東京教育研究所 東北分室
「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する,小学校及び中学校の社会科,地図に関する情報誌です。教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。第8号は,特集テーマとして「新学習指導要領の完全実施に向けて」を設定し,巻頭言,論考6本,ICT情報,地図帳最新情報,地図往来(エッセー)を掲載しています。
東京書籍(株)社会編集部
「社会科・地図 NEWSLETTER」は,「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する小学校及び中学校の社会科,地図に関する教育情報誌です。教科の最新情報や,教育現場の課題に対する提言などをお届けします。第9号は,特集テーマとして「学習者用デジタル教科書」をとりあげ,巻頭言と,小学校実践紹介2校,小中一貫校の実践紹介1校,およびICT情報として,弊社の学習者用デジタル教科書の情報を紹介します。
東京書籍(株)社会編集部
平成28年4月創刊の,社会科,地図に関する情報誌です。今号より「教室の窓 社会版・機関誌」としてリニューアルし,小学校及び中学校向けの内容にリニューアルしました。年2回発行予定で,教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。 第3号は,巻頭言,論考6本,地図帳最新情報,歴史の散歩道(エッセー)を掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部
「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する,小学校及び中学校の社会科,地図に関する情報誌です。教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。 第4号は,巻頭言,論考6本,ICT情報,地図帳最新情報,歴史の散歩道(エッセー)を掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部
「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する,小学校及び中学校の社会科,地図に関する情報誌です。教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。 第5号は,巻頭言,論考6本,ICT情報,地図帳最新情報,歴史の散歩道(エッセー)を掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部
「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する,小学校及び中学校の社会科,地図に関する情報誌です。教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。 第6号は,巻頭言,論考6本,地図帳最新情報,地図往来(エッセー)を掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部
「社会科・地図 NEWSLETTER」は、「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する小学校及び中学校の社会科、地図に関する教育情報誌です。教科の最新情報や、教育現場の課題に対する提言などをお届けします。
東京書籍(株)社会編集部
歴史の転換点にある現代において,時代の転換を見通す目をいかに子どもたちにつけることができるのか。そのような歴史教育はいかにして可能になるのだろうか。以下では,そのような問題意識の下,同じく時代の転換点にあった戦前において,同じような問題意識を持っていた羽仁五郎の歴史教育論から学び直してみることにしよう。
東京大学准教授 小国喜弘
「教室の窓 社会版・機関誌」として発行する,小学校及び中学校の社会科,地図に関する情報誌です。教科の最新情報や,現場の課題に対する提言などをお届けします。第7号は,巻頭言,論考6本,ICT情報,地図帳最新情報,地図往来(エッセー)を掲載しています。
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