教科書の単元から資料を探すページです。
【小説の「読み方」を指導する】初任から24年間国語教師として教壇に立ち、その後行政職や管理職となって、授業をする立場を離れることとなった。しかしこの機会に、授業をする中で気づいていながら、忙しさにかまけてそのままになっていたことを少しばかり書いてみたいと思う。
千葉県立印旛明誠高等学校 校長 浅田 勉
夏目漱石の研究論文が巷に溢れる中で、私たち国語教師(高校)が授業実践する場合、参考にすべき研究論文は多々あるが、一方、「深読み」過ぎて、多様な読み取りの許容範囲を逸脱し、違和感さえ抱く論考も、また、多いことを痛感する。ここでは、現場の国語教師のために、今まで遺産として蓄積された「教材論」史をできる限り掘り起こし、これから『こころ』を実践する際の、基本的な指針となるべき豊富な実践記録(『国語研究誌』等)を体系的に整理しながらも、主題に準拠しつつ、追体験を主体とした「新『こころ』試論」をまとめてみたい。これから論究する試論は、次の三点の問題意識から発し、実践記録の新たな「統合・解析」を試みた叙述である。
北海道長沼高等学校 荒木美智雄
私は教員歴30年になりますが、その間生徒から質問されたり教員間で検討したり、また自分自身で得心がいかず考察したことが―何しろ30年もやっているので―かなりあります。専門家の間では結論が出ていても高校現場では知られておらず、また指導書にも記述されていないことが多数あります。あるいは、ここまで話さなければ授業をしたことにならない、というテーマもあります。それらを「QアンドA」形式にまとめてみました。若い先生方の指導のお役に立つことを願って紹介します。
埼玉県立浦和第一女子高等学校 滝本正史
私は教員歴30年になりますが、その間生徒から質問されたり教員間で検討したり、また自分自身で得心がいかず考察したことが―何しろ30年もやっているので―かなりあります。専門家の間では結論が出ていても高校現場では知られておらず、また指導書にも記述されていないことが多数あります。あるいは、ここまで話さなければ授業をしたことにならない、というテーマもあります。それらを「QアンドA」形式にまとめてみました。若い先生方の指導のお役に立つことを願って紹介します。
埼玉県立浦和第一女子高等学校 滝本正史
ニューサポート高校「国語」vol.14 特集:新しい教育課程を見据えた授業実践(2010年秋号)より。夏目漱石の『こころ』を授業で取り上げる際、教科書に抜粋されている以外の部分をどのように扱うかは悩みの種である。
山形県立南陽高等学校教諭 石田修
教科書(「新編現代文」・東京書籍)に掲載されている部分は,恋をめぐる二人の青年の懊悩と,Kの死までである。 Kの背景(人となり),またそこから生じたのであろう,彼の「道」に対する理解を避けて通れない。そこで,現代の高校生らしいもっと自由な発想で,かつ,教科書掲載部分を中心に,「Kの人物像」→「道」→「恋」→「死」という図式を見いだし,まずはそこに焦点をあてた柔軟な読み方の指導を試みる。そして,生徒が互いにより日常に近い,生きた感覚,言葉が表出されるよう,グループ学習および発表という手段をとることにする。
東京都桜華女学院高等学校 水口晶子
[精選現代文 発問例集]7 小説(3) こころ 夏目漱石「精選現代文 (535)」準拠、発問例集授業の中での発問の例として、またテスト問題作成されるときの問題の例としてご利用ください。「テキストダウンロード用」で、テキストデータだけを取り出すことができますので、教材作成のために、自由に加工編集してご活用ください。
東京書籍(株) 国語編集部
[新編国語II 発問例集]11 文学と人生 小説[三] こころ 夏目漱石「新編国語II (591)」準拠、発問例集授業の中での発問の例として、またテスト問題作成されるときの問題の例としてご利用ください。「テキストダウンロード用」で、テキストデータだけを取り出すことができますので、教材作成のために、自由に加工編集してご活用ください。
東京書籍(株) 国語編集部
[精選国語II 発問例集]8 小説(三) こころ 夏目漱石「精選国語II (590)」準拠、発問例集授業の中での発問の例として、またテスト問題作成されるときの問題の例としてご利用ください。「テキストダウンロード用」で、テキストデータだけを取り出すことができますので、教材作成のために、自由に加工編集してご活用ください。
東京書籍(株) 国語編集部
[国語II発問例集]8 小説(3) こころ 夏目漱石「国語II 現代文編(588)」準拠、発問例集授業の中での発問の例として、またテスト問題作成されるときの問題の例としてご利用ください。「テキストダウンロード用」で、テキストデータだけを取り出すことができますので、教材作成のために、自由に加工編集してご活用ください。
東京書籍(株) 国語編集部
学校文法をちょっと乗り越えると、そこには授業の現場で作品のよみに生かせる、興味深い事象がたくさん見つかります。それらの事象を現代文・古典のそれぞれで、どうよみに生かすのか――今回は主語・述語・補語と名詞の格について、現代文は夏目漱石「こころ」、古典は松尾芭蕉の発句(荒海や佐渡に横たふ天の川)の実践事例をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
現代文の定番教材、森鴎外『舞姫』の中に、「<ruby>一隻<rt>いっせき</rt></ruby>の<ruby>眼孔<rt>がんこう</rt></ruby>」という語が出てきます。これはもともとは禅問答に出てくる語で、まだ両目を開いたという境地までいかないが、片目が開き悟りの境地に一歩近づいたことを意味します。本稿では、禅問答について述べたいと思います。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
2018~2022年度用教科書「精選現代文B(322)」に対応した内容で,新出漢字を中心にした「漢字5分間テスト問題例」を紹介します。B5判横サイズで,奇数ページが問題,偶数ページが解答の構成になっています。教材プリントとしてご利用ください。
東京書籍(株) TEN管理課
2018~2022年度用教科書「精選現代文B(322)」に対応した内容で,新出漢字を中心にした「漢字5分間テスト問題例」を紹介します。B5判横サイズで,奇数ページが問題,偶数ページが解答の構成になっています。教材プリントとしてご利用ください。
東京書籍(株) TEN管理課