教科書の単元から資料を探すページです。
学びの実感をもたせる国語科授業づくり─個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指して─(特別課題シリーズ101)2022年3月発行より。育成する資質・能力を「引用したり、図表やグラフなどを用いたりして、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫すること」に焦点化し、誰もがパンフレットを書けるようにして達成感を味わわせ、「学びの実感」を得ることを中心とする。まず、教材文から筆者の論の進め方や写真の効果、意見の主張の仕方などをおさえる。情報を収集する際はグループ活動で「協働的な学び」を展開する。パンフレットを書く際は、主体的に選ぶことができるワークシートを用意し、「個別最適な学び」が展開できるようにした。
東京教育研究所
「新編 新しい国語」 単元全時間学習指導案(高知県香南市立野方小学校2016年5月)より。本単元では,様々な本や資料を読んで調べたことを基に,和の文化についての博覧会を開くという言語活動を設定する。「調べた文化の歴史」「ほかの文化との関わり」「その文化を支える人々」の三つの観点を基に調べ,自分にとって必要な情報を取捨選択し,資料を活用した説明を行う。博覧会での説明は,1グループ5分程度で行い,説明原稿は1000字程度で作成する。説明原稿の本論の部分は,一段落目に伝えたいこと,二段落目以降にその具体例を書くようにする。
高知県香南市立野方小学校
本単元は,「話すこと・聞くこと」「読むこと」の複合領域単元であり,高学年においては比較的大きな単元であるといえます。そのため,単元を貫く言語活動を「グループでおすすめの和の文化を伝え合おう」と設定し,和の文化について調べたことをグループごとに発表するという,学習のゴールを明確にして指導を行いました。
沖縄県豊見城市立ゆたか小学校教諭 上原馨
令和6年度版「新編 新しい国語」の編集に携わった先生方が、新教科書の内容について動画でご紹介いたします。「次」を見据えて編集された教科書の特長から、日々の授業のヒントを見つけていただければ幸いです。
島根県立大学准教授 中井悠加