2024年4月22日 飲酒事故の市立小教頭を免職=福島県教委 福島県教育委員会は19日、酒気帯び状態で車を運転し、事故を起こしたとして、須賀川市立第一小学校の星和明教頭(50)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 職員課などによると、星教頭は先月27日夜、同校の送別会に参加した帰りに酒気帯び状態で自家用車を運転し、信号待ちをしていた車に追突して運転手にけがをさせたとして福島県警に現行犯逮捕されていた。教委の聞き取りに対し、「仮眠をして酔いがさめたと判断した。後悔してもし切れない」などと話しているという。 県教委によると、昨年度の教職員の懲戒処分件数は過去5年間で2番目に多い20件で、うち5件は懲戒免職処分だった。教委は再発防止策として、教育長が県立各校を訪問し指導するなどしていた。箱崎兼一教育次長は「綱紀粛正の指導を重ねる中で新たに懲戒処分が発生したことは誠に遺憾だ。心からおわびする」と陳謝した。