教科別の新着資料のほか、「編集部からのおすすめ」も掲載しています。
特別研究報告の第一弾であった『「話す力」を育む実践プログラム』では、子供たちが自分の思いや意見を表す「イイタイコト」を話せるようになるために、「考える」「伝える」「見せる」という3 つのステップでプレゼンテーションを準備する手法や、「考える」過程をさらに「広げて- 深めて- 選ぶ」という段階に分けて育む重要性が強調されました。 第二弾となる本書は、その第一弾を踏まえ、母国語でのしっかりした思考を土台として、外国語でも表現力が花開くよう、子供たちを支援したいとの思いで編まれています。中学生がグローバル人材に必要なコミュニケーション力を伸ばす上で原動力となる「イイタイコト」が膨らむよう、主に英語教科書『NEW HORIZONEnglish Course』を題材に授業で活用できる実践例を紹介します。
東京教育研究所、一般社団アルバ・エデュ
学習の基本である「主体的・対話的で深い学び」を英語の授業において実現させるための指導を提案するワークシート集です。教科書の読み物教材(Read and Think)を生徒が主体的に内容理解活動を行い、生徒同士の対話的な学びを通じて、その教材の深い理解を実現し、かつその教材を使って、4技能すべてを活用した指導を展開する指導方法を提案します。
京都外国語大学 教授 杉本義美
本誌は,学習者用デジタル教科書の活用を中心としたICT活用に関する最新の情報についてまとめた情報誌です。2024年度より、タイトルを「GIGAスクール構想第2期に向けて」とし、構成も一部変更しました。タイトル変更後第3号となる今号では、広瀬一弥先生(日本デジタル教科書学会 会長、亀岡市みらい教育リサーチセンター 指導主事)による巻頭言に続いて、教科書内デジタルコンテンツ等を活用した授業記録である「My Lesson Log」(小学校国語・小学校算数・小学校道徳・中学校英語・中学校書写・中学校技術)、プログラミング教育の今(小学校理科における実践紹介と、中学校技術における活用の提案)、生成AI活用の今(大阪市教委の取り組みと、大阪市立中学校における実践紹介)、リーディングDXスクール指定の学校紹介と、多彩な情報を掲載しています。
東京教育研究所
令和7年度版 中学校教科書「NEW HORIZON English Course」を使いこなしていただくための、授業準備応援企画です。指導書ラインナップや新コンテンツなど、4月からのよいスタートが切れるよう、ぜひご覧ください!
東京書籍株式会社
本冊子では、令和7年度版『NEW HORIZON』の特徴と、実際の授業での指導のポイントをわかりやすく解説します。学びの主人公である生徒が自ら学ぶ授業をいっしょにつくっていきましょう。
東京書籍(株)英語編集部
移民の人口比率が20%を超え、さまざまな文化が息づくダイバーシティの国、カナダ。バンクーバー在住のMari先生(令和7年度版NEW HORIZON編集委員)と長女Hibikiちゃんが、カナダの魅力を動画で発信します。
日本カナダ商工会議所理事 Kato Mari
より良い英語教育をめざし、東京書籍は「Over the NEW HORIZON 期待に応える、期待を超える」というメッセージを掲げ教科書の編集に取り組んできました。本号では、NEW HORIZONの今後の展望、そして令和7年度版教科書の特色についてご紹介します。
東京書籍(株) 英語編集部
私が「『生徒が自ら学びをデザインする』授業」を考えようと思ったのには2つの理由があります。1つは、数年前に授業者として公開授業をした際、授業後の授業研究会で、参観された方から「やらされ感満載の授業」と言われた経験があるからです。以降、生徒が「やらされ感」を持たない授業を目指して、授業改善の試行錯誤が続きました。そのような中で、蓑手(2021)の「自由進度学習」や奈須(2021)の「自己決定的学習」などに感銘を受け、自分の授業を大きく変える必要性をより一層感じました。
鳴門教育大学附属中学校 天王寺谷圭司