教科の広場
高校社会の授業では、共通テストや大学の過去問を授業や課題で取り扱うことがあります。こうした入試演習も、ICTを活用すれば時間と労力をより効率化・省力化できます。空欄補充・選択式問題だけでなく、論述問題についてもICTを活用するワザ(一例)を具体的にご紹介します。
愛媛県 愛光中学校・高等学校 和田誠
現在の「高等学校学習指導要領」(平成30年告示)総則では ①知識・技能の習得、②思考力・判断力・表現力等の育成、③学びに向かう力,人間性等の涵養 が目標として掲げられています。しかし、高校の授業でこれらが偏りなく実現できているかと問われると、私個人は「不完全」だと言わざるを得ません。そこで今回、「ロイロノート」を活用して思考力を鍛えるための授業をデザインし、実践しました。
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第14回。今回は、国土地理院が公開しているWeb版「地理院地図」です。従来地理学習において、読図は紙で行われてきました。しかし「地理院地図」には、紙の地図ではかなわなかった多様な情報やコンテンツ、機能が実装されたことで、より効果的で詳細な地域調査が可能となりました。本稿では、「地理院地図」を活用した実践事例をご紹介します。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
本誌は、東京書籍が発行する情報誌「教室の窓」の北海道版です。テーマに沿って、高等学校の現場の先生方から実践事例などをご紹介いただきました。今回は「人種・人権×SDGs」と題し、高等学校の授業実践例を四つ取り上げました。まずは巻頭言で、北海道教育大学名誉教授の大津和子先生から「『人種』概念の理解を深めるために」についてご執筆いただき、今回取り上げた四つの授業実践を紹介していただきました。そして、各実践例には、本編とは別に詳細な学習指導(活動)案や実際のご授業で使われた自作資料などを[関連資料]として添付しました。(2022年4月号)
東京書籍(株) 北海道支社
現在金融業では、データ処理や分析、取引、契約に、AIやインターネットが使われています。しかし、中学・高校の公民の「金融分野」の学習は仕組みや政策を学ぶことに終始し、金融の「現実の姿」に迫れるような「生きた学び」ができていないのではないかと、以前から感じていました。そこで今回、「株式学習ゲーム」を使って、ゲーム感覚で金融について学べる授業を高校2年生の「現代社会」で実践しました。
東京書籍の教科書『政治・経済』(2東書・政経311)の配列に対応しています。基本的な内容及び配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解などについては著者の考え方が打ち出されています。したがって,一部に配列を変更したものや省略したものもあります。内容についても,重要と思われるものなどは,教科書の内容を踏まえながらも,多くの内容を盛り込んでいます。
元福岡市立福翔高等学校,西南学院大学 河村敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
東京書籍の教科書『倫理』(2東書・倫理311)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。 日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立新宮高等学校 國松 勲
本誌は、東京書籍が発行する高校社会の教育情報誌です。「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められ、「対話」が注目されていることを踏まえ、巻頭言では倫理における「対話」について、納富信留氏にご寄稿いただきました。特集では、本年1月に実施された「大学入学共通テスト分析」として、地理歴史科・公民科の各出題科目に関する分析記事を掲載しています。また、「新科目コラム」として、公民(公民科授業における「問い」の重要性―生徒が市民になる公民科授業へ―)、地理(大地形と資源:石油はどこでとれるか?)、歴史(「日本史B」を「日本史探究」へつなげる授業の試行―近代のジェンダーをSDGsと関連させて―)について紹介しています。
東京書籍(株) 社会編集部
東京書籍の教科書・新課程『現代社会』(2東書・現社313)に対応しています。ただ,基本的内容および配列は準拠していますが,教科書の内容の整理,理解,意見などに関しては,著者の考え方が強く打ち出されています。重要な分野については,教科書のページ数にこだわらず増ページとしています。日々の授業に密接に関連し,授業に役立つ内容となっています。
元福岡市立福翔高等学校・西南学院大学 河村 敬一,元福岡県立宗像高等学校 國松 勲
「教師が自分でホームページをつくって運営する」と聞くと、ハードルが高く感じますよね。しかし、Googleサイトというツールを使えば非常に簡単です。複雑なコードやプログラムに関する「知識ゼロ」でも大丈夫、見た目もそれなりのクオリティになります。本稿では、Googleサイトの具体的なつくり方に加え、それを授業でどのように活用していくかについてご紹介したいと思います。