教科の広場
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数4」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)「新しい算数」4上p.22では、折れ線グラフの基本的な構造や特徴を扱います。ここでは、折れ線グラフが時系列データを表現していることを大切にしたいところです。すなわち、棒グラフは多い順に項目を入れ替えることもありますが、折れ線グラフは、時間の経過とともに変化する様子を表すため、棒グラフのように横の軸を入れ替えられないということです。 授業では、あえて指導者が項目を入れ替えるなどしながら、折れ線グラフの特徴を捉えさせるといった仕掛けも有効だと思います。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数5」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)5上p.21では、今日の深い学びとして、L字型の立体の体積を学習します。紙面において、問題との出会わせ方に工夫をしており、立体の一部を隠すことで「直方体だったら、縦×横×高さで求められるけど…」のように、体積を求めるのに必要な構成要素に自然に着目させながら新たな問題に出会えるようにしています。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数3」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)今回は、3年第2単元「時こくと時間のもとめ方」の学習で活用できるデジタルコンテンツをご紹介します。本単元では、ある時刻から「○分後」「○分前」の時刻を求めたり、2つの時刻の間の時間を求めたりしていきます。時刻や時間の概念は抽象的なものですので、児童にとっては理解が難しい内容です。模型時計の操作や教科書に提示したような数直線の図を活用して、具体的、視覚的なイメージをもたせながら理解を深めていきましょう。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数2」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)今回は2年第2単元「たし算の ひっ算」、加法の交換法則での図の取り扱いについて、紹介します。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数1」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)1年①p.6~11で1から5の学習をした後、p.12、13で5の構成を扱っています。5の構成というのは、「5は3と2」という分解の見方と、「3と2で5」という合成の見方があります。この分解と合成の見方は表裏の関係にあり、これを双方から往復することで数の見方が深まっていきます。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数2」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)データの活用の学習では、調べる目的を明確にすることが大切です。目的によって、データを整理する観点や、どのようなグラフに表すかが変わってくるからです。2上p.8では、進級したての時期に、クラスの友だちともっと仲良くなりたいという目的意識を持てる内容を扱っています。この目的意識のもと、「したいあそび」を調べています。「したいあそび」についてグラフと表に整理すると、数の多小や数が分かりやすくなることに気づかせます。教科書のデータでは、「おにごっこが一番多いので、みんなでおにごっこをすればもっと仲良くなれそう」のように、目的に沿って、データを根拠とした判断をすることができます。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数3」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)「新しい算数」3上p.15~17では、九九の数範囲を超えた 12×4 の答えの求め方を考えます。既習の九九や分配法則、10のかけ算などを活用して問題を解決していくわけですが、ここでは、図から式に表現したり、式を見て図に表現したり、という表現間の行き来も大切にしたいところです。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数5」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)5上p.8では、5円玉の重さ3.75gの「3.75」という数がどんな数であるかを、小数の仕組みを意識しながら考えます。本単元では、単元プロローグに「オープニングムービー」をご用意しています。オープニングムービーでは、5円玉の重さを上皿天秤と分銅を使ってはかってみるという場面を取り上げます。5円玉の重さ3.75gを、1g、0.1g、0.01gの分銅で表したり、分銅の組み合わせを変えても3.75gになることを示したりして、小数の仕組みへの関心を高めることを意図しています。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数6」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)6年p.8では、身の回りにある様々なつり合いのとれた形(線対称な図形、点対称な図形)を観察し、気づいたことや感じたことを話し合います。本単元では、単元プロローグに「オープニングムービー」をご用意しています。オープニングムービーでは、紙コップで風車を作る場面を取り上げます。風をあてると羽が回る風車と回らない風車を比較し、その形の違いに気づかせ、対称性への関心を高めることを意図しています。
2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数6」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)6年p.14では、点対称な図形について調べます。点対称の意味を理解するにあたっては、線対称と対比しつつ類推的に試行をくり返すなどして理解を深めさせるようにしましょう。