教科の広場
先生方は「遊牧民ゲーム」をご存じだろうか。これは、西アフリカの遊牧民フラニ族の生活実態をもとに教材化したもので、生徒が数名のグループに分かれ、それぞれ遊牧民として牛を連れて2年間遊牧生活を行い、残った牛の数でゲームの勝敗を決するというシミュレーション教材の1つである。本稿では、筆者の「遊牧民ゲーム」活用の実践事例をご紹介したい。
奈良女子大学附属中等教育学校 落葉典雄
本校では、高校3年次に地理Bが設置されており、大学入学共通テストへ向けた学習時間を維持しつつ、短時間でできる「深い学び」につながる時間の確保を模索する授業展開を考えている。今回ご紹介する実践事例は、地理Bにおける2時間の授業時間を利用し、日本における少子高齢化の問題とその解決策を他国における少子高齢化対策と比較しながら、18歳の高校生に考えさせようという目的で計画したものである。
箕みの面お自由学園中学校・高等学校 松尾淳一
本校では、3年2学期まで地理Bを終わらせる授業計画となっている。また、本校の1時限の授業時間は45分で授業の効率化が必須である。一方、本校は「グローカル・・・・・リーダーの育成」を掲げ、ローカル・グローバル両面で活躍する人材の育成を図っている。この点から、本校の実践事例をご紹介したい。
箕面自由学園高等学校 松尾淳一
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第12回。学校の最寄り駅に見られる地図をきっかけとして、私たちの生活に身近な存在である地図への認識を深めます。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第11回。地球儀の作成を通して、平面地図とは異なる位置関係や距離、方位、対蹠点などを間近に捉え、地球のすがたに関する認識を深めます。
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第10回。「日本では何月生まれの人が一番多いか」という発問を端緒として、出生・人口構造と産業・社会構造の深い関係について学びます。
本校は、「『自主・自律』の精神と幅広い『職業観』を養い、目的意識を持った進学の実現により、将来、実社会で活躍できる人材を育成する」という教育理念のもと、2017年度以降教員・生徒が一人1台タブレット端末を持つICT教育に注力している。タブレット端末は授業以外にも、各種連絡や資料等の配布など多くの場面で利用されている。本稿では、地理B授業でのタブレット端末利用の実践事例について考察したい。
大阪府 常翔学園中学校・高等学校 中村彰
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第9回。旅行パンフレットを使ったポスター作成を通して,世界地誌や観光業について学びます。
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第8回。実際に教室でコーヒーの生豆から焙煎・粉砕し、淹れたてのコーヒーの香ばしい香りに包まれながら、プランテーション農業について学びます。
東日本大震災アーカイブ宮城についてお知らせします。
宮城県