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2019年1月11日

◎「組織風土」改革が課題=年度末に再発防止策―文科省

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐる接待汚職事件などで大きく信頼を失墜した文部科学省。汚職の土壌となった組織風土の改革などを目指し、年度末には再発防止策を盛り込んだ改革策をまとめる。ただ、一連の不祥事を踏まえ、実効性のある対策を打ち出せるかは不透明だ。
 「私たちが目指す文部科学行政の継続は強い使命感、心の持ち方による。政務三役、職員と強い気持ちを共有することでイノシシのように力強く駆け抜けていきたい」。柴山昌彦文科相は8日、職員に向けた年頭あいさつで、檄(げき)を飛ばした。
 局長級幹部の相次ぐ逮捕、起訴により、事務次官らが引責辞任に追い込まれる非常事態に陥った。同省は昨年8月、若手職員らが参加するタスクフォースを設置し、同12月に改革案を取りまとめた。課題として「責任感・当事者意識の欠如」「内外の権威ある者に対して必要以上に気配りする組織風土」などを挙げた。
 文科相が本部長の「創生実行本部」が3月末に改革策を打ち出すが、同省では組織的な天下りあっせん問題を受け、2017年にも幹部職員の意識改革などが打ち出されたばかり。同省幹部は「一人ひとりの意識を変えないといけない。文科省はどう変わったのかとずっと言われ続ける」と語る。
 事件の舞台となったJAXAも調査チームを設置し、宇宙飛行士の講師派遣など便宜供与の疑いが指摘された4事案を調べた。昨年12月の報告書は「内部規定に照らし、不公正な職務執行はなかった」と判断。選考過程に事後検証できない部分があるなど、規定類の改善を求めるにとどまった。

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