夢を実現するために「長期」「中期」「短期」の目標を立てる。練習で見つけた課題を毎日文章にして、思考を整理する。三笘薫(みとまかおる)選手は小学生の時からこうした取り組みを続けてき...
2026年5月16日
「怪物とたたかう者は、自らも怪物にならぬようにこころせよ」とは、ニーチェの警句である。「怪物」の怖さを身をもって知る人に会いに行った。北海道旭川市に住む菱谷(ひしや)良一さん、1...
2026年5月15日
「アサカイの悪夢」という言葉がある。1950年代から60年代にかけて、駐米大使を務めた朝海浩一郎の「夢」である。ある晴れた日、突然、国務長官に呼びだされ、驚きの通告をされる。「い...
2026年5月14日
アラスカに生きる先住民族には、白色を表す言葉がいくつもあるそうだ。激しい吹雪の白、冷たい氷雪の白、暖かな湯気の白……。私たちには同じに見えても、白色に囲まれた極北の生活では、すべ...
2026年5月13日
俳人の橋本夢道(むどう)は東京・月島の長屋暮らしを何より愛した。〈春らしい夜明けがしてもう隣の足音が伝わってくる家〉。娘の殿岡浩佳(とのおかひろよ)さん(80)は、「本当に物欲が...
2026年5月12日
本土返還前の1964年、沖縄・与那国島にテレビ放送はなかった。東京五輪が見たい島民は、約110キロ離れた台湾に向けて10メートル以上のアンテナを立てて現地の中継を受信した――。島...
2026年5月10日
「父のゐる庭」と題した詩集がある。詩人の津村信夫が昭和の時代に書いた作品集である。亡くなった父親を偲(しの)び、その思い出を語る言葉たちが美しい。なかでも、兄と二人、父の書斎を片...
2026年5月9日
歴史に残る記者会見というものがある。人々の記憶に深く刻まれ、のちの世を変えていくような言葉を生んだ会見である。1985年、「ミスター検察」とも呼ばれた伊藤栄樹(しげき)氏が検事総...
2026年5月8日
春の風にゆられ、東京・築地の街を歩く。外国人の観光客が多い。背の高い金髪の男性とすれ違うとき、その太い腕の刺青が目に入り、おやっと思った。「ぢ」とある。どういう意味なのだろう。声...
2026年5月7日