「個別最適な学び」の授業事例。【東書教育シリーズ】探究する新しい科学 個別最適な学び 実践事例集(2021年10月)より。「個別最適な学び」が教師の負担になってはいけません。これまでの授業を見直す機会として、考えてみてはどうでしょうか。「指導の個別化」と「学習の個性化」を考えるとき、当然生徒一人ひとりの学習状況を把握することが必要です。学びの成果は、定期テストやレポートなどの数値化させたものから判断できますが、学びのプロセスは日々の授業を通じて生徒一人ひとりがどのように学んでいるかなど、可視化された学習の履歴などから見取ることが大切なのではないでしょうか。
法政大学生命科学部准教授 辻本昭彦