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2024年4月2日

都立高で生徒の居心地検証=東京都

 東京都は2024年度、研究機関と連携し、都立高校で生徒の居心地を数値化し、改善するための検証プロジェクトを始める。海外で活用されている「学校風土を測る尺度」などを使い、独自調査を実施。居心地の向上に向けた具体策を講じ、不登校やメンタルヘルス問題の未然防止につなげたい考えだ。
 学校風土尺度では、人間関係、組織体制など学力以外の観点から、学校全体の特色を数値化する。「学校では自分らしくいられるか」「学校の決定に、生徒が意見できるか」といった約30問のアンケートに答えてもらい、▽生徒と教師の信頼関係▽生徒同士の信頼関係▽学校の運営方針に関われる感覚▽勉強に集中できる環境―の4項目で分析する。
 都は、公益財団法人「東京都医学総合研究所」(医学研)と協定を締結。医学研は数値化した尺度を基に生徒が潜在的に抱える不満やニーズを探り、必要な改善策を提案する。過去に不登校や高校中退などの経験がある生徒を主に受け入れる都立高1校をモデル校に選定。対策後に再度アンケートを行い、居心地が改善されたかも検証する。
 都によると、インドの高校でも同様の検証が行われ、生徒が匿名で投票できる意見箱の設置や、学校活動について話し合う場の開設などにより、いじめや暴力が従来と比べ85〜90%減るといった高い効果があった。都は、こうした海外の先進事例を教員に紹介する研修の実施も予定している。

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