教科書の単元から資料を探すページです。
東研研究報告No.220 特別課題シリーズ10「理数教育の充実に向けて-小・中の系統性を踏まえた指導の研究-」より理科編 : 「粒子」の見方や概念から系統的な指導を考える算数・数学編 : 「文字式」の系統的な指導を考える(研究開発部会・理数教育研究会 平成20年度研究報告)
東京教育研究所
教室の窓「教育情報Vol.30」2010年4月より。第3学年では「ア 物質不滅の法則」「イ 物の密度」に関わる基礎的な見方を,操作を通して経験的に育てることが求められている。
埼玉県さいたま市立大成小学校教諭 持木沙和子
九州発信 理科の道標(みちしるべ) 第3号 2010年 5月発行より。物(物質)とは,物体を構成し,空間を占有する性質のある存在のことである。ここでは,物質のもつ重さの保存についての概念の形成の理解の充実を狙っている。平成21年度の移行期で新しく入ってきた単元で,この授業提案という思いでまとめてみる。
いちき串木野市立生福小学校教諭 米盛直
東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。「物と重さ」の学習は,重さの保存に関する理解の充実を図ることで児童の物質観を豊かにできる内容になっている。ここで扱う「重さの保存」概念は,「粒子の保存性」を「質量は保存される」という視点で理解するための基礎になるところだが,「重さの保存」概念を理解させ定着させていくことは難しいという調査結果もある。また,この学習は,第5学年「A1物の溶け方」の学習につながっている。
東京教育研究所
「九州発信 理科の道標(みちしるべ)第5号」東京教育研究所2011年5月発行より。てんびんや電子てんびんを用いて,重さを数値化し,持ち方をかえても重さは変わらないことをまとめたあと,「かかる重さを1点ではなく,広い面で支えれば,重さが分散されてしまうが,全体の重さは変わらない。」という圧力概念の説明に付加することで,日常生活での手ごたえと重さとのギャップをうめ,より実感を伴った理解へとつながると考え,実践した。
鹿児島県鹿児島市立錦江台小学校 鈴東淳
東研研究報告No.250(特別課題シリーズ32)「科学的な思考力や表現力を高める理科学習の指導と評価の実践事例研究-ルーブリック評価とメタ認知を踏まえた指導-」東京教育研究所2013年4月発行より。本実践は,物の重さに対する追究活動から,「粒子」についての基本的な見方や概念を育てていくものである。この学習では「物は,形が変わっても重さは変わらないことを,実験の結果をもとに説明できる」ことを評価指標(ルーブリック)のA 段階とし,到達を目指した。それにより,理由を明確にして自分の考えが説明できる児童が増えていった。
豊橋市立二川小学校 教諭 渡辺徹
子供たちは、これまでの生活経験から、「ものは増減がなければ重さは変わらない」ということはだいたい理解できていると思われる。そのような子供たちに、「粒子の保存性」という見方・考え方を深めるためには、自然事象との出会いの工夫が必要になる。本稿はその実践の紹介である。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
「がんばる先生のための理科指導のてびき 2『子どもの主体的な学びを引き出す導入の指導の工夫』」(2016年8月)より。はじめに,シーソーを用いて,教師と子どもの重さを比べる活動を行う。シーソー の活動では直接比較により重さを比べていることに気づかせて,同じようなしくみの 物を作っていろいろな物の重さを比べたいという思いをもたせ,てんびんを作って身 の回りのいろいろな物の重さを比べる活動を行う。 この活動を通して,身の回りの物はそれぞれ重さが異なることに気づかせ,物の重 さについての問題づくりを行う。平成27-30(2015-2018)年度用教科書「新編 新しい理科」に対応。
東京書籍(株) 理科編集部
物体と物質は似たような言葉で、日常生活ではどちらもよく使われますが、「物体」は「具体的な形をもって存在しているもの」で、「物質」は「一定の質量をもって物体を構成して(形づくって)いて、任意(自由)に変化させることができない性質をもつもの」です。今回は、物質を見分ける大きな手がかりとなる「密度」について考えてみます。
元筑波大学非常勤講師 鈴木伸男
平成14-16(2002-2004)年度用。「新しい算数」に準拠した指導資料です。導入事例としてご利用ください。児童は,日常生活において,物を持ち上げたりする時,それが何かと比べて重いとか軽いとか感じたりする体験をしています。3年生の重さの指導では,このような児童の体験を踏まえ,重さも単位となる重さの幾つ分かで測定できると理解することをねらいとしています。
東京書籍(株) 算数編集部
東研情報 教室の窓 小学校65 算数 特集―考えることを楽しみに,感動をうむ授業の創造―東京教育研究所2000年9月発行より。重さの見当をつけたり比較などを通して重さの量感を身につけたり,重さの概念や測定のしかた,単位がわかる。
東京都品川区立城南第二小学校 勝進 亮次
本単元では,既習の長さやかさの測定方法の考え方との共通点を意識させていくことから,重さも長さやかさと同様に単位量のいくつ分として測定できることを明確に捉えさせていく。そして,そこからさらに普遍単位の必要性に気づかせていきたい。
石川県小学校
東研情報 教室の窓 小学校73 算数(2003年4月発行)より。「プチ発展」とは,妙な言葉だという印象をもたれるかもしれない。これは「新しい教材を開発し,子どもに与える」という発想ではない。「学習に取り組む中で,子どもが自ら発展させて,新しい教材に取り組むようにする」という発想である。
東京学芸大学教育学部附属大泉小学校教諭 細井宏一
東研研究報告No.220 特別課題シリーズ10「理数教育の充実に向けて-小・中の系統性を踏まえた指導の研究-」(2009年5月発行)より。粒子の保存性について,小・中学校の内容の系統を一表にしました。
東京教育研究所
小学校理科移行資料「移行内容の実験・観察ワークシート」(2007年7月)より。本ワークシートは,今回の学習指導要領の改訂で新たに追加された内容です。1ページ目が児童用ワークシート,2ページ目が教師用のワークシートの活用の仕方および解答例になっています。ワークシートはコピーして配付することも可能です。
東京書籍(株) 理科編集部
小学校理科移行資料「移行内容の実験・観察ワークシート」(2007年7月)より。本ワークシートは,今回の学習指導要領の改訂で新たに追加された内容です。1ページ目が児童用ワークシート,2ページ目が教師用のワークシートの活用の仕方および解答例になっています。ワークシートはコピーして配付することも可能です。
東京書籍(株) 理科編集部
令和2~5(2020~2023)年度用「新しい算数 3」に対応。「算数 うでだめシート 3年」より。本シートは単元学習後のふり返り用のワークシートとして作成し ています。テスト用に作成したものではないため,配点や所要時間などについては特に設定しておりません。各単元の大切にすべきポイントをおさえて,数学的な見方・考え方を働かせながら活用するワークシートになっています。なお,単元のページ構成は,問題のページ+解答例のページになっています。
算数うでだめシート作成委員会
「平成27年度版 算数 うでだめシート3年」(2015年7月)より。教科書で学習した基礎的,基本的な内容を振り返り,問題場面で活用するワークシートです。本シートはA4判となっております。B4(122%)に拡大してお使いください。[平成27-30(2015-2018)年度用]
うでだめシート作成委員会
平成17-22(2005-2010)年度用「新編新しい算数」教科書3年下巻P.41~51に対応。個に応じた指導のポイント,指導の実際,支援カードなどでまとめる。重さのくらべ方・はかり・直線上の目盛りに直してはかりの目盛りの読み方を考える。
東京書籍(株) 算数編集部