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雪、米、砂、骨、霧。韓国の作家ハン・ガンさんの『すべての、白いものたちの』は、たくさんの白が記憶とともに語られる。薄い白、灰色がかった白。白もさまざまにある▼そんなたくさんの白の...
2026年10月29日
サッカー女子元日本代表・澤穂希さんは小学生のとき、地元のサッカークラブに入団しようとして断られた。女の子は前例がなかったからだ。仮入団して活躍するようになると、今度は「女のくせに...
2026年10月28日
日仏16人の作家が寝台列車に乗り、24時間で一つの小説を書き上げる。5日に小欄で紹介した旅に同行した。京都発の特別列車は途中停車しながら松江に向かった。走り出した車内で、さっそく...
2026年10月27日
記者として、型にはまった表現は避けたい。一つひとつ取材の対象は異なるのに、一くくりにしてしまう。自戒を込めて言うなら、複雑な事象をつかみきれず、原稿を書きあぐねた時に陥りがちだ▼...
2026年10月26日
主要国首脳会議(サミット)が初めて開かれたのは、1975年の秋だ。パリ郊外のランブイエ城に、欧米各国とともに日本も肩を並べた。当時の三木武夫首相は、歴史的な機会と気負った。アジア...
2026年10月25日
大学1年の夏に、ブルートレインで西に向かった。〈私が育った家からは佐世保湾が見渡せる。狭い平野部のほぼ中央に米軍基地はあり、朝夕には、アメリカ国歌に合わせて星条旗がはためいた〉。...
2026年10月24日
内田百閒が「鉄道館漫記」と題した随筆を書いている。彼が半月ほど、東京駅の鉄道ホテルに泊まり込んだときのことだ。眠れない夜、午前4時になると初発電車の響きが聞こえ、どうにも気になっ...
2026年10月23日
ハッカーのことを中国語では「黒客(ヘイコー)」と書く。そのサイバー攻撃を防ぐホワイトハッカーは「白帽子(パイマオツー)」と呼ばれる。10年ほど前のことである。北京の大手サイバーセ...
2026年10月22日
〈――男ありて/今日の夕餉(ゆうげ)に ひとり/さんまを食(くら)ひて/思ひにふける と〉。この季節になるとよく見かける詩を口ずさみながら、神奈川近代文学館で開かれている「佐藤春...
2026年10月21日
いまなら珍しくもない。でも1980年代の田舎の中学生には衝撃だった。派手な化粧をした忌野清志郎さんと坂本龍一さんが歌う「い・け・な・いルージュマジック」。テレビの前でポカンと口を...
2026年10月20日