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「新編 新しい国語」 単元全時間学習指導案(高知県香南市立野方小学校2016年5月)より。本単元では,シリーズ作品を読んで読書会を行うという言語活動を設定する。シリーズ作品を比較したり関連付けたりしながら読み,感想メモに「シリーズ作品を読んで強く感じたこと(作品のよさ)」「本の題名」「心がひかれたところと想像したことや感想」をまとめて,読書会で伝え合うというものである。
高知県香南市立野方小学校
本単元では,家族やふるさとなどを大切に思う心が描かれている本を読み,読書発表会で友達に紹介するという言語活動を設定する。発表会では,「紹介したい心」と本の題名・作者名・登場人物・あらすじ・心に残った言葉・どう思ったか(自分の経験と結び付けた感想)を伝えて,感想を述べ合う。
高知県香南市立野市小学校 辻隆弘
生きる力を育むことばの授業 19号-子どもの思考力・表現力を高める言語技術(2)-(東研情報2013年9月27日発行)より。情報の取り出し,解釈,熟考・評価といった学習活動であるPISA型読解力を取り入れ,物語の読みにおいて根拠を明確にして,自分の意見や感想を形成していく力を育てたいと考え実践した。
大阪市立鯰江東小学校教諭 片山幸子
「単元を貫く言語活動実践案集」(東京教育研究所 関西・四国分室2013年9月)より。活用に重点化した言語活動(読書活動)。人物関係や情景描写等の叙述を裏付けとして,自分の考えを説明する。愛の心が描かれた本を数冊読み,その本から選んだ愛の心(家族愛,兄弟愛,郷土愛,動物愛)を心に残った一文やあらすじ,人物関係をまとめ,紹介する。
東京教育研究所 関西・四国分室
2002-2004(平成14-16)年度版新しい国語に対応。1月単元の9時間分の授業記録,1時間ごとに具体的な活動事例を示してあります。
徳島県小学校
・場面の移り変わりを構造図に表すことを通して,「もの」「風景」「人」といった観点を意識しながら,「美しさ」について読み取り,自分なりの読み取りを友達に紹介することができる。・ 教材文に対する読み取りの違いを基に交流することで,自分の観点から読んだ「美しさ」や最後の文章に対する読み取りを振り返るきっかけとし,様々な読み取り方があることに興味を持つことができる。・ 共通の教材で読み取った内容に関連する物語を選び,自分なりの読み方を生かして物語のおもしろさを味わうと共に,ブックトークでお互いの選んだ物語を紹介し合うことができる。
香川県小学校
学習過程を大きく2段階に分けて考える。一つは「読むこと」の基礎・基本を確実に身につけることを目標とする「正しく読む段階」である。もう一つは,その上で展開する思考力・判断力の育成を目標とする「豊かに読む段階」である。また,この2段階の学習過程を「評価基準」を示しながら授業展開することで,意欲を高め,満足感・達成感の得られる授業展開となるようにした。
東京書籍(株) 国語編集部