教科の広場
iPadを使って、生徒自身が撮影した地元の写真と自作の詩を組み合わせ「漢字仮名交じりの書」の作品制作を行った学習活動の報告です。相互鑑賞では「Google Classroom」を使用しています。
広島県立呉宮原高等学校 迫眞一郎
『書道Ⅰ』(書Ⅰ305)の教材に関連したサイトをまとめた教科書リンク集です。NHK高校講座をはじめ,教材となった古典・古筆を所蔵する美術館・博物館や,ユネスコ世界遺産の案内など,授業の参考資料や家庭学習の補助として使えるウェブサイトをまとめました。 (それぞれのウェブサイトへの接続には通信料がかかります)
東京書籍(株)高等学校書道編集
今回は和歌を利用した学習で,締めくくりに値する「古典を生かして」という,創作活動に寄与する部分を取り上げ,実践例をご紹介したい。(実践事例文中より)
東京都立小金井北高等学校ほか 酒井佑
木簡や掛け軸制作を通した『書道Ⅰ』の授業実践事例です。臨書活動のみならず,木簡や掛け軸を制作することで,生徒の活動意欲を促したり書に関わる文化について知識を伝えたりする指導の報告になります。
兵庫県 甲南女子中学校・高等学校 西岡公明
互いの作品を鑑賞する際に,表現の意図について発表したり,批評し合ったりする活動を取り入れて,「A表現」及び「B鑑賞」のそれぞれの指導事項を有機的に関連付けて指導することで,作品や他者への理解を深めることを期待したい。(実践事例文中より)
群馬県立渋川女子高等学校 川浦篤
芸術教科は保守的に捉えられがちで,特に書道はICTとは無縁のように思われている。しかし,ICTを活用することにより,学習指導要領にもある「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業」を意識しやすい教科として,芸術科の重要性を示したいと考えた。(実践事例文中より)
大阪高等学校 書道科教諭 木村 隆志
本誌は,東京書籍が発行する高校書道の教育情報誌です。高校書道に関する現場からの活動報告,写真資料,書道の用具・用材に係わる話題など,最新教科情報としてまとめました。
東京書籍(株) 書道編集部
「ICTを活用した鑑賞指導」ということで、私は電子型タブレットを使った授業を展開している。赴任時から使用し、五年目を向かえた。電子型タブレットとしてiPadを使用しているが、様々な機材を駆使し、より効果的な授業を行えるよう試行錯誤の毎日である。この発表から、皆様の効果的なICT活用に繋がれば幸いである。
山形県立寒河江高等学校 佐藤勝
毎年、書道Ⅰの最初の授業で、筆を持った経験や書道選択理由、授業でやりたいこと等について生徒に尋ねている。生徒の回答は毎年ほぼ同じで、「字がきれいになりたい」といった内容が多数を占める。当たり前のように思われるが、生徒の回答の詳細を読んでいくと、生徒がイメージする「書道」が見えてくる。そして、それは大抵、高等学校芸術科書道の内容の大部分と一致しない。私は、生徒が高等学校芸術科書道の内容を理解し、興味を持ち、抵抗感なく古典の学習に取り組めるような導入を図りたいと考えた。
東京都立高校非常勤講師 五十嵐ももこ
書道の学習活動において、書くということは思考力・判断力・表現力を伴うものである。この思考力・判断力・表現力を育成するにはどのような手立てが必要なのか、今回は行書の臨書を通じて考えてみた。
長野県長野吉田高等学校 太田直樹