教科書の単元から資料を探すページです。
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.56 2019年1月発行より。平成29年度告示の新学習指導要領においては,全教科に共通して「見方・考え方を働かせ,資質・能力を高める」ことが重要になっている。その中で,国語において言葉の資質・能力を伸ばす課題設定とはどのようなものか,また,「言葉がもつよさを認識するとともに,言語感覚を養い,国語の大切さを自覚し,国語を尊重してその態度の向上を図る態度を養う」という国語科の目標を達成するために重要なことは何か,を解説する。
新潟大学教授 小久保美子
「「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して」(2018年10月)より。本単元では,「原因」と「結果」の関係をはじめとして,「問い」と「答え」,序論・本論・結論といっ た複数の切り口から,全体の論理構成の工夫に迫り,文図(フローチャート)に表すという言語活動 を設定しました。「この問いに対する答えは何か。」「このことの原因は何か。」「文図にするとどうな るか。」と問われることで,児童はそれぞれの切り口から構成を見取り,それを友達と比較したり, また本文を読み直したりしていきます。
東京書籍(株) 国語編集部
「生きる力を育むことばの授業 10号-言語活動の充実(1)-」2011年3月発行より。伝え合う力を高めるために,本単元で話し合い活動に重点をおいて実践した。
大阪府大阪市立中道小学校 三辻文子
九州発信 国語の道標(みちしるべ)第6号,2010年12月発行より。言語活動の充実はかるねらいのもと,言語活動を通して何を理解させるか,また,13時間の単元計画のかんがえかたについて述べる。
熊本県宇土市立走潟小学校 上塚浩一郎
2006年度に実施した小学校国語の実践事例です。学習活動案と実践の評価のセットのPDFファイルで紹介します。教材は,東京書籍の「新編 新しい国語」を使用した内容になっています。平成17年12月の「読解力向上プログラム」で,3つの重点目標の一つに批判的に読み取る能力を育成する取り組みの充実を挙げている。そこで,本単元の学習の終盤部分では,児童に批判的な視点から本教材を読み直す活動を取り入れたいと考える。
宮城県加美町立鹿原小学校
平成17-22年度用「新編 新しい国語」の文学的な文章,説明的な文章についての「教材分析表」です。本校では,教材研究の視点,方法,授業展開の仕方について学年で話合いを重ねながら,国語科の授業づくりに取り組んでいます。指導計画を立案し,発問を精選するために,「教材分析表」を作成します。主題,場面(段落)の粗筋,読み取り図,「支える言葉」(文章の内容や構成を読み取るとき,必要になる言葉)をA4判横1枚にまとめ,実践後には,朱書きをしながら累積しています。
宮城県大崎市立古川第一小学校
本単元では,「イースター島にはなぜ森林がないのか」「マンモス絶滅のなぞ」の2つの教材文の読み取りを通して,過去の自然破壊や絶滅の過程を知り,これからの人間と自然とのかかわり方について考えていく。その後,発展的学習として,読み取りでの学びと調べ学習で得た情報をもとに,千年後の未来予測をする。自分の考えを根拠を明確にして述べられるように,学習シートを開発し,活用させるようにする。そして,類似した考えを持つ児童をグループにして討論会を行う。自分の考えを持ち,豊かに伝え合う児童の育成を目指す指導実践事例。
愛知県小学校
平成17-22(2005-2010)年度用「新編新しい国語」の実践例。 ○文章の構成や話題の取り上げ方に気をつけながら,書かれている事柄や筆者の考えを読み取ろうとする。(関心・意欲・態度)○読み取った事柄や筆者の考えを根拠を明らかにして話をしたり,友達の考えを根拠や意図に気を付けながら聞いたりする。(話す・聞く)○段落ごとの要点や読み取った筆者の考えなどを文章中の大切な文や語句を使いながら,分かりやすく書き表す。(書く)○文章の構成や話題の取り上げ方に気をつけながら,書かれている事柄を正しく読み取る。(読む)
東京書籍(株) 国語編集部
平成17-22年度用「新編 新しい国語」実践事例。「イースター島にはなぜ森林がないのか」の詳細な読解を通して,6年生の説明文の読解の基礎技能を押さえる。また,読み取ったことをもとに新聞づくりをすることで効果的に表現しようとする態度を育てる。
東京書籍(株) 国語編集部
いよいよ新年度が始まり、小学校では新しい教科書が使われ始めます。「新編 新しい国語」を開くと目に飛び込んでくるたくさんの二次元バーコード。「どうやって使ったらいいの?」の声にお応えして、教科書のキャラクターであるコトハとハテナが2回にわたって活用のヒントをお伝えしていきます!
東京書籍(株) 国語編集部
小学校の「新編 新しい国語」に豊富に用意されたQRコンテンツ。2024.4.3公開の記事では、「読むこと」の意欲向上や振り返りに役立つコンテンツや、「言葉」の練習問題コンテンツについて取り上げました。後編では、主に「話すこと・聞くこと」「書くこと」での活用を想定したコンテンツについて、コトハとハテナが紹介します!
東京書籍(株) 国語編集部
令和6年度版「新編 新しい国語」の編集に携わった先生方が、新教科書の内容について動画でご紹介いたします。「次」を見据えて編集された教科書の特長から、日々の授業のヒントを見つけていただければ幸いです。
島根県立大学准教授 中井悠加
平成17-22(2005-2010)年度用「新編新しい国語」準拠。単元名:書かれていることがらの中心をおさえながら読もう。本データは,単元の進度に合わせて,授業の終末に5分程度で,確認テストとして実施することができます。これにより,教材文を読み返しながら,内容の大体や,事柄を正しく読み取れたかについて確認することができるようになっています。
東京書籍(株) 国語編集部