教科の広場
今月は、1年間の教育の総まとめの時期です。学年末は、卒業式があり、6年生を送る会の準備や学年末の事務処理も多くなります。そして、学級経営も仕上げの時期でもあります。進級、進学に伴う指導も求められます。
元船橋市立若松小学校校長・元敬愛大学客員教授 村瀬光生
1月号では、年間のまとめについて考えてみましたが、今月号では学級の子ども達同士の友情の醸成や児童相互のコミュニケーションの育成など豊かな人間関係づくりについて考えたいと思います。
1月号では、特に、年間のまとめについて考えてみたいと思います。また、学年末には、保護者の方からの要望等も多くなりますので、保護者への対応の基本についても考えてみたいと思います。
今日から師走です。初任の先生方には、多忙な二学期ももう少しです。12月号では、改めて「よい教師とは」について考えてみたいと思います。また、予習の在り方についても考えてみたいと思います。
11月は、文化祭や合唱祭、そして、学年毎の校外学習・遠足等があり、座学よりも活動の多い月です。そこで、今月は、「楽しい学校とは…」について考えてみたいと思います。
秋は校外学習や文化的行事、体育的行事が行われます。その行事を企画し、実施する際の留意事項などについて考えてみたいと思います。
9月は、長期間の休みで子どもたちは休みモードからなかなかぬけ出せず、規則正しい学校生活に戻すことが困難な時期です。さらに、休み明けの子どもたちは往々にして憂鬱な気持ちをいだきがちです。これらを踏まえ、9月の学級経営のテーマは「楽しい学級づくり」となります。しかし、「楽しい学級」はその前提として、「夢を育む学級」でなくてはなりません。そこで今月は、一人一人の児童の夢を育む教育についてお話しします。
1学期間、大変お疲れ様でした。8月に入りようやく自分の時間が持てるとホッとされている先生方も少なくないのではないでしょうか。夏休みは、日頃の忙しさから後回しにしていたさまざまな「宿題」に取り組む好機でもあります。今月は、「教師の夏休みの過ごし方」についてさまざまな角度からお話ししたいと思います。
教育基本法第1条では、教育は「人格の完成」をめざして行われなければならないとしています。今月の主たるテーマは、人間としての「在り方生き方」に関する教育(在り方生き方教育)についてです。また、7月は3学期制の学校では1学期の児童の評価(通知票)を作成しなければなりません。本稿では、通知票の作り方についてもお話しします。
6月には、初任者研修の一環で授業研究を求められます。教員にとって永遠のテーマ=「良い授業の創造」のために、私たちは何をすればよいのでしょうか。子どもたちから「わかった」「楽しかった」「もっと勉強したい」という声が上がる授業をするには、どうすればよいのでしょうか。また6月は、遠足をはじめてさまざまな行事が錯綜し始める月。学級経営上の「課題」も徐々に見えてきます。今回は、これらの点について考えます。