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「ヒト遺伝学アプリを活用した小学校授業 実践事例集」(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 小林朋子 2024年7月)より。この授業は「学びをつなごう」ということで、植物と動物が生命をつないでいく仕組みについて考えさせる授業である。植物と動物では生命をつないでいく仕組みが違うように見えるが遺伝子を伝えていくという視点で見れば共通している。そういった内容の「学びをつなごう」というテーマから、どうしても説明が多くなる授業になる。こういうときには視聴覚教材の利用が効果的になっている。つまりICT ツールの利用が求められる授業の一つであると言える。
仙台市立黒松小学校教諭 椎名慶
「楽しくできる!発展活動事例集」東京書籍2004年6月作成より。植物の発芽条件(温度,水,空気)を調べたあとで,そのほかの条件として,日光が発芽に関係しているかどうかを調べ,植物の発芽条件に対する理解を深める。
東京書籍(株) 理科編集部
種子の発芽には空気と適度な温度と水が必要であることに気付いた子供たちとボトルプランツ作りに挑戦する。子供たちは発芽の3つの条件を満たすように種子を植えたが、発芽しないという事象に出合う。この問題を解決しようと動き出した子供たちは、これまでの発芽装置との違いを考える。「蓋を閉めると発芽していないな。」「ボトルの中には空気があるのに、発芽しないのはどうしてだろう?」と発芽と空気の関係について既習経験とズレを感じ、思考を活性化していく。水の中では種子が発芽しなかった等の既習経験や人間の呼吸と関係付けて事象を捉えることで、「種子も人間と同じように酸素を取り入れて二酸化炭素を出しているんだ。」と呼吸という視点から発芽条件について考えを深めていく。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
5年理科「種子の発芽と成長」単元の授業実践のまとめを報告する。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
がんばる先生のための理科指導のてびき3 「マンガで分かる! これからの理科の授業」(2017年11月)より。“ 生きた” 知識と技能とは?/生きて働く「知識及び技能」の習得/授業はどのように変わるのか 第5 学年 「植物の発芽と成長」。子供が強い問題意識をもって問題を解 決し、知識を獲得できるようにする。獲得した知識を他の文脈で活用できる ようにする。技能は、観察・実験の器具の操作手順 を暗記させるのではなく、その意味も 理解できるようにする。
東京書籍(株) 理科編集部
小学校の理科実験では教科書通りに実験を行ってもうまく行かない場合がある。また、教科書で扱われている実験用具や材料が当該校にはない場合もままある。本校もその例外ではないので色々と試行錯誤を重ね児童が納得できるように工夫改善を図りながら実験を行ってきた。ここでは今までに工夫改善を重ねてきた実験の方法や実験用具の作製方法等を紹介する。参考にして頂ければ幸いである。
埼玉県鶴ヶ島市立長久保小学校 理科学習支援員 橋口政昭
東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。小・中・高,学年別に生命の連続性について,児童生徒の発達段階におけるねらいや主な学習活動を簡潔に一覧表にまとめました。
東京教育研究所