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2018年5月16日

◎選手情報に最短アクセス=学生考案、スマホかざすだけ―東京五輪

 スポーツを観戦する人が求める情報は多様化している。2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会はこのほど学生からアイデアを募り、テレビに映る選手の顔にスマートフォンをかざすだけでプロフィルが分かるアプリ案を最優秀賞に選んだ。
 うまい、かっこいい、かわいい―。顔とプレーを見てそう感じても、外国の選手だと名前も分からず検索する手がかりがない。アプリを考案した同志社大3年の杉谷瑛介さん(20)は「いかに海外選手を身近に感じられるか。日本の選手を見る外国人も同じ」との思いから着想したという。
 画面にかざすだけで、情報に最短で到達できることがアイデアの肝。スポーツとテクノロジー、キャリアを絡めた活動に取り組む杉谷さんは、自身を含む若者の行動傾向から「思考すらしなくていいものを作れたら」と考えた。検索履歴から人工知能(AI)がインターネット上のスポーツ動画を集めて提示するアプリの構想もある。
 組織委も実現へ向けて検討を始めた。舘剛司テクノロジーサービス局長は「検索に慣れていない人も自動化されればできるようになる」と幅広い世代への利点を挙げる。顔認証技術や映像権の課題もあるが、「使い勝手にこだわり、今あるテクノロジーでいかに理想に近づけるか」と前向き。アプリに日時を認識させて競技のライブ情報を配信し、検索しなくても円滑に選手情報に到達できる仕組みで代用することも考えられるという。
 杉谷さんはプロフィルについて「選手村での生活の様子なども知りたい」と言う。舘局長は「組織委がプラットフォームを用意し、選手に自発的に書き込んでもらうやり方もある」と話した。

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