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教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.47(2016年1月発行)より。近年,スマートフォン等の普及により高い利便性を得ている一方,無料通話アプリやSNS,オンラインゲーム等の利用を通してネット依存やネット被害,人間関係のトラブル等の問題が生じてきている。本稿では,筆者の学校で行っている保健教育の例を紹介する。また,保護者との連携が不可欠であると筆者は述べている。
東京書籍(株) 保健編集部
子どもたちがいくつになっても,自分の歯で何でもおいしく食べることができたらすばらしいと,私は思う。なぜなら,食べることは生命を維持するだけではなく,人生を生き生きと楽しく過ごすための基本だと考えるからである。ところが,8020運動の集計をみると,80歳で,何でもかみ砕くことができる20本以上の丈夫な歯を残している人は,15%と低い(厚生労働省 平成11年歯科疾患実態調査より)。これは,子どものころから積み重ねてきた,歯みがきに少なからず問題があると考える。
名古屋市立御園小学校 養護教諭 丸山彩見