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318 数学A Standard3節 いろいろな確率

指導資料

  • (大学入試トピックス)確率の問題から
    2017年10月01日
    • 数学
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    (大学入試トピックス)確率の問題から

    ニューサポート高校「数学」vol.28(2017年秋号)より。新課程入試も3 年目となり,もはや「新」と断る必要も感じなくなった。改訂で加えられた分野についても,「データの分析」の減少,「整数の性質」・「複素数平面」の隆盛といった印象はあったが,通常運転の入試における傾向と言ってしまっていいように思う。そこでこちらも通常運転に戻って,新課程とは関係なく「確率」の問題を眺めてみることにした。

    開成中学・高等学校教諭 井手健宏

  • 条件つき確率を楽しく理解する ~忘れたとき,どこで忘れたか(傘忘れ)~
    2017年03月24日
    • 数学
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    条件つき確率を楽しく理解する ~忘れたとき,どこで忘れたか(傘忘れ)~

    条件つき確率と積事象の確率を混同,混乱する生徒は少なくない。その区別は時制,つまり「現在形」であるか「過去形」であるかで区別できる。「***であったとき,……である確率を求めよ。」と書いてあれば条件つき確率であり,「***であるとき,……である確率を求めよ。」と書いてあれば積事象の確率である。このことから問題文を読んだときに,求める確率が「条件つき確率」であるのかあるいは「積事象の確率」であるのかを区別できなければならない。本稿では,生徒にとってこの違いがよくわかって,しかも楽しい題材を紹介する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 確率―ベイズの定理をめぐって―
    1999年07月06日
    • 数学
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    確率―ベイズの定理をめぐって―

    確立の値の意味は,説明するのが大変なものの一つであろう。通常は,O<p<1として,ある事象の確率がpならば,100回中100×p回程度はその事象が起こることを意味すると説明されている。また,現実の様々な事象に対して,その確率は多くの回数を繰り返した中でその事象が起こった割合から定められていることが普通である。

    法政大学教授 長坂建二

  • 白黒についての条件つき確率 ~2つの袋に入れた碁石や2面を白黒で塗ったカード~
    2019年06月21日
    • 数学
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    白黒についての条件つき確率 ~2つの袋に入れた碁石や2面を白黒で塗ったカード~

    「2つの袋A,Bにはそれぞれ碁石(白と黒)がいくつか入っているとする。袋Aからその中に入っている碁石を1個取り出して袋Bに入れて,よくかき混ぜて袋Bからその中に入っている碁石を1個取り出す。この碁石が白(あるいは黒)であったときそれが袋Aから袋Bに移ってきた碁石である確率を求めよ。」とか「両面が白のカード,両面が黒のカード,1つの面が白で残りの面が黒である白黒のカードが何枚か入った袋から1枚ずつ取り出して並べる。そのとき上面を表,下面を裏とするとき,並べたカードの表がすべて白(あるいは黒)であったとき,裏がすべて黒(あるいは白)である確率を求めよ。」といった「白黒についての条件つき確率」を考えさせる問題は生徒にとって悩ましい問題のようである。生徒にとってどこがどのように難しいのか,生徒が納得する説明を試みたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • 先にn勝で優勝する確率について ~重複組合せと関連させて~
    2019年07月26日
    • 数学
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    先にn勝で優勝する確率について ~重複組合せと関連させて~

    確率の問題の中に「先にn勝で優勝する確率」を求める問題がある。これはプロ野球の日本シリーズのような試合で優勝する確率を求めるもので,反復試行の確率を使って求める。東書数学Aでは,これに類する問題として次のような問題を扱っている。≪A,Bの2人が1枚ずつコインを投げ,2人とも表ならAの勝ち,それ以外のときはBの勝ちとなるゲームを行う。このゲームをくり返して,先に3回勝った方を優勝とするとき,次の確率を求めよ。⑴ 4回目にAの優勝が決まる。⑵ Aが優勝する。≫本稿では,この問題を一般化して≪A,Bの2人が勝負のつくゲームを行う。Aが勝つ確率をPとしてこのゲームをくり返し,先にm回勝った方を優勝とするとき,Aの優勝する確率PAを求めよ。≫という問題を考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • 条件つき確率の図的説明について ~非復元の2回取り出しを説明する図~
    2019年08月02日
    • 数学
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    条件つき確率の図的説明について ~非復元の2回取り出しを説明する図~

    2つの事象ABに対して,事象Aが起こったときの事象Bの起こる確率を,事象Aが起こったときの事象Bの起こる条件つき確率といい,PA(B)で表す。本稿では,条件つき確率の図的な意味を説明するとき,1つの図だけでは説明できないような例について,複数の図を使って生徒にわかりやすい説明を試みる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • 最大値と以下,最小値と以上~数学A 確率の問題から~
    2009年09月25日
    • 数学
    • 実践事例
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    最大値と以下,最小値と以上~数学A 確率の問題から~

    独立な試行に関する内容(数学A確率)の中で,「2個のさいころを同時に投げて,最大値が3である確率を求めよ。」のように何個かのさいころを同時に投げ,出る目の最大値や最小値が指定された値(1から6まで)になる確率を問う問題がある。さて,このような問題に初めて出会う生徒はどう解答するだろうか。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/downloadfr1/htm/cms68851.htm

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 約数の個数を題材にした確率の問題~数字の書かれたカードの入っている袋からの取り出し~
    2010年10月22日
    • 数学
    • 実践事例
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    約数の個数を題材にした確率の問題~数字の書かれたカードの入っている袋からの取り出し~

    本稿では,2つの袋の中から,それぞれ1枚のカードを取り出し,カードに書かれた数の積の正の約数の個数についてその確率や期待値を考察し,素因数分解,正の約数の個数という自然数や場合の数を再確認させる確率の問題として紹介する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/downloadfr1/htm/cms68851.htm

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 天井関数と床関数を用いた確率の問題~生徒に考えさせてみたい問題~
    2015年02月03日
    • 数学
    • 実践事例
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    天井関数と床関数を用いた確率の問題~生徒に考えさせてみたい問題~

    さいころを1回投げたときに出る目の半分の「床関数」(あるいは「天井関数」)での値を1辺の長さが1の正方形ABCDの辺上をある頂点からの点Pの移動距離とするとき,何回かさいころを投げて,点Pが4つの頂点A,B,C,Dそれぞれにある確率を求めるという問題を考えてみた。 本稿は,特に「床関数」での場合を,また2~4回投げるとき,点Pが4つの頂点それぞれにある確率を求めることを中心に考察したものである。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 合同式の活用~確率の問題への応用~
    2014年06月13日
    • 数学
    • 実践事例
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    合同式の活用~確率の問題への応用~

    新教育課程での数学Aでは「整数の性質」が新規導入された。それ以前では整数の性質について基本的な事項さえも十分に押さえないまま,ある意味知っていて当然というような扱いであった。そのため整式の計算や分数式の計算に支障を来していたこともある。さて,「整数の性質」といっても多様であるが,その中に「除法の性質」や「整除」がある。それに関連して2つの整数をある整数で割ったときの余りが等しい,つまり2つの整数の差がある整数で割りきれるというというのがある。これは「合同式」で体系的に扱うことができる。 本稿では,この「合同式」を使って,整数に関する確率―従って場合の数も含まれる―を考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 素数に関わる確率の問題~オセロの駒を使った問題~
    2016年07月08日
    • 数学
    • 指導資料
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    素数に関わる確率の問題~オセロの駒を使った問題~

    確率の問題,あるいは場合の数の問題でもそうであるが,事象として硬貨,さいころ,トランプなどを使った例が多い。何か他に目新しいものはないかと考えて,オセロの駒を思いついた。オセロの駒は表裏が白黒になっていて,裏返してその変化を表すことができる。本来,ゲームとしては相手の駒を自分の色の駒で挟むとそれらを裏返して自分の駒の色に変え,最終的に枚数の多い方が勝ちになるわけであるが,これを何か他のものの変化に連動して裏返して,白の駒数,黒の駒数を考えれば,確率の問題とすることができる。 本稿では,このようにオセロの駒の枚数に関わる確率の問題を考えてみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 先に起こることが現在形で後に起こることが過去形?~生徒が混乱した条件つき確率の表現~
    2013年08月02日
    • 数学
    • 実践事例
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    先に起こることが現在形で後に起こることが過去形?~生徒が混乱した条件つき確率の表現~

    事象Bが起こったときに事象Aの起こる確率を,Bが起こったときのAの起こる条件つき確率というが,事象Aと事象Bにおいて時間的な違いがあるとき,たとえば事象Aが先に起こり,事象Bが後に起こるという場合に,「Bが起こったときのAの起こる条件つき確率」という表現をすると違和感がある。先に起こることが現在形で後に起こることが過去形で表現されると生徒はそのことに拘り,混乱してしまうことがある。 本稿では,時間的に違いのある2つの事象についての条件つき確率の問題における表現について考察してみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 「条件つき確率」で得をする
    2013年04月23日
    • 数学
    • 実践事例
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    「条件つき確率」で得をする

    数学 A の「確率」の分野から「期待値」は姿を消し,数学 C の学習内容であった「条件つき確率」が数学 A で取り扱われることとなりました。概念的に決してわかりやすいものとは言えません。具体例を通してイメージを膨らませることで,理解を深めさせたいものです。

    東京都立戸山高等学校 志村賢一

  • 学習意欲を向上させるための問題設定の工夫
    2013年04月23日
    • 数学
    • 実践事例
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    学習意欲を向上させるための問題設定の工夫

    今回の学習指導要領の改訂では、「教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行わなければならない」(教育基本法第6条第2 項) ことや、「主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない」(学校教育法第30 条第2 項) ことを踏まえ、生徒の学習意欲の向上を重視しています。そのような授業は、教師が意図的に数学的活動を導き、生徒とともに実現していきます。その過程では、いろいろな工夫が必要ですが、今回は、生徒の主体的な活動につながる「学習意欲を向上させるための問題設定の工夫」に焦点を絞り、確率の単元から、4 点ばかり挙げてみます。

    神奈川県立総合教育センター 持丸裕一

  • 2010年度 東京大学前期(文理)確率の問題の一般化および漸化式の特殊解による解法
    2010年07月02日
    • 数学
    • 実践事例
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    2010年度 東京大学前期(文理)確率の問題の一般化および漸化式の特殊解による解法

    東京大学前期(文理)第3問の確率の問題を授業で扱ったところ,数学同好会の一人の生徒がそれを一般化したものをメモにしてもってきたので,それを整理し、誘導設問を付した問題にして授業で取り上げました。メモを提出した生徒は漸化式を繰り返し代入する計算によっていましたが,特殊解による解法をどこかで教えようと思っていたところなので,ちょうどよい例となっていたこともありいい教材になったと思っています。また,一般化自体が問題の本質をよく見抜いているので是非紹介したいと思います。

    奈良県東大寺学園高等学校 本庄隆

  • 三項係数
    2008年06月11日
    • 数学
    • 指導資料
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    三項係数

    数学Aで学習する二項係数、二項定理の応用として多項係数が出てくるが、その多項係数の一つとして、三項係数の問題例を紹介している。

    埼玉県立岩槻北陵高等学校教諭 福住譲

問題・テスト資料

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