• 文字サイズ
  • A-
  • A+

東書Eネットロゴ

  • 東書Eネットへ登録する
  • 東書EネットIDでログイン

東書Eネットロゴ

  • 東書Eとは?
  • 東書Eネットへ登録する
  • 東書EネットIDでログイン

ページTOPへ

前のニュース

次のニュース

2024年4月26日

教員経験者を「主任」に採用=東京都教委

 東京都教育委員会は、2024年度に実施する教員採用試験から、教員経験者を対象にした「キャリア採用選考」を新設する。学校運営の中核を担う「主任教諭」として採用する枠で、即戦力となる人材を確保しやすくする狙いがある。
 主任教諭は、09年に都が独自に導入した職層。一般の教諭と、管理職を補佐する主幹教諭の間に位置付けられ、主幹教諭の補佐や後輩の指導などに当たる。教員経験が8年以上あることを条件に、選考試験に合格すれば昇任できる。
 主任教諭になると給与は増額される。年収は一般の教諭に比べて、33歳時点で約22万円、60歳時点で約77万円多くなる。
 新設するキャリア選考は、国公私立学校で正規教員として8年以上の経験があり、24年度末で30歳以上の人が対象。国公立学校での勤務経験が3年以上あれば、1次試験の一部を免除。国立を除く都内の公立学校退職後10年以内であれば、1次試験全体が免除される。
 最大20人を採用する予定。主任教諭として合格しなかった場合も、一定の基準を満たしていれば教諭として採用する。担当者は「子育てや介護などで離職した人にも、中堅の教員として再び力を発揮してもらいたい」と話した。

教育文化ニュース一覧に戻る

前のニュース

次のニュース