教科の広場
GIGAスクール構想により、1人1台端末と高速ネットワークが学校に整備された。2020年からの2年間は、いかに端末に慣れるか、授業にどう取り入れるのか、などが話題の中心であった。しかし今後は、これらの環境を活用して、いかに学習者中心の学びを作っていくかが重要となる。一方で、学習者主体の学びは教師のこれまでの授業観を変容させる必要もあり、難しさが伴うことが指摘されている。また、デジタル教科書やクラウドツールなど、新たな学習リソースが活用できるなかでこれらを取り入れた学びをどのようにデザインしていけばよいのかについての知見は十分ではない。そこで、我々は、研究者と現場教員とで研究チームを組織し、これまでの授業の課題点を洗い出し、その課題点に対する改善策を具体的な授業デザインの形で提案することとした(6事例)。また、実践を通じた評価を行い、授業デザインの有効性を示すことを試みた。(東研研究報告 No.363)
東京教育研究所
【児童書・保育雑誌等を手がける「フレーベル館」と初のコラボレーション!】「架け橋プログラム」って何?どこから始めればいいの?今までと何が違うの? 注目されている幼保小連携について、さまざまな疑問にお答えする充実の1冊です。
東京書籍×フレーベル館
本稿では、2年生活「おもちゃ作り」単元の指導案2をご紹介する。
富山県公立小学校 福田慎一郎
本稿では、2年生活「おもちゃ作り」単元の指導案1をご紹介する。
令和3年7月、中央教育審議会初等中等教育分科会に「幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会」が設置され、幼児教育の質的向上及び小学校との円滑な接続について審議が行われている。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示され、幼保小間の交流行事や、小学校でのスタートカリキュラムの実施が進んでいるものの、形式的な連携にとどまっているのではないかといった課題が指摘されている。本研究では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に着眼して、子供の活動における具体的な子供の姿を通して見える化し、幼児期に育まれた力が小学校教育にどのようにつながっているのかを共有することで、幼児教育の成果を小学校教育の質の向上につなげたいと考えた。(東研研究報告 No.350)
先生方は「子どもが自ら課題意識をもち、主体的に学ぶ授業」をめざして、日々ご尽力されていると思います。今回の学習指導要領改訂ではこれまで以上に、子どもの主体的な学びが重視されています。そこで本稿では、各学校で実践されている事例をご紹介しながら、若い先生方への授業づくり応援メッセージとして、生活科における主体的な学びの実現について考えてみたいと思います。
福岡教育大学大学院 教育学研究科教職実践専攻 特任教授 峯みね田た明あき子こ
神奈川県版 小学校生活科・総合的な学習 教育情報誌「生活科・総合的な学習の授業力を磨く」の第1号です。今号では、「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」をテーマに、生活科は2件、総合的な学習は3件の実践事例を掲載しております。相模原生活科・総合的学習研究会「柴胡の会」編
東京書籍(株) 東京支社
本誌は、東京書籍(株)四国支社の教育情報誌で、地域の教育実践などをご紹介します。今回は、学習者用デジタル教科書・教材の小学校各教科での活用アイディアをご紹介します。はじめに、「学習者用デジタル教科書がほんとうの学習者を育てる」というテーマで、中川斉史(徳島県上板町立高志小学校校長)先生から巻頭言をいただきました。各教科では、学習者用デジタル教科書のコンテンツを使った実践や活用方法を、それぞれ簡潔にまとめていただきました。
東京書籍(株) 四国支社
本稿では、生活科「公共物や公共施設を利用する活動」単元の実践記録5をご紹介する。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
本稿では、生活科「公共物や公共施設を利用する活動」単元の実践記録6をご紹介する。