教科書の単元から資料を探すページです。
数学という言葉を聞いただけで「私は嫌いだ。」「僕は苦手で・・」と思う生徒が多いようである。計算が苦手だからとか、考えるのが面倒くさいなどがある。小学校の算数問題での苦手意識を引きずっている傾向もあるようである。しかし、数学が嫌いな人でもナゾナゾやパズル的な問題になると、目を輝やかせる傾向が高くなるから不思議なものである。今回取り組むパズル的問題は「直線による平面分割」である。
千葉県中学校教諭
東書教育シリーズ中学校数学用「活動を取り入れた数学の授業」99年11月発行より。2つのコインを用意し,1つの コインを指で押さえ固定し,その周りをもう1つのコインで1まわりさせる。このとき, コインは, 元の位置に戻るまでに何回転するだろうか考えてみよう。10円玉でやったとき、2回転することに生徒は驚く。
山口大学教育学部附属光中学校 川野信一
2021~2024(令和3~6)年度用教科書「新しい数学3」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)3年巻末p.233「瞬間の速さ」では、p.112のジェットコースターの平均の速さをもとに瞬間の速さについて考えます。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
2021~2024(令和3~6)年度用教科書「新しい数学3年」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)3年p.235「黄金比」では、縦と横の比についてさらに考えを深めていきます。p.63で調べたコピー用紙の縦と横の比と、新書判やICカードの縦と横の比は異なっています。ここでは、その比について考えるなかで、相似や2次方程式が活用できることに気づかせたいところです。また、このような数理的な考え方が人間の文化と深くかかわっていることも感じさせたいですね。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
2021~2024(令和3~6)年度用教科書「新しい数学3」に準拠。(math connect「今日の授業のひと工夫」)3年巻末p.232「パスカルの三角形」では、数の並びと多項式の関係や数の並び方の規則性を見つける活動をします。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
筆者が授業を担当している中学2年の数学A(数式・関数分野担当)は、2学期までに中学3年間の全課程を終えることができた。そして、この3学期はカリキュラムにとらわれることなく、フリーなアングルで授業を進めることにした。 うれしいことに、多くの生徒は豊かな数学力をもち合わせている。その力を深く拡がらせ、数学の面白さを感じとれる教材として、フィボナッチ数とその発展を中心に捉えることにした。
東京都 海城中学・高等学校 木村直毅
東書教育シリーズ中学校数学用「活動を取り入れた数学の授業」99年11月発行より。課題は、「ジュースの空きビン3本で, 中身の入ったジュース1本と交換します。」と設定して,「買う本数」と「飲める本数」の関係を考えよ。
東書教育シリーズ・発展的な内容 関連資料「課題学習・選択授業」2002年8月発行より。授業に役立つ数学の話。ここでとり上げた内容は,数学史をどのように教材として利用したらよいかの一例を示したものです。
数学教育研究家 片野善一郎
内容:小学校高学年以降で算数・数学を指導する際に,参考資料となる資料です。第1テーマから第14テーマまで,興味のあるところからご利用くださ。もくじ(テーマ):運賃の計算・裁ち合わせ・「薬師算」・「絹盗人算」および「絹」・順列や組合せの問題・馬乗り問題・橋の工事負担問題・「旅人算」・「倍増問題」と「からす算」・「鶴亀算」・「両替算」・売買問題・枡と「油分け算」・和算に挑戦しよう(「虫食算」,円周率)・和算研究所・東書文庫の紹介*ファイルサイズ7.6MBあります。ディスクに保存してご利用ください。
和算教育研理事長 佐藤健一
[東書教育情報]ニューサポート中学数学No.15(2003年4月発行)より。和算の特色は簡単にいうと,驚くべき計算力と直感力である。『新しい数学』1年[東京書籍平成14-17(2002-2005)年度用]の自由研究「円周率を求めて」に建部賢弘の『綴術(てつじゅつ)』が出ているので,これを例として説明してみよう。
数学史研究家 片野善一郎
小学校算数科・中学校数学科 「和算つれづれ」東京書籍 2003年4月発行より。虫食算は東京都稲城市の穴沢天神社の算額の問題の1つである。円周率について、江戸時代の数学者・関孝和が円周率をなるべく正しい値を持つ分数に直す方法を考えた。
和算教育研理事長 佐藤健一
ここでは数学に対する興味・関心を高めることを目標とし,課題学習的に実験を通し円周率を求める。モンテカルロ法※によって,確率を利用して円周率を求めるため,生徒も楽しみながら授業に取り組むと思われる。実験から求める値のため,本当の正確な円周率を求めることはできないが,自らの手で求める過程を大事にしたい。円周率を,実験を通し,自らの手で導き出す数学実践事例。
青森県 中学校
「教室の窓」小学校算数・中学校数学Vol.2(2004年9月発行)より。全国各地で開かれる和算の研究大会や交流会に参加すると、必ずといってよいくらい算額の見学が組まれている。その算額の中には現代になってから復元されたものもあるが、見学の目玉になっているものは現存している本物である。それは、今から100年以上も前のもので、字や図は完全には読み取れない。
和算研究所理事長 佐藤健一
東書教育シリーズ・発展的な内容 関連資料・課題学習・選択授業「授業に役立つ数学の話」東京書籍2002年8月発行より。ここでとり上げた内容は,数学史をどのように教材として利用したらよいかの一例を示したものです。
数学教育研究家 片野善一郎
「高等学校数学実践事例集」より。(1)(2)―パスカルの三角形,(3)(4)―二項定理,(5)テイラー展開。この資料は,高校数学の教科書で取り扱う内容に関して,いろいろな角度から解説をしたものです。それらは,導入例や,参考になる先生方へのコメント,中学校の復習,発展的内容,教科書で扱っている内容の背景などを集めたものです。各内容は1ページにまとまっています。
東京書籍(株) 数学編集部
[東書教育情報]ニューサポート中学数学No.15(2003年4月発行)の投込。江戸時代初期に出版された『算元記』や,算額、『割算書』などを素材にして、正三角形や円の面積を求める問題を紹介する。
筑波大学附属駒場中・高等学校教諭 牧下英世