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2024~2027(令和6~9)年度用教科書「新編 新しい算数1年」に準拠。(math connect「特集記事」)1年生にとって初めての算数の学習がスタートします。就学前から、数を唱えたり、数字を書いたり、数を数えたりできる子どもも多いと思います。でも、数の学習に入る前に、「算数の学習ってどんなことをするの?」という興味・関心を高めることも大切にしたいですね。子どもたちは、就学前から、算数の学習につながる経験をたくさんしてきています。1年①p.1ではそのことをふり返りながら、「比べる」経験に焦点を当てています。写真を見ながら、「この子たちは何をしているのかな?」と自由に話し合う中で、どんぐりの数の多少を比べる、積み木の高さを比べる、などに着目させます。ほかにも比べた経験を想起できれば、自由に発表してもらいましょう。p.2では、数の多少を直観的に判断させます。この話し合いを通して、子どもたちには「『比べる』ことも算数の学習なんだ」、「これまでと同じようにできそう」と感じてほしいですね。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
第28回目の連載となる今回は,第1学年の単元「どちらがおおい」の授業展開について,授業実践をもとに紹介していきます。(※この内容は,東京書籍『新編 新しい算数』1年上第10単元「どちらがおおい」・87~89ページに関連しています。)
高知大学教育学部附属小学校 教頭 藤田究