教科書の単元から資料を探すページです。
早稲田大学政治経済学部の入試は今年大きな変更があり、話題を呼びました。第1回大学入学共通テストの開始に連動し、「共通テスト利用入試」「一般選抜」の2方式が導入されたのです。早稲田政経の国語の入試問題は近年良問化が進んでいましたが、新しい入試方式の導入により、近年の良問が過去のものとして忘れられてしまうのは実に残念です。本稿では、近年の早稲田政経の国語入試問題の良問2つを取り上げます。
埼玉県立浦和高等学校 滝本正史
学校文法をちょっと乗り越えると、そこには授業の現場で作品のよみに生かせる、興味深い事象がたくさん見つかります。それらの事象はどのようなものなのか――今回は主語・述語・補語と名詞の格についての解説、ならびにこれを生徒にどう指導するかについて、池田が20年近くにわたって行っている「授業開き」の実践事例をもとにご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
2015年6月文部科学省は国立大学法人に対し、人文系学部の縮小や社会的要請の高い学科への改変を指示した。その意図は、医学部や工学部が「役に立つ」学部なのに対し、文学や哲学の研究は「役に立たない」ので何とかしろということだろう。吉見俊哉『「文系学部廃止」の衝撃』はそうした中で発表され、2017年には慶應義塾大学と埼玉大学で小論文の課題文となった。今回は、「役に立つ」という価値について考えてみたい。
埼玉県立浦和高等学校 滝本正史
私は教員歴30年になりますが、その間生徒から質問されたり教員間で検討したり、また自分自身で得心がいかず考察したことが ―何しろ30年もやっているので― かなりあります。専門家の間では結論が出ていても高校現場では知られておらず、また指導書にも記述されていないことが多数あります。あるいは、ここまで話さなければ授業をしたことにならない、というテーマもあります。それらを「QアンドA」形式にまとめてみました。若い先生方の指導のお役に立つことを願って紹介します。2018年07月06日 第41回余滴(「最後の授業」)を追加。
埼玉県立春日部東高校 滝本正史
前回、第3回大学入学共通テスト国語に関する私見を述べた際、第4問の白居易の『白氏文集』について、機会を改めて書く旨を告知した。今回それをご紹介したいと思う。50歳代の時、私が生徒たちに配付していた「学問のススメ」と称する読書案内の中の一つである。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
2021年1月、第1回大学入学共通テストが行われた。当初は国語・数学で記述問題を出題し、英語で民間資格試験を活用するのが目玉であったが、それらが2019年に見送られ、延期決定されたドタバタは記憶に新しい。そして、今回のコロナ禍である。今年の受験生は、さまざまなことに振り回され続けた。本稿では、第1回大学入学共通テストへの経緯を振り返るとともに、第1回国語問題についての所感を記したい。
埼玉県立浦和高等学校 滝本正史
『鬼滅の刃』の快進撃が止まらない。単行本・映画の収益は記録を塗り替えつつあり、空前のブームである。この種のことに疎い私は昨年中頃、ようやく『鬼滅の刃』の存在を知り、11月半ばに時間を作って映画を見に行った。斬新で迫力に満ちた映画を見ながら、私にある考えが生じ始め、やがて確信に変わった。それは魯迅との共通点である。
埼玉県立浦和高等学校 滝本正史
常翔学園中学校・高等学校では2017年4月よりICT教育が本格的に始まりました。しかしながら ICT教育に精通した教員はほぼおらず、手探り状態で各教員がタブレットを使用した授業展開にチャレンジしました。現在約1年半が経過し、少しずつではありますが活用方法がわかってきました。その一部をご紹介させていただきます。
常翔学園中学校・高等学校教諭 上野洋平
ニューサポート高校「社会」vol.35(2021年春号)より。COVID-19パンデミックで,これまでノーマルだったことがそうでなくなり,新しい枠組みに対応できる力,そして,できなくなったことではなく,今できることは何かを考えるようなメンタリティが改めて問われています。大学教育も遠隔・オンラインと対面指導のハイブリッド化が一気に促進され,さらに決められた時間に授業を受けるという学び方だけではなく,オンデマンドで提供される学習材を用いて,自ら計画的に時間設定して学ぶこととの組み合わせが可能となる学び方が一層拡充されるでしょう。そのような変化の中で,将来教員として活躍する人を養成する大学が,どんな力を入学試験で求めるのかについて考えたいと思います。
兵庫教育大学理事・副学長 吉水 裕也
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、「実用的な文章」に登場する、図やグラフの読み取りの留意点に関する指導の実践をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、「話すこと・聞くこと」の指導として、方言による表現の、意識の深層に踏み込む実践をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、「話すこと・聞くこと」の指導に、音声の逆再生や方言を利用した実践をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
今やSDGsの時代、無理に新しく実践を創造するより、4R(3R=reduce・reuse・recycle+reviseあるいはrepair)の授業実践や教材を活用しましょう。本連載では本当の意味での実用的な国語力を育成するため、「現代の国語」で使えそうな「4R」ネタを紹介します。今回は、日本語文法を通じて「話す・聞く・書く・読む」のすべてに通ずる言語の本質に迫る、池田の授業開きです。
北海道深川西高等学校 池田和彦
2007年[現代社会]センター試験追試験08 から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。
東京書籍(株) センター試験徹底演習 現代社会問題集編集委員会
「国語総合 現代文編(334)」の主に評論教材に対応した100字要約例をご紹介します。要約例と採点基準を示しましたので、要約のポイントをご指導される際に参考にしていただけます。
愛知県立岡崎北高等学校 安藤直也
「精選現代の国語」(現国 702)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の、年間指導計画例です。教材ごとに学習指導要領との対応、学習目標、学習活動例、評価規準例などを表にまとめました。
東京書籍(株) 国語編集部
「精選現代の国語」(現国 702)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の、ルーブリック例( 観点別評価規準例)です。教材ごと、観点別に表にまとめました。
東京書籍(株) 国語編集部
一般向けの本をはじめて書いてみた。論文や総説を百本近く書いてきたタンパク質人生のなかで,はじめての経験である。そして余談だが,労力のわりには儲けはほとんどない。印税生活など簡単ではない,そんなあたりまえの事実もよくわかった。
筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎