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2018年5月16日

◎原爆死没者名簿の「風通し」=114冊、30万8700人―広島

 広島市中区の平和記念公園で16日、原爆死没者名簿の湿気を取り除き、異常がないかを調べる「風通し」が行われた。市職員は原爆が投下された午前8時15分に黙とうした後、名簿を原爆死没者慰霊碑の前に並べ、一枚ずつ丁寧にめくって保存状態を確認した。
 名簿は114冊で、昨年8月5日までに亡くなった30万8725人の氏名と死没年月日、死没時の年齢が記されている。身元不明者を悼むため「氏名不詳者多数」と1ページ目に書かれ、あとは全て白紙の名簿と、長崎で被爆したが広島への奉納を遺族が希望する9人分の名前が書かれた名簿も1冊ずつ含まれている。
 名簿が奉納されている慰霊碑の石室と奉安箱の清掃や、調湿剤と防虫剤の入れ替えも行われた。
 市は、昨年8月6日以降の死没者の記帳を6月初旬に始める予定。8月の平和記念式典で石室に納める。

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