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教科書単元リンク集・高等学校

教科書の単元から資料を探すページです。

312 改訂 新編生物基礎1章 生物と遺伝子

指導資料

  • T. アヴェリ(生物学者)
    2003年09月24日
    • 生物
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    T. アヴェリ(生物学者)

    T. アヴェリ(生物学者)東京書籍作成Oswald T. Averyアメリカ,1877-1955科学者人物誌―生物東京書籍2003年10月作成カナダ出身のアメリカの生物学者。カナダのノヴァ・スコシア州ハリファクスに牧師の息子として生まれる。一家は1887年にニューヨークに移住し,以後そこに定住する。ニューヨーク州にあるコルゲイト大学で1900年に学士号(A.B.)を取得して,コロンビア大学医学部で1904年に医学博士号を取得した。その後ニューヨークのブルックリンにあるホーグランド研究所でバクテリア学と免疫学を研究した。ここでの講義によってアヴェリは「教授」と呼ばれ,その後も教授と呼ばれ続けた。1913年にはロックフェラー研究所付属病院のスタッフになり1948年まで所属した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • コレンス/チェルマク(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    コレンス/チェルマク(生物学者)

    カール エーリヒ コレンス(Karl Erich Correns)ドイツ,1864-1933エルリッヒ フォン チェルマク-ザイゼネック (Erich von Tschermak-Seysenegg)オーストリア,1871-1962科学者人物誌―生物メンデルの法則を再発見した三名の生物学者は,ド・フリース,コレンス,チェルマクである。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ハーシェイ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ハーシェイ(生物学者)

    アルフレッド デイ ハーシェイ (Alfred Day Hershey)アメリカ,1908-1997科学者人物誌―生物1969年(昭和44)秋,医学・生理学のノーベル賞はMax Delbr?ck,Alfred D.Hershey,Salvador E. Luriaら三人の“ウィルスの複製機構と遺伝的構造に関する諸発見”に対し与えられることになった。バクテリオファージ(ファージとも略称。バクテリア=細菌に寄生するウイルスの呼称)を利用して分子遺伝学,分子生物学,ウイルス学の基礎を築き,開発したという功績に対して与えられた賞であったが,この受賞は些か遅きに失したきらいがあるといってもいい過ぎではないほどであった。ハーシェイは3人の中では最年長で,受賞記念晩餐会では代表として挨拶をしている。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ヒトゲノム計画って何?
    2003年03月19日
    • 生物
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    ヒトゲノム計画って何?

    (理科トピックス)最近,ヒトゲノム計画に関するニュースをよく目にするようになりました。ヒトゲノム計画って何なのでしょう。その内容と問題点を眺めてみましょう。1980年代の前半には,非常に大変ではあるが,DNAの塩基配列を読むことができるようになっていました。そして,ウイルスなどの非常に短いDNA塩基配列が明らかにされました。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ベーツソン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ベーツソン(生物学者)

    ウィリアム ベーツソン (William Bateson)英国,1861-1926科学者人物誌―生物1904年のある日,英国科学振興協会での会合で二人の生物学者が激論を戦わせていた。数年前から話題になっていたメンデルの遺伝学説をめぐってであった。一人はそれを支持,もう一人は反対論を展開した。結果は前者の勝利であった。この前者こそ本稿の主人公ウィリアム・べーツソンであり,後者は生物統計学者のウェルダン(Weldon)である。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ヨハンセン(生物学者)
    2004年04月26日
    • 生物
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    ヨハンセン(生物学者)

    ヨハンセン(生物学者)Wilhelm Ludvig Johannsenデンマーク,1857-1927科学者人物誌―生物デンマークの植物学者・遺伝学者。1872年に薬剤師の徒弟となりデンマークやドイツで働いて,1879年に薬剤師の資格を取った。その後植物学と化学の研究を始め,1881年には当時できたばかりのカルルスベルク(Carlsberg)研究所の化学の助手となり,1887年にはその職を辞したものの,奨学金を受けて研究は続けた。1892年にコペンハーゲン農学校の講師,1903年には植物学と植物生理学の教授となった。1905年にはコペンハーゲン大学の植物生理学教授となった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • (動画)DNAを抽出しよう~納豆の利用~
    2012年08月31日
    • 生物
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    (動画)DNAを抽出しよう~納豆の利用~

    「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。納豆を利用した,DNAを抽出する実験の動画です。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (動画)DNAと染色体
    2012年08月31日
    • 生物
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    (動画)DNAと染色体

    「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。染色体とDNAの関係を一目で理解できます。染色体→クロマチン構造→DNAの二重らせん構造→A(アデニン),T(チミン),G(グアニン),C(シトシン)の相互配列までを表現しました。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (動画)DNAと遺伝子
    2012年08月31日
    • 生物
    • 指導資料
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    (動画)DNAと遺伝子

    「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。DNAと遺伝子の関係をよりわかりやすく表現しました。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (動画)DNAとゲノム
    2012年08月31日
    • 生物
    • 指導資料
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    (動画)DNAとゲノム

    「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。正しいゲノムの理解を動画で表現しました。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • コラーナ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    コラーナ(生物学者)

    ハール ゴービンド コラーナ (Har Gobind Khorana)インド,1922-1996科学者人物誌―生物コラーナはインドに生まれ,米国で活躍した化学者,生化学者である。数々の業績を挙げたが,その中の一つ「遺伝コードの解明」で,1968年ニレンバーグ(M.W.Nirenberg),ホーリー(R.W.holley)とノーベル医学・生理学賞を分けあった。現在も,米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学,生物学教授として細胞膜の研究を精力的に進めている。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • (動画)DNAを抽出しよう~ブロッコリーの利用~
    2012年08月31日
    • 生物
    • 指導資料
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    (動画)DNAを抽出しよう~ブロッコリーの利用~

    「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。ブロッコリーを利用した,DNAを抽出する実験の動画です。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • ウィルキンズ/ワトソン/クリック(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ウィルキンズ/ワトソン/クリック(生物学者)

    モーリス ヒュー フレデリック ウィルキンズ (Maurice Hugh Frederick Wilkins)ニュージーランド,1916-ジェイムズ デューイ ワトソン (James Dewey Watson)アメリカ,1928-フランシス ハリー コンプトン クリック (Francis Harry Compton Crick)英国,1916-科学者人物誌―生物DNAの二重らせんモデルの提唱者といえば,ワトソンとクリックの二人がすぐ思い浮ぶであろう。1953年4月25日付の『ネーチャー』誌に載せられた二人の論文は,その後の分子生物学の展開に大きく影響する内容を含んでいた。彼らの提唱したモデルは,DNAが遺伝物質としての資格を有していることを明らかにした。そうした功績が認められ,彼らは1962年度のノーベル医学・生理学賞を受賞した。しかし,そのときもう一人の科学者が名を連ねていた。ウィルキンズがその人である。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 17.芝生で遺伝学を~ニワゼキショウ~(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
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    17.芝生で遺伝学を~ニワゼキショウ~(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)5月上旬頃から中庭で咲いています。それまでは芝生の中はオジシバリの黄色の花が点在するだけでしたが、今では写真の二色が風に揺らぐようになりました。花の名前をニワゼキショウ(庭石菖)と言います。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • 33.オシロイバナが見ています(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
    • 指導資料
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    33.オシロイバナが見ています(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)学校の保健室前には白のオシロイバナが咲いています。この花は日中、花がしぼみます。そして多くの花がしぼむ夕方から夜に新しい花が咲きます。そんなところから夕化粧(ゆうげしよう)の名も。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • ショウジョウバエを用いた遺伝実験
    2003年05月10日
    • 生物
    • 指導資料
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    ショウジョウバエを用いた遺伝実験

    生物群集を理解させる身近な生物の教材化の研究-生物相の多様な世界をのぞいてみよう-。ショウジョウバエは遺伝学者モーガンが染色大切を提唱するきっかけとなった実験昆虫であり,この昆虫がなぜ実験に用いられるのかを理解する。また, ショウジョウバエの突然変異体を用いて,交配実験を行い遺伝学の基礎を学ぶ。

    栃木県立宇都宮高等学校 敦見和徳

  • メンデル(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
    • 指導資料
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    メンデル(生物学者)

    グレゴール ヨハン メンデル (Gregor Johann Mendel),ポーランド,1822-1884,科学者人物誌―生物。新聞,雑誌,テレビなどに,毎日のように遺伝子操作,バイオテクノロジーといった話題が登場する現代は,いわば「遺伝学の時代」である。その遺伝学は前世紀の中ごろ,メンデルによって科学の軌道に乗せられた。 チェコスロヴァキアの北部,ポーランドに近い所,ヒンチーツェという小さな村落にメンデルの生家が残っている。静かな田園の中にあるこの家は,現在は小さな博物館になっていて,その壁には「遺伝学の創始者グレゴール・ヨハン・メンデルは1822年7月20日ここに生まれた」と書いた案内板が掲げられている。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

問題・テスト資料

  • (生物小テスト)細胞と染色体
    2001年05月09日
    • 生物
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    (生物小テスト)細胞と染色体

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]3兆,染色体,遺伝子(DNA)

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)バクテリオファージの増殖
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)バクテリオファージの増殖

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]大腸菌,ファージの増殖,DNA,大腸菌のアミノ酸,タンパク質,遺伝物質,バクテリオファージの増殖,ハーシーとチェイス,バクテリオファージ(ファージ)

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)不完全優性と致死遺伝子
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)不完全優性と致死遺伝子

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]対立遺伝子間,優劣が不完全な関係,メンデルの優性の法則,マルバアサガオ,自家受精,ハツカネズミ,ホモ接合体,ヘテロ接合体,不完全優性と致死遺伝子,中間雑種

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)形質転換(1)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)形質転換(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]肺炎双球菌,S型菌をネズミ,R型菌,形質転換,グリフィス

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)形質転換(2)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)形質転換(2)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]遺伝子,肺炎双球菌,タンパク質,DNA,形質転換,遺伝物質,アベリー,DNA

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)DNAの構造
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)DNAの構造

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]DNAの構造,精子・卵に含まれるDNA量,体細胞,ワトソン,クリック,二重らせん構造

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)遺伝の法則(1)
    2007年03月30日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)遺伝の法則(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]メンデル,エンドウ,メンデルの法則,ド フリース,コレンス,チェルマク,対立形質,自家受精,純系,染色体,遺伝子

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)メンデルの法則
    2001年05月09日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)メンデルの法則

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]メンデルの法則,遺伝の法則,遺伝子型,自家受精,エンドウ,対立形質

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)耳あかの遺伝
    2001年05月09日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)耳あかの遺伝

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]ヒトの耳あか,ウェット,ドライ,優性,遺伝子

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)血液型の遺伝
    2001年05月09日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)血液型の遺伝

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]ヒトの血液型,A型,B型,O型,遺伝子型,AB 型

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)一遺伝子雑種(1)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)一遺伝子雑種(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]種子の形を丸形にする遺伝子,遺伝子型,配偶子の分離比,交配の結果

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)一遺伝子雑種(2)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)一遺伝子雑種(2)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]エンドウの種子,雑種第一代,優性形質,個体の遺伝子型,配偶子の分離比,自家受精,表現型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)二遺伝子雑種(1)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)二遺伝子雑種(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]エンドウの種子,遺伝子,配偶子の遺伝子型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)二遺伝子雑種(2)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)二遺伝子雑種(2)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]交配の結果

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)二遺伝子雑種(3)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)二遺伝子雑種(3)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]エンドウの種子,遺伝子,遺伝子型,配偶子の遺伝子型の分離比,表現型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

プリント資料

  • [生物 補充プリント]DNAの構造・DNAの複製
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]DNAの構造・DNAの複製

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第2編 遺伝子の本体とはたらき 1章 遺伝子の本体とはたらき 1-B DNAの構造・1-C DNAの複製。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第115回「染色体を1本につなぐ」
    2018年08月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第115回「染色体を1本につなぐ」

    ヒトの体細胞には46本の染色体があるように,真核生物のゲノムは通常,複数の染色体にわかれて存在している。この数には意味があるのだろうか? 中国(1)とアメリカ(2)の2つの独立した研究チームが,酵母の染色体をつないでみた結果をネイチャー誌に報告している。いずれも結論は同じで,染色体を結合しても特に問題なく生きていられるということであった。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第87回「デザインされる生物」
    2016年04月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第87回「デザインされる生物」

    2016年3月,人工生物の誕生が報告されている(1)。JCVI-syn3.0と名づけられたこの自立して生きる細胞は,マイコプラズマ・ミコイデスの107万塩基対のゲノムをベースに,徹底的な改変を加えられた473遺伝子の最小サイズのゲノムを持つ。ゲノミクスの広大な分野を切り開いてきた偉大なクレイグ・ベンターらの20年におよぶ研究の結実である。人類の手で生物を作るための,方法と知識のスターターキットが揃ったことになる。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第6回 「タンパク質の苦悩」
    2009年06月16日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第6回 「タンパク質の苦悩」

    これまで15年間ほど,タンパク質しか研究していない。つまり私に書けるものは,タンパク質しかない。そんなことで,何かは書けるはずだと高をくくっていたのだが,さいしょに会った編集者に「先生にとってタンパク質って何ですか」といわれて,はたと答えに窮した。タンパク質とは何か。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

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