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6年道徳「問題解決的な学習を取り入れた道徳の授業の展開」(2021年4月)より。問題解決的な授業の展開案で、児童の学習活動を中心に、学習課題とまとめを入れました。(ねらい)誰に対しても思いやりの心を持ち、親切にしようとする態度を育てる。
静岡県公立中学校校長 粂 由利子
6年道徳「問題解決的な学習を取り入れた道徳の授業の展開」(2021年4月)より。問題解決的な授業の展開案で、児童の学習活動を中心に、学習課題とまとめを入れました。(ねらい)日本人としての自覚や誇りをもち、進んで他国の人々とつながり、国際親善につとめようとする態度を育てる。
静岡県公立中学校校長 粂 由利子
小学校社会-教室の窓Vol.10 東京書籍2007年4月発行より。第6学年の国際交流や国際協力に関わる学習について,学習指導要領解説には,外国の人と直接交流したり国際協力に携わる人の話を聞いたりすることが具体的な展開例として挙げられている。しかし,漠然と交流し,話を聞くだけでは,子どもが世界における我が国の役割を考えることは難しい。
埼玉県さいたま市立高砂小学校教諭 山田和宏
小学校社会-教室の窓Vol.8 東京書籍2006年9月作成より。単元「世界の平和と日本の役わり」においては,世界の紛争や悲惨なできごとを出発点にして,世界平和の実現に努める人々の国際交流や国際協力の取り組みを調べ,世界平和を実現するための方法を考える学習を展開する。
愛知県名古屋市立御器所小学校教諭 川瀬憲一
東研情報 教室の窓 小学校71社会(東京教育研究所2002年9月発行)より。もっと広い視野で物事を考え,無理だと思っていたことができることによって,問題解決の意欲も高まるのではないかと考え,その「できる」という可能性を見せてくれるゲスト・ティーチャーをお願いすることにした。そして,「自分たちにも何かできるのではないか」という考えをもてるようにしていった。
東京都渋谷区立中幡小学校教諭 澤田純二
教室の窓「教育情報Vol.30」2010年4月より。2008(平成20)年1月の中央教育審議会答申は,「伝統や文化に関する教育の充実」について,次のように提言している。国際社会で活躍する日本人の育成を図る上で,我が国や郷土の伝統や文化を受け止め,そのよさを継承・発展させるための教育を充実することが必要である。
広島大学大学院教授 木村博一
「小学校社会科 デジタル教科書活用事例集」(香川県2014年5月)より。本単元では人々の活躍の様子を一人ひとりが実感することが重要である。そのため,デジタル教科書を活用して,写真資料を提示し,そこから人々の活動の様子を読み取っていきたい。A: 一般的な授業例に基づいて指導用デジタル教科書の基礎・基本を大切にした活用事例
香川県高松市 小学校教諭
「小学校社会科 デジタル教科書活用事例集」(香川県2014年5月)より。日本が今,どのような活動をしているのかを調べ,今後のあり方について考えることで,日本の果たすべき役割について考える。そして,持続可能な社会の実現のために,社会の一員として生きる自分にできることを考えることで,グローバルな視野を養っていきたい。B: 香川県小学校社会科研究に沿って,単元構成,授業研究を進めた活用事例
香川県高松市 小学校教諭
5年道徳「問題解決的な学習を取り入れた道徳の授業の展開」(2021年4月)より。問題解決的な授業の展開案で、児童の学習活動を中心に、学習課題とまとめを入れました。(ねらい)日本人としての自覚を持って、国際親善に努めようとする心情を育てる。
静岡県公立中学校校長 粂 由利子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。北海道教育委員会では『今日の急速な社会変化の中にある学校が諸課題に対応していくため,教員に視野を広げる機会を与え,これを通じて得たものの見方や考え方を学校教育に還元していく』というねらいの下,教員長期社会体験研修を実施している。そのいくつかの受け入れ先のひとつにJICA北海道(札幌)がある。今から約10年前の2008年1月,私はJICA北海道主催の教師海外研修で10日間ほど,アフリカのタンザニアを訪れる機会に恵まれた。教師海外研修とは,全国の各JICA国内拠点でそれぞれ実施している,国際理解教育に取り組んでいる教員・教育関係者を対象とした研修だ。開発途上国における国際協力の現場や,現地の人々の生活を視察する。更に,事前・事後研修を行い,現地での取材や体験をもとにした,国際理解教育のオリジナル教材を作成する。この研修に参加して教材を作成し,学級の子どもたちに授業したところ,大変興味を持ってくれたのだ。私はその面白さに魅せられてしまい,このような機会にたくさんの教員や児童生徒に出会ってほしいと思うようになった。
教員長期社会体験研修員 千歳市立北栄小学校教諭 堀幸美
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。本校は,世界自然遺産「知床」に存在している児童生徒数69名の規模の小さな学校である。平成28年4月に小中併置校から義務教育学校となり,9年間の学びの充実を目指した小中一貫教育を推進している。小中一貫教育の考え方は様々あるが,本校は4-3-2の3ブロック制を取り入れ,各ブロックで適切な段差を付け,その段差を乗り超える力を付けるように取組を進めている。特徴的な取組をいくつかを紹介する。
斜里町立知床ウトロ学校校長 長谷博文
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年12月に発表された中央教育審議会の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」には,「持続可能な開発のための教育(ESD)は,次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」と明記されています。この答申を受けて,小・中学校学習指導要領改訂版(2017年3月公示)の前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,全教科においても関連する内容が盛り込まれました。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年8月の「審議のまとめ」を経て,12月の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」では,「持続可能な開発のための教育(ESD)は次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」とされた。そして,2017年3月,学習指導要領の告示に至った。全体の内容に係る前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,一定の取り組むべき方向性が示された。加えて,新学習指導要領を貫く「カリキュラムマネジメント」と「主体的・対話的で深い学び」,「社会に開かれた教育課程」の3つの視点は,学校におけるESDの推進にとっても極めて重要なキーワードとなった。
北広島市立東部小学校校長 設楽正敏
近年、SDGsが日本国内に広く浸透してきた。文部科学省もSDGsの重要性を打ち出し、新学習指導要領前文で「持続可能な社会の創り手の育成」を明示するに至った。しかし学校の現場では、SDGsをどう扱えばよいかわからないという声や、逆にこれまで社会的事象を学習課題として取り上げてきた先生方からは「これ以上何をすればよいのか」という声もある。本稿では、小学校社会科でのSDGsの扱い方について考察する。
愛媛大学 教育学部 准教授 藤原一弘
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。私は2030アジェンダに出会う前から,私たちの住む星「地球」の自然環境の破壊,地球温暖化による気候変動等に対して危機感を持ちながら暮らしていました。2030アジェンダを読んだとき,自然環境だけではなく経済,社会における重要課題が明文化され,さらに,地球を救うことができる最後の機会は私たちであると,書いてあったことに衝撃と焦りを覚えました。2030アジェンダのタイトルにある「変革」をするためにどうしたらいいのかと悩む毎日です。「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」は2014年9月に国連総会にて採択された文章です。この2030アジェンダの中に持続可能な社会を世界で目指す目標としてSDGsが記載されています。SDGsのみに焦点が当てられていますが,2030アジェンダにはSDGsが必要な背景も書かれていますので,一読をオススメます。
北海道地方ESD活動支援センター 大崎美佳
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。小学校高学年~大人(小学生の場合は小学生新聞を活用)を対象に,単元名「SDGsから新聞記事を読む」の実践例。SDGsが世界のどのような現状から目標として設定されたのかを理解する。新聞記事を読み,SDGsのどれに関連しているか,どのように関連しているかを考える。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。小学6年総合的な学習の時間の単元名「いいね!ん?どうなってるの?インドから始める私のSDGs」の実践例。2018年にSDGsの1つ「貧困」をテーマとした教材作りのためにインドでフィールドワークを行った。その中で強く印象に残ったのが,貧富や男女といった格差の問題である。しかし,それだけを焦点化した教材は,ややもすると「インドは嫌だな。日本に生まれてよかった。」との思いを児童に抱かせる恐れがある。そこで,まずはインドへの興味関心を高める段階。次にインドの人々の気持ちを共感的に理解する段階。そして日本も同様な問題を抱えていて,それは国際社会共通の問題であることを知る段階,というように少しずつ世界的な課題を児童の生活に近付けていきSDGsと児童自身の生活を結び付けて考えられるような授業を目指した。
札幌市立伏見小学校教諭 佐久間みのり
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。小学校社会科6年単元「コンビニから見えてくるSDGs」の実践例。コンビニエンスストアとSDGsの関連について興味をもち,商品などから出るプラスチックごみの削減に向けて自分にできることを考える。
石狩市立石狩小学校教諭 田中孝治
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。 札幌市では,2018年3月に策定した「第2次札幌市環境基本計画」において,初めて行政計画としてSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて取り組むこととなった。本計画では,「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市『環境首都・SAPPORO』」を将来像とし,環境,社会,経済分野の統合的取組を推進することで,SDGs達成にもつなげていくことを位置付けた。特に近年の気候変動をはじめとする環境問題は,地球温暖化の影響による大型の台風や干ばつなどによる世界的な気象災害の増加により,経済的被害やそれに伴う貧困の悪化や健康被害など,我々が消費する資源やエネルギーによる影響が環境分野にとどまらないグローバルな課題につながっており,SDGsはこのような世界の現状への気付きと解決に向けた視点を得るための非常に重要な目標となっている。
札幌市環境局環境計画課推進係長 佐竹輝洋
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。学習指導要領(2017.3公示)前文に「持続可能な社会の創り手」の育成が明記され,「持続可能な開発のための教育(ESD)」の重要性があらためて指摘されました。同時に,2030年を目途とする「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献することが求められています。17の具体的な目標からなるSDGsを意識したり明示することにより,きわめて広い学習領域をもつESDの実践が,よりやりやすくなったともいえます。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。年末に生徒会が行っている募金活動を,より募金の使われ方が目に見えるようにタイの子どもが1年間学校へ通学するための支援金として送金する取り組みに変更した。生徒玄関には現在支援しているタイの生徒の写真が掲示されている。そして,これらの活動が,SDGsの目標3「福祉と健康」,目標4「質の高い教育」につながる活動だということを教職員に伝えて,現在取り組んでいるこれらの活動を生かしながら次年度の学校経営に向かいたいという私の願いを少しずつ広めていった。
石狩市立花川北中学校校長 橋詰典明
「今日の道徳授業」の紹介文書例です。道徳授業の「ねらい」「資料の内容について」「子どもの実態について」「ご家庭へ」の項目でまとめました。ご意見やご感想,家庭でお子さんと話題にしたことなどを記入する欄もあります。
東京書籍(株) 総合科編集部道徳編集
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年12月)より。2019年の温室効果ガス排出量は 591億トン(CO2換算)で,過去最大を更新しました。もし今以上の温暖化対策をしない場合,21世紀末の平均気温は,20世紀末に比べて最大 4.8℃上昇して,真夏日(最高気温 30℃以上)の日数も更に増加すると予測されます。例えば東京では,真夏日が年間約 46日から年間約103日になり,1年の3割近くが真夏日,という時代が来る可能性があります。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年10月)より。生活に欠かせないさまざまな設備や仕組みを「インフラ(インフラストラクチャー)」といいます。インフラは,整備されるだけでなく,ずっと継続して誰でもが利用でき,自然災害などで一時的に使えなくなっても,速やかに回復できることが重要です。そのような「強靭(レジリエント)なインフラ」を整備されれば,日々の生活や産業が安定して営めるようになります。そして,産業が発展し,貧困や労働の問題を解決することにつながります。さらに,技術革新(イノベーション)がより活発になります。そうすれば,既存の枠組みで解決できないような問題も,全く新たな方法で解決できるようになるかもしれません。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年9月)より。現代の生活において,経済,医療,教育,農業,交通や通信など,あらゆる場面で電気が不可欠です。しかし世界で約 8.4 億人(2017 年)は,電気を利用することができていません。とくに開発途上国の生活改善や経済成長には,安定して手軽に利用できる電気の供給が必要です。一方で,エネルギーを生み出す際に排出される CO2 などの温室効果ガスは,平均気温上昇の原因になっています。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年9月)より。上水道の普及している日本では,ほぼいつでもどこでも,安価で安全な水が手に入ります。けれど,それは当たり前のことではありません。世界で約 22 億人が,安全な飲み水にアクセスできず,不衛生な水で年間約 180 万人の子どもが亡くなっています。家族のために毎日遠く離れた水源へ水くみに行き,学校へ通えない子どももいます。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。「絶対的貧困」とは,一定の所得水準に満たない状態のこと。国連では,1 日 1.9 ドル未満で生活している状態を「極度の貧困状態」と定義しています。世界銀行の統計によると,「極度の貧困状態」で生活しているのは,世界の約 10 人に1人です。「相対的貧困」とは,その国の貧困線(「国民を所得の多い順に並べたとき,真ん中の人」の半分)未満の状態のこと。日本は,子どもの相対的貧困率が13.9%(2015 年)で,OECD 加盟国の中でも高い数値です。
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsの 17 の目標を紹介します。「家庭科の教科書には,SDGs のそれぞれの目標に関連する内容がたくさん載っている。どこに,どの目標と関連した内容があるか,探してみよう。」
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsとは,国連で決めた「持続可能な開発目標」のこと。2015 年,「誰も置き去りにしない(no one will be left behind)」社会を創造するために,国連総会で採択されました。今だけでなくこの先もずっと,地球上の誰もが安心して,満足に暮らしていけるようにするには,SDGsの 17 の目標を,2030 年までに達成する必要があります。そのために,社会の担い手である私たちは, どのように生活を変えていけばよいのでしょうか。家庭科には,そのヒントがたくさんあります。各目標についてくわしく知り,持続可能な生活と社会を実現していきましょう。
東京書籍(株) 家庭編集部