教科の広場
小学校保健・中学校保体に取り組む先生のための機関誌「保健と体育の情報誌」のVol.6です。 保健と体育の情報誌Vol.6発行にあたって 『保健と体育の情報誌 第6 号』は,東京2020オリンピック・パラリンピックの情報を中心にお届けします。 特集1 では,最終代表選考会で優勝しオリンピック出場が内定している,東京書籍社員でテコンドー男子−58㎏級の鈴木セルヒオ選手のインタビューを掲載します。テコンドー名門高校への韓国留学から,リオ大会出場を逃した後にけがを乗り越え東京大会出場権を獲得するまでの道のり,今後の目標などについて聞きました。 特集2 では,オリンピック・パラリンピックに関わられている方々から,スポーツを支える素晴らしさ,パラリンピック教育について提言をいただきました。オリパラ通信では,新国立競技場を中心に競技関連施設を取り上げています。また,熱中症対策について,大塚製薬の取り組みを掲載しています。 それでは,『保健と体育の情報誌 第6 号』をお楽しみください。 3 特集1 世界にはばたけ! 若きアスリート 鈴木セルヒオ 6 特集2 東京2020 オリンピック・パラリンピックに向けて スポーツを「支える」楽しみ・・・西川千春 8 パラリンピック教育で何を伝えるべきなのか?・・・マセソン美季 10 オリパラ通信 新国立競技場と東京五輪関連施設・・・飯塚大輔 12 大塚製薬が考える新しい熱中症対策・・・大塚製薬株式会社 14 こんなときどうする? 指導のワンポイント・・・小林博隆 12 セルヒオ・ブログ
東京書籍(株)保健体育編集部
私たちがこれまで遠隔体育の実践について研究してきたことに基づき,外出自粛をして家庭で過ごしていながら,オンラインを活用して体育授業を実践するための方法について先生方と共有したいと思い,本論稿を書いています。私たちは学校間をオンラインでつないで遠隔体育を実践してきました。そして,遠隔地の体育館やグラウンドで行われる授業を他の学校とつなぎ,集団対集団で実施される授業を中心に研究をしてきました。そういった意味では,通常の体育クラスを遠隔で結んで実施することを実現してきましたが,今回は,その研究を応用して,「家庭と学校をつなぐ体育実践」という観点で,その可能性について論じていきたいと思います。
東京学芸大学・准教授 鈴木直樹
今回改訂された小・中学校の学習指導要領では,共生の視点を踏まえた指導内容を示すことや個々の生徒の学習の困難さに応じた配慮例が示されるなど,内容の取扱いの改善策が明示されている。本研究において,インクルーシブ教育の理論を整理し,インクルーシブ体育の具体的実践に結びつけるための様々な実践事例を提示した。教師一人一人の意識・行動改革を促し,障害のある子供たちとない子供たちが共に楽しく学び合える授業づくりに役立てていただきたい。(東研研究報告 No. 321)
東京教育研究所
小学校保健・中学校保体に取り組む先生のための機関誌「保健と体育の情報誌」のVol.4です。 保健と体育の情報誌Vol.4 発行にあたって 『保健と体育の情報誌 第4号』をお届けします。今号は,若手アスリート紹介,2020東京オリンピック・パラリンピックに向けての二つの特集を中心に構成いたしました。 特集1 では,男子車いすバスケットボールで活躍する古澤拓也選手へのインタビューをお届けします。車いすバスケットを始めたきっかけや,ジュニア時代,そして現在の大学生活で仲間とともに練習している様子などを取材しました。同時に,車いすバスケットボール男子日本代表チームを率いる及川晋平ヘッドコーチからも,指導するうえでの心掛けなどをうかがいました。 更に,いよいよ開催まで500日を切った2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて,スポーツへの興味・関心を高め,共生社会へ目を向ける視点で,特集2 を組みました。 それでは,『保健と体育の情報誌 第4号』をお楽しみください。 3 特集1 世界にはばたけ! 若きアスリート 古澤拓也/コーチインタビュー 及川晋平 特集2 2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて 8 小中学生に見てほしい,感じてほしいこと・・・真田 久 10 誰もがスポーツを楽しみ挑戦できる社会を目指して・・・田中暢子 12 オリパラ通信 ホストタウン 交流が広がる・・・丸山実子 14 こんなときどうする? 指導のワンポイント・・・小林博隆 16 セルヒオ・ブログ
本研究では新学習指導要領の趣旨に沿って,新たな体育の方向性を示すとともに,日々の体育の授業において,子供たちが「楽しく学び,次の時間を楽しみにする」ように授業が終わることを期待して,「誰もが待ち望み楽しみにするような体育の授業」の指導の在り方について追究していくこととする。また,若手教員が多くなった実態を踏まえ,体育の指導者のさらなる指導力向上を願って,体育指導の基本的な指導スキルや情報など,資料の提供をしていきたい。(東研研究報告書No.311)
小学校保健・中学校保体に取り組む先生のための機関誌「保健と体育の情報誌」のVol.3です。 保健と体育の情報誌Vol.3 発行にあたって 『保健と体育の情報誌 第3 号』をお届けします。今号も引き続き,若手アスリート紹介,新学習指導要領座談会の二つの特集を中心に,オリパラ通信,指導のワンポイントなどで構成いたしました。 特集1 では,競泳のパラリンピアン,一ノ瀬メイ選手へのインタビューの様子をお届けします。一ノ瀬選手の競泳を始めるきっかけや,パラリンピックへの思い,ふだんから意識していることなどを取材し,記事にしました。 特集2 では,新学習指導要領について,中学校保健分野に関する座談会の内容を掲載しました。改訂の概要や指導上の留意点などについて,端的にまとめております。 それでは,『保健と体育の情報誌 第3 号』をお楽しみください。 3 特集1 世界にはばたけ! 若きアスリート 一ノ瀬メイ 6 特集2 座談会 新学習指導要領を読み解く(中学校保健分野) 12 オリパラ通信 いろいろできるホストタウン 14 こんなときどうする? 指導のワンポイント 16 セルヒオ・ブログ
学習カードも授業も授業においてとても重要な役割を担っている。しかし、多くのカードは「すべての子供にとって本当に役立つのか?」という疑問もある。ましてや、特別支援を必要とする子供たちが見通しをもって取り組めるカードとなっているだろうか。そこで、特別支援教育に対応した、ユニバーサルデザインの考えを取り入れた学習カードを提案する。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
特別支援を必要とする子供たちに対応する授業づくりは、今日の喫緊の課題である。そこで、本実践では、特別支援学級と交流学級における授業の在り方を提案する。基本的には、体育科の学習を通した学級作りを中心としている。つまり、ネット型ゲームを通して、全ての子供が「できた」を体験し、学級が一つにまとまるにはどうすればよいかを提案する。
本稿では、「誰でも出来る!!スモールステップでのサッカー型ゲームⅠ・Ⅱ ~第3学年「タグラグビー」の授業」に対応している学習カードを紹介する。 拙実践の単元計画、毎時間の授業に合わせて作成した。
本稿では、第3学年「タグラグビー」の授業の実践を紹介する。