2024年4月24日 わいせつ行為で女性養護教諭を懲戒免職=三重県教委 三重県教育委員会の福永和伸教育長は23日の定例記者会見で、男子生徒に対してわいせつな行為を行ったとして、公立中学校に勤務する27歳の女性養護教諭を同日付で懲戒免職にしたと発表した。福永氏は「公教育に対する信頼を大きく損なった」と述べ、陳謝した。 県教委によると、この養護教諭は2023年中、中学校の保健室内で男子生徒1人から抱きついたりキスをするなどの行為を求められ、制止するなど適切な指導をすることなく、複数回にわたってその求めに応じていた。男子生徒の保護者が校長に相談したことで発覚した。教諭は発覚後、LINEなどのSNSで「私を守って」と自身の行為を擁護するよう男子生徒に求めていた。 教諭は聞き取りに対して、事実関係を認めているという。県教委は警察に相談し、条例違反などがなかったかを調べている。