教科の広場
本誌は,学習者用デジタル教科書の活用を中心としたICT活用に関する最新の情報についてまとめた情報誌です。2024年度より、タイトルを「GIGAスクール構想第2期に向けて」とし、構成も一部変更しました。タイトル変更後第1号となる今号では、豊田充崇先生(東京教育研究所 主任研究員/和歌山大学 教授)による巻頭言に続いて、ICT活用に関する現状について、兵庫県神戸市、大阪府枚方市の事例を紹介しています。また、教科書内デジタルコンテンツ等を活用した授業記録である「My Lesson Log」(小学校家庭・中学校理科・小学校算数2事例)、生成AI活用の今(物語の挿絵を画像生成AIでデザインする取り組みの紹介)、ICTの利活用に関する学術論文紹介と、多彩な情報を掲載しています。
東京教育研究所
本誌は、現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探るWeb限定の教育情報誌です。令和6年度の第1回は、「学校における不登校児童生徒への支援」をテーマにしました。文部科学省の調査(令和5年10月発表)によると、令和4年度の国立、公立、私立の小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千件という結果になりました。文部科学省では、令和5年3月に、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLOプラン)を発表し、不登校対策の一層の充実を求めています。不登校児童生徒への支援は、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、一人一人の能力を伸ばし、社会において自立的に生きて...
「次期 ICT 環境整備方針の在り方ワーキンググループ取りまとめ(案)について」やその概要の資料などが掲載されています。
文部科学省
「プログラミング教育の過去と未来」と題して、プログラミング教育の今までとこれからについて解説します。3回連載の第1回目は、過去編として必修化公表からの8年について記しています。
NPO 「みんなのコード」 アドバイザー (株) LX DESIGN(複業先生)アドバイザー 福田 晴一
「一人一台端末」時代となった今、改めてICTの活用について考えてみませんか? 当コーナーでは各地のICT実践を中心に、デジタルを活用した授業づくりについて考えてみたいと思います。今回は、新潟市立女池小学校の落合悠太(おちあいゆうた)先生による「書くこと」の実践を取り上げます。
新潟市立女池小学校教諭 落合悠太
本誌は、現在注目を集めている教育事情について、東書Eネット会員の先生方にアンケートの回答をお願いし、回収したデータの分析を基に、課題や今後の解決方法について探るWeb限定の教育情報誌です。令和5年度の第3回は、「学校における働き方改革の取組状況」をテーマにしました。学校における働き方改革は、中央教育審議会で議論され、平成31(2019)年1月25日に答申が取りまとめられ、文部科学省、教育委員会、学校等において改善の取組が進められてきました。しかし、教師の長時間勤務の状況を改善するのはたやすくなく、令和5(2023)年8月には、中央教育審議会から「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策」が提言されました。こうした状況を背景に、学校現場における働き方改革の取組とその実効性について...
本誌は,学習者用デジタル教科書の活用に関する最新の情報についてまとめた情報誌です。2023年度より、タイトルを「使ってみませんか デジタル教科書」とし、構成も一部変更しました。タイトル変更後第3号となる今号では、朝倉一民先生(北海道札幌市立発寒南小学校 教頭)による巻頭言、学習者用デジタル教科書の活用を授業の中に位置づけた授業記録である「My Lesson Log」(小学校英語・中学校数学・中学校英語)、ICT教育の今(学校独自で情報探究カリキュラムを開発した事例、文部科学省リーディングDXスクール生成AIパイロット校による生徒がChatGPTを使用した取り組みの紹介)、水鳥寿思様(株式会社MIZUTORI)による、運動学習支援アプリ「スポテク」の紹介と、多彩な情報を掲載しています。
学習者用デジタル教科書を用いた指導を、教科書の具体的な単元に沿ってその実践をシリーズで紹介します。
神奈川県横浜市立馬場小学校 矢柄梨花
GIGAスクール構想により、1人1台端末と高速ネットワークが学校に整備された。2020年からの2年間は、いかに端末に慣れるか、授業にどう取り入れるのか、などが話題の中心であった。しかし今後は、これらの環境を活用して、いかに学習者中心の学びを作っていくかが重要となる。一方で、学習者主体の学びは教師のこれまでの授業観を変容させる必要もあり、難しさが伴うことが指摘されている。また、デジタル教科書やクラウドツールなど、新たな学習リソースが活用できるなかでこれらを取り入れた学びをどのようにデザインしていけばよいのかについての知見は十分ではない。そこで、我々は、研究者と現場教員とで研究チームを組織し、これまでの授業の課題点を洗い出し、その課題点に対する改善策を具体的な授業デザインの形で提案することとした...
本誌は,学習者用デジタル教科書の活用に関する最新の情報についてまとめた情報誌です。2023年度より、タイトルを「使ってみませんか デジタル教科書」とし、構成も一部変更しました。タイトル変更後第2号となる今号では、今野貴之先生(明星大学 教育学部 教育学科 准教授)による巻頭言、学習者用デジタル教科書の活用を授業の中に位置づけた授業記録である「My Lesson Log」(小学校英語・小学校算数・中学校英語)、ICT教育の今(デジタル学校図書館の取り組み、大学と教育委員会が協働した教育の情報化への取り組みの紹介)、若山幹晴様(ポケトーク株式会社)による、「ポケトーク」の活用事例紹介と、多彩な情報を掲載しています。