教科書の単元から資料を探すページです。
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.37 2012年9月号より。生活の営みは,自分だけの問題ではなく,自然環境や地域社会,地球全体にかかわる問題であることを,実践的・体験的活動を通して学び,実生活(生き方)を変えるきっかけにできる家庭科の充実は,ESDの充実に直結する。
香川大学准教授 妹尾理子
[東書教育情報]ニューサポート小学校No.21(2003年4月発行)より。総合的な学習で取り組んだ「環境を考えたくらし方」と関連づけて実践したものである。生活の中で,布を使ったものは既製品としてたくさんの種類が出回っていて,手軽に手に入る。学習指導要領のねらいの実現に向けた教科書活用の実際について述べる。
東京都東村山市立久米川小学校教諭 伊賀美穂
子供たちの生活感覚は,各家庭の生活様式を反映しており,それはまた各家庭の買い物のあり方がベースとなって作り上げられているといえるのではないだろうか。このように価値観は多様化し,身の回りには物や情報があふれる中で生活する子供たちに,よく考えて買い物をする心や力を育てることが大切であると考え,研究を進めることにした。
愛知県知多市家庭科部会
本稿は,現代に生まれ育っている子供たちに金銭や身の回りの物の使い方を見直し,計画的に生活しようとする態度を身に付けさせることを目標とした家庭科の指導案である。
福島県小学校教諭
修学旅行代を自分が家庭の手伝いをして支払うとしたら? お金を稼ぐということがどれだけ大変か。そうして稼いだお金をどうやって使うか。収支のバランスの大切さを子どもたちはまさに身を以て体験した。
田辺市立芳養小学校教諭 中根真富
家庭でのお金の使われ方に興味・関心を持たせ,家庭生活では様々な支出があり,お金の使い方についても毎日決定していることに気付かせることで,家庭経済に関する初歩的な学習をする題材の開発について紹介する。
千葉市立扇田小学校教諭 鳥羽波峰
物の選び方や買い方に関して賢い消費者としての行動がとれるような,実践的な力を育てることをねらいとして,「買い物アドバイザー」という視点を取り入れた授業例を紹介する。
千葉大学教育学部附属小学校教諭 佐藤翔
「主体的・対話的で深い学びを実現するワークシート集」(2017年10月)より。実物を手にしながら考えることで,より実践的に買い物の場面を想起して学習することができる。
東京書籍(株) 家庭編集部
「主体的・対話的で深い学びを実現するワークシート集」(2017年10月)より。1年生の体の大きさや道具の大きさや数を調べる。買い物についての学習を生かし,また移動教室に行く先の特産品を調べ,買い物の参考にする。自分の実践のよかったこと,困ったことを振り返ったり,友達の工夫を聞いたり,生活に生かそうとする。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科の学びを豊かにするデジタル活用実践事例集ーすぐに使えるテンプレートつきー(2022年10月作成)より。・ 物や金銭の使い方と、買い物や環境に配慮した生活について理解しているとともに、購入に必要な情報の収集・整理が適切にできる。・物や金銭の使い方と、買い物や環境に配慮した生活について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。・家族の一員として、生活をよりよくしようと、物や金銭の使い方と買い物や環境に配慮した生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭科編集部
今回の学習指導要領の改訂では「D身近な消費生活と環境」においては、生活において主体的に実践できるようにするために、他の内容との関連を図り、実践的に学べるよう配慮することが挙げられている。ここでは,食品カードを使って,児童が調理の材料を選ぶことを通して、目的に合った物の選び方や買い方をについて考えたり、工夫したりする学習活動を取り上げている。
東京都 区立小学校
言葉の解説集(5)環境編「グリーンコンシューマーって何ですか?」(2016年7月)より。 「ESD」 は,Education for Sustainable Development の略で「持続可能な開発のための教育」と訳されていま す。現在,世界には,環境・貧困・人権・平和・開発と いったさまざまな地球規模の課題があります。
東京書籍(株) 家庭編集部
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。本校は,世界自然遺産「知床」に存在している児童生徒数69名の規模の小さな学校である。平成28年4月に小中併置校から義務教育学校となり,9年間の学びの充実を目指した小中一貫教育を推進している。小中一貫教育の考え方は様々あるが,本校は4-3-2の3ブロック制を取り入れ,各ブロックで適切な段差を付け,その段差を乗り超える力を付けるように取組を進めている。特徴的な取組をいくつかを紹介する。
斜里町立知床ウトロ学校校長 長谷博文
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年12月に発表された中央教育審議会の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」には,「持続可能な開発のための教育(ESD)は,次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」と明記されています。この答申を受けて,小・中学校学習指導要領改訂版(2017年3月公示)の前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,全教科においても関連する内容が盛り込まれました。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年8月の「審議のまとめ」を経て,12月の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」では,「持続可能な開発のための教育(ESD)は次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」とされた。そして,2017年3月,学習指導要領の告示に至った。全体の内容に係る前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,一定の取り組むべき方向性が示された。加えて,新学習指導要領を貫く「カリキュラムマネジメント」と「主体的・対話的で深い学び」,「社会に開かれた教育課程」の3つの視点は,学校におけるESDの推進にとっても極めて重要なキーワードとなった。
北広島市立東部小学校校長 設楽正敏
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。家庭生活は地域の人々との関わりで成り立っていることが分かり、地域の人々との協力が大切であることを理解しているとともに、適切にできる。家族や地域の人々との関わりについて問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、家族や地域の人々との関わりについて、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。1食分の献立の栄養のバランスや買い物の仕方、環境に配慮した調理の仕方について理解しているとともに、購入に必要な情報の収集・整理が適切にできる。1食分の献立の栄養のバランスや買い物の仕方、環境に配慮した調理の仕方について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、栄養を考えた食事や買い物、環境に配慮した生活について、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。製作計画やミシンぬいによる製作の仕方について理解しているとともに、適切にできる。生活を豊かにするための布を用いた物の製作計画やミシンぬいによる製作について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、生活を豊かにするための布を用いたミシンぬいによる製作について、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。住まいの働きや季節の変化に合わせた夏の住まい方や衣服の着方について理解しているとともに、日常着の手入れについて考え、工夫することができる。夏の住まい方や衣服の着方と手入れの仕方について、「持続可能な社会」の視点から問題を見いだして課題を設定し、解決策を考え、実践・評価・改善することで、課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、「持続可能な社会」を実現する快適な住まい方や衣服の着用と手入れについて、主体的に取り組んだりふり返ったりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。住まいの整理・整とん、清掃の必要性や仕方について理解しているとともに、適切にできる。住まいの整理・整とんや環境に配慮した生活について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、快適な住まい方や環境に配慮した生活について、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。食事の役割と栄養について理解しているとともに、伝統的な日常食である米飯及びみそ汁の調理計画や調理の仕方について理解しているとともに、適切にできる。食事の役割と栄養、伝統的な日常食である米飯及びみそ汁の調理計画や調理の仕方について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・ 改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけようとしている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、食事の役割や調理の基礎について、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。自分の生活と環境の関わりや、環境に配慮した物の使い方などについて理解している。身近な物の選び方、買い方について、さらに、環境に配慮した生活について、物の使い方などの課題解決に向けた一連の活動について、考えたことを分かりやすく表現している。家族の一員として、生活をよりよくしようと、物や金銭の使い方と買い物や環境に配慮した生活について、工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
【東書教育シリーズ】家庭科から始めるSDGs-実践事例集&ワークシート集(2021年10月)より。製作計画や手ぬいによる製作の仕方について理解しているとともに、適切にできる。生活を豊かにするための布を用いた物の製作計画や手ぬいによる製作について問題を見いだして課題を設定し、さまざまな解決方法を考え、実践を評価・改善し、考えたことを表現するなどして課題を解決する力を身につけている。家族の一員として、生活をよりよくしようと、生活を豊かにするための布を用いた手ぬいによる製作について、課題の解決に向けて主体的に取り組んだり、ふり返って改善したりして、生活を工夫し、実践しようとしている。
東京書籍(株) 家庭編集部
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。私は2030アジェンダに出会う前から,私たちの住む星「地球」の自然環境の破壊,地球温暖化による気候変動等に対して危機感を持ちながら暮らしていました。2030アジェンダを読んだとき,自然環境だけではなく経済,社会における重要課題が明文化され,さらに,地球を救うことができる最後の機会は私たちであると,書いてあったことに衝撃と焦りを覚えました。2030アジェンダのタイトルにある「変革」をするためにどうしたらいいのかと悩む毎日です。「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」は2014年9月に国連総会にて採択された文章です。この2030アジェンダの中に持続可能な社会を世界で目指す目標としてSDGsが記載されています。SDGsのみに焦点が当てられていますが,2030アジェンダにはSDGsが必要な背景も書かれていますので,一読をオススメます。
北海道地方ESD活動支援センター 大崎美佳
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。小学校社会科6年単元「コンビニから見えてくるSDGs」の実践例。コンビニエンスストアとSDGsの関連について興味をもち,商品などから出るプラスチックごみの削減に向けて自分にできることを考える。
石狩市立石狩小学校教諭 田中孝治
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。 札幌市では,2018年3月に策定した「第2次札幌市環境基本計画」において,初めて行政計画としてSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて取り組むこととなった。本計画では,「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市『環境首都・SAPPORO』」を将来像とし,環境,社会,経済分野の統合的取組を推進することで,SDGs達成にもつなげていくことを位置付けた。特に近年の気候変動をはじめとする環境問題は,地球温暖化の影響による大型の台風や干ばつなどによる世界的な気象災害の増加により,経済的被害やそれに伴う貧困の悪化や健康被害など,我々が消費する資源やエネルギーによる影響が環境分野にとどまらないグローバルな課題につながっており,SDGsはこのような世界の現状への気付きと解決に向けた視点を得るための非常に重要な目標となっている。
札幌市環境局環境計画課推進係長 佐竹輝洋
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。学習指導要領(2017.3公示)前文に「持続可能な社会の創り手」の育成が明記され,「持続可能な開発のための教育(ESD)」の重要性があらためて指摘されました。同時に,2030年を目途とする「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献することが求められています。17の具体的な目標からなるSDGsを意識したり明示することにより,きわめて広い学習領域をもつESDの実践が,よりやりやすくなったともいえます。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。年末に生徒会が行っている募金活動を,より募金の使われ方が目に見えるようにタイの子どもが1年間学校へ通学するための支援金として送金する取り組みに変更した。生徒玄関には現在支援しているタイの生徒の写真が掲示されている。そして,これらの活動が,SDGsの目標3「福祉と健康」,目標4「質の高い教育」につながる活動だということを教職員に伝えて,現在取り組んでいるこれらの活動を生かしながら次年度の学校経営に向かいたいという私の願いを少しずつ広めていった。
石狩市立花川北中学校校長 橋詰典明
東書教育シリーズ小学校家庭科「生きる力を育む家庭科ワークシート」(東京書籍2000年12月発行)より。1ページ目がワークシート,2ページ目が学習のねらいと留意点。購入する場合は,金銭の使い方や買った物の活用の仕方についても考え,消費者として主体的に日常生活で実践できるようにするための素地を育てる。
東京書籍(株) 家庭科編集部
東書教育シリーズ小学校家庭科「生きる力を育む家庭科ワークシート」(東京書籍2000年12月発行)より。1ページ目がワークシート,2ページ目が学習のねらいと留意点。計画的に生活することの大切さが分かるようにする。また,物を選んだり購入したりするときに,自分の生活に必要かどうかを自分の目で確かめ決定できるようにする。
東京書籍(株) 家庭科編集部
平成17-22(2005-2010)年度用小学校家庭科ワークシート(児童用)東京書籍2005年6月作成より。「新編 新しい家庭5・6」に準拠した構成になっています。また,教科書・教師用指導書「指導編」・「研究編」と関連をとってありますので,そのままご使用できます。どんなところにお金を使っているか。プ リペイドカードについて調べる。買 い物の計画を立てる。品物を選ぶときに,気をつけること、など。
東京書籍(株) 家庭科編集部
「主体的・対話的で深い学びを実現するワークシート集」(2017年10月)より。「実践例3 【第5学年】 シミュレーション活動を通して主体的な思考力・判断力・表現力を培う学習活動の工夫買い物名人になろう―あなたならどののりを買う?―」のワークシート。
東京書籍(株) 家庭編集部
「(家庭科)移行期からの実践事例集-すぐに使えるワークシート入り-」(2018年10月)より。物や金銭の大切さや消費者としての役割が分かり,自分自身が消費者として,主体的に物や金銭の使い方と買 い物や身近な環境に配慮した生活の工夫を考えることができる。
東京書籍(株) 家庭編集部
「主体的・対話的で深い学びを実現するワークシート集」(2017年10月)より。「実践例5 【第5学年】 学校行事との関連を図り,切実な課題意識を持たせる工夫 「家庭科力」を使って,移動教室で成長しよう!」のワークシート。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年12月)より。2019年の温室効果ガス排出量は 591億トン(CO2換算)で,過去最大を更新しました。もし今以上の温暖化対策をしない場合,21世紀末の平均気温は,20世紀末に比べて最大 4.8℃上昇して,真夏日(最高気温 30℃以上)の日数も更に増加すると予測されます。例えば東京では,真夏日が年間約 46日から年間約103日になり,1年の3割近くが真夏日,という時代が来る可能性があります。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年10月)より。生活に欠かせないさまざまな設備や仕組みを「インフラ(インフラストラクチャー)」といいます。インフラは,整備されるだけでなく,ずっと継続して誰でもが利用でき,自然災害などで一時的に使えなくなっても,速やかに回復できることが重要です。そのような「強靭(レジリエント)なインフラ」を整備されれば,日々の生活や産業が安定して営めるようになります。そして,産業が発展し,貧困や労働の問題を解決することにつながります。さらに,技術革新(イノベーション)がより活発になります。そうすれば,既存の枠組みで解決できないような問題も,全く新たな方法で解決できるようになるかもしれません。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年9月)より。現代の生活において,経済,医療,教育,農業,交通や通信など,あらゆる場面で電気が不可欠です。しかし世界で約 8.4 億人(2017 年)は,電気を利用することができていません。とくに開発途上国の生活改善や経済成長には,安定して手軽に利用できる電気の供給が必要です。一方で,エネルギーを生み出す際に排出される CO2 などの温室効果ガスは,平均気温上昇の原因になっています。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年9月)より。上水道の普及している日本では,ほぼいつでもどこでも,安価で安全な水が手に入ります。けれど,それは当たり前のことではありません。世界で約 22 億人が,安全な飲み水にアクセスできず,不衛生な水で年間約 180 万人の子どもが亡くなっています。家族のために毎日遠く離れた水源へ水くみに行き,学校へ通えない子どももいます。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。「絶対的貧困」とは,一定の所得水準に満たない状態のこと。国連では,1 日 1.9 ドル未満で生活している状態を「極度の貧困状態」と定義しています。世界銀行の統計によると,「極度の貧困状態」で生活しているのは,世界の約 10 人に1人です。「相対的貧困」とは,その国の貧困線(「国民を所得の多い順に並べたとき,真ん中の人」の半分)未満の状態のこと。日本は,子どもの相対的貧困率が13.9%(2015 年)で,OECD 加盟国の中でも高い数値です。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsの 17 の目標を紹介します。「家庭科の教科書には,SDGs のそれぞれの目標に関連する内容がたくさん載っている。どこに,どの目標と関連した内容があるか,探してみよう。」
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsとは,国連で決めた「持続可能な開発目標」のこと。2015 年,「誰も置き去りにしない(no one will be left behind)」社会を創造するために,国連総会で採択されました。今だけでなくこの先もずっと,地球上の誰もが安心して,満足に暮らしていけるようにするには,SDGsの 17 の目標を,2030 年までに達成する必要があります。そのために,社会の担い手である私たちは, どのように生活を変えていけばよいのでしょうか。家庭科には,そのヒントがたくさんあります。各目標についてくわしく知り,持続可能な生活と社会を実現していきましょう。
東京書籍(株) 家庭編集部
2030年までに達成するべき国際社会共通の目標である「SDGs (持続可能な開発目標)」について,教科書を活用してご授業をする際の助けになるよう「Let’s Study! SDGs」というお知らせペーパー(教授用資料)をシリーズで発行しております。
東京書籍(株) 家庭編集部