教科の広場
GIGAスクール構想により、1人1台端末と高速ネットワークが学校に整備された。2020年からの2年間は、いかに端末に慣れるか、授業にどう取り入れるのか、などが話題の中心であった。しかし今後は、これらの環境を活用して、いかに学習者中心の学びを作っていくかが重要となる。一方で、学習者主体の学びは教師のこれまでの授業観を変容させる必要もあり、難しさが伴うことが指摘されている。また、デジタル教科書やクラウドツールなど、新たな学習リソースが活用できるなかでこれらを取り入れた学びをどのようにデザインしていけばよいのかについての知見は十分ではない。そこで、我々は、研究者と現場教員とで研究チームを組織し、これまでの授業の課題点を洗い出し、その課題点に対する改善策を具体的な授業デザインの形で提案することとした(6事例)。また、実践を通じた評価を行い、授業デザインの有効性を示すことを試みた。(東研研究報告 No.363)
東京教育研究所
本稿では、5年社会「これからの食料生産とわたしたち」単元の指導案2をご紹介する。
富山県公立小学校 福田慎一郎
本稿では、5年社会「これからの食料生産とわたしたち」単元の指導案1をご紹介する。
地域副読本作成の際,手引きとして活用できる冊子。平成29年3月に告示された小学校学習指導要領「社会」と,「小学校学習指導要領解説 社会編」にもとづいて改訂を行った。巻頭の論考「学習指導要領と地域学習」を全面的に見直したほか,新学習指導要領をふまえた単元構成を示し,すべての単元の学習展開と副読本の留意点について解説した。なお,巻末の付録には,「社会的な見方・考え方について」を新たに掲載した。
東京書籍(株) 社会編集部
小学校 社会 第3・第4学年用の地域副読本を編集・作成される際に,役立つ資料をまとめました。編集会議の資料や,原稿執筆の留意点などを新教育課程の内容に沿って紹介していますので,参考にしていただけたら幸いです。
本誌は、東京書籍(株)東北支社で作成した小学校社会科の機関誌です。東北各地の現場の先生方から寄稿していただいた授業実践例を中心にまとめました。巻頭言で、山形大学教授 江間史明先生から、今回のテーマである「思考ツール」について、その意味と活用の留意点を簡潔に解説していただきました。その上で、思考ツールを活用した授業実践事例を5人の先生方から紹介していただきました。なお、各実践例に紹介されている図版資料などは、別枠で詳しく見ていただけるように拡大して表示できます。教材研究に、思考ツールを活用する実践への取り組みに、参考にしていただけたら幸いです。
東京書籍(株) 東北支社
令和6年度用小学校用教科書「東京書籍新しい社会6歴史編」のP8,9を差し替えてご使用いただけます。「大昔のむらのくらし」を調べる内容になっております。千葉県の大網白里市教育委員会生涯学習課様が運用する「大網白里市デジタル博物館」からご提供いただいた資料を活用させていただきました。指導案も作成しましたので、是非ご利用ください。
千葉県小学校社会科地域資料作成委員会
本稿では、6年社会「戦国の世から天下統一へ」単元の指導案1をご紹介する。
本稿では、6年社会「戦国の世から天下統一へ」単元の指導案2をご紹介する。
小学校において、新学習指導要領の全面実施がなされて2年が経過したが、学習指導要領の理念は学校現場においてどのように具体化されているだろうか。本稿では、東京書籍『新しい社会3』の「わたしのまち みんなのまち」を題材に、生活科から社会科への有機的なつながりをもたせつつ、社会科入門期の子どもたちが豊かな社会認識を通して公民としての資質・能力を身につけ発揮していけるような実践モデルの提案を行いたい。
福岡教育大学大学院 准教授 坂井清隆