教科の広場
生成 AI に関する政府全体の議論や G7 教育大臣会合における認識の共有、幅広い有識者や、中央教育審議会委員からの意見聴取を経て、主として対話型の文章生成 AI について、文部科学省より、学校関係者が現時点での活用の適否を判断する際の参考資料として、ガイドラインが公表されました。
文部科学省
「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について(諮問)をお知らせします。審議事項は以下の三点で、第一に、教師の勤務制度を含めた、更なる学校における働き方改革の在り方についてです。第二に教師の処遇改善の在り方についてです。第三に学校の指導・運営体制の充実の在り方についてです。
本誌は、東京書籍が発行する高校英語の教育情報誌です。今回は、「テクノロジーと英語教育」というテーマのもと、GIGA School 時代の英語教育について、大学の先生および東京書籍と協業しているEdTech業者4社の社長にご執筆いただきました。特集2は「文学と英語教育」というテーマで、高校の先生方にご執筆いただきました。実用英語一辺倒の昨今、文学からの深い読み取りの重要性や、高校生に薦める英米文学が紹介されています。ぜひご一読ください。
東京書籍(株) 英語編集部
令和4年12月19日の中央教育審議会・第132回総会において取りまとめられた「「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~(答申)」について、本文・概要資料ならびに答申を踏まえた文部科学省の改革工程案に関する情報が掲載されています。
高校社会の授業では、共通テストや大学の過去問を授業や課題で取り扱うことがあります。こうした入試演習も、ICTを活用すれば時間と労力をより効率化・省力化できます。空欄補充・選択式問題だけでなく、論述問題についてもICTを活用するワザ(一例)を具体的にご紹介します。
愛媛県 愛光中学校・高等学校 和田誠
現在の「高等学校学習指導要領」(平成30年告示)総則では ①知識・技能の習得、②思考力・判断力・表現力等の育成、③学びに向かう力,人間性等の涵養 が目標として掲げられています。しかし、高校の授業でこれらが偏りなく実現できているかと問われると、私個人は「不完全」だと言わざるを得ません。そこで今回、「ロイロノート」を活用して思考力を鍛えるための授業をデザインし、実践しました。
現在金融業では、データ処理や分析、取引、契約に、AIやインターネットが使われています。しかし、中学・高校の公民の「金融分野」の学習は仕組みや政策を学ぶことに終始し、金融の「現実の姿」に迫れるような「生きた学び」ができていないのではないかと、以前から感じていました。そこで今回、「株式学習ゲーム」を使って、ゲーム感覚で金融について学べる授業を高校2年生の「現代社会」で実践しました。
「教師が自分でホームページをつくって運営する」と聞くと、ハードルが高く感じますよね。しかし、Googleサイトというツールを使えば非常に簡単です。複雑なコードやプログラムに関する「知識ゼロ」でも大丈夫、見た目もそれなりのクオリティになります。本稿では、Googleサイトの具体的なつくり方に加え、それを授業でどのように活用していくかについてご紹介したいと思います。
本稿では、Microsoft社が提供しているOffice365を活用した英語指導、とりわけMicrosoft TeamsとOneNoteを使った、本校における活用事例をご報告したい。それとともに、これらのアプリを使うことで、学習者・指導者に「どのようなメリットがあるのか」という点についても考察する。
羽衣学園中学校・高等学校 田中純一郎
2019年の冬に提起され、コロナ禍で加速したGIGAスクール構想。今では各学校でネットワーク環境が整い、生徒たちも端末を手にしていることでしょう。一方で、Google Workspace for Educationのような教育用グループウェアを導入したものの、実際の活用で悩んでおられる先生方も多いようです。そこで本稿では、Google Classroomを使った3つの授業アイデアをご紹介します。
大阪府立箕面高校 真島由朱