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本稿は,新学習指導要領の「源平の戦い,鎌倉(かまくら)幕府の始まり,元との戦いについて調べ,武士による政治が始まったことが分かること」を受けて設定した学習指導案の紹介である。
熊本市立白川小学校 西川英臣
東書教育シリーズ小学校社会科「社会科教科書の活用法」(2012年7月発行)より。■平成23-26(2011-2014)年度用教科書(6 年上) p.48~49「源氏と平氏が戦う」に対応。源平の戦いで源氏が平氏に勝利した理由を考え,多くの武士が自分たちの領地を認めてくれる新しい棟梁を求めて頼朝に従ったことや,弟の義経の働きがあったことを表現する。
東京書籍(株) 社会編集部
社会生活の「安心・安全」を守るためになされている「リスク危機マネジメント」は,小学校学習指導要領における「人々の工夫や努力」あるいは「先人の働き」に該当しよう。本稿では,小学校歴史学習として,元寇後の「ご恩と奉公」の関係について考える授業を紹介する。
千葉大学教育学部教授 戸田善治
「小学校社会科 デジタル教科書活用事例集」(香川県2014年5月)より。本単元は,「武士による政治が始まったこと」を理解することを目標としている。子どもたちはこれまでの学習で,古墳をつくった豪族,大仏を作った聖武天皇,それに続く「貴族」中心の世の中について学んでいる。ところが,鎌倉時代から「武士」中心の世の中を学ぶことになる。この変化は子どもたちにとって驚きであり,これまでの時代と対比して考えることで,興味や探究心が深まると考える。実際の指導については,以下に示す教材の構造図をもとに指導内容に軽重を付け,主従関係を基盤とした武士による政治についての理解を深めることが重要である。B: 香川県小学校社会科研究に沿って,単元構成,授業研究を進めた活用事例
香川県高松市 小学校教諭
「新学習指導要領を見すえた 地図帳活用事例集」(2017年10月)より。 第6学年の歴史学習では,歴史的事象や人物, 文化遺産にかかわる地名が多数登場する。地名が 出てきたら,その都度地図帳で,現在ではどこに 当たるかを確認させたい。歴史学習においても地 図帳を活用し,日本地図や世界地図で位置や地形 などとの関係性を確認させることができれば,空 間的により広い視野から,歴史的な出来事をとら えられる。
東京書籍(株) 社会編集部
本実践のねらい。(1)郷土の歴史に対する興味・関心を高めるとともに,理解と愛情を深めること。(2)武家政権確立への動きを源頼朝と奥州藤原氏とのかかわりからとらえること。(源氏と奥州との関連の重要性)
岩手大学教育学部附属小学校 井藤聡
(math connect「今週の算数・数学フォト」一覧)より。神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮「二の鳥居」。ここから境内の入り口にあたる「三の鳥居」までが八幡宮にお参りするための参道になっている。[キーワード]#小4 #台形 #建築 #美術 #遠近法 #STEAM
東京書籍(株) 算数・数学編集部
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.62 2021年1月発行より,[特集]今求められる学習評価。評価規準は教師が成績をつけるためだけにあるのではなく,それを基に児童の学びを把握することで,指導を工夫・改善し,単元の目標を達成できるようにしていくことが重要である。本稿では第6学年「武士の世の中へ」を例に,具体例を示す。
世田谷区立経堂小学校指導教諭 横田富信
「高校地歴・公民ニューサポートVol.3 2005年春発行」より。大河ドラマの影響で,書店には義経関連の本があふれている。最近の十代の若者たちのどれほどが大河ドラマを見ているのか知らないが,義経の話を通じて治承寿永の内乱と鎌倉幕府の成立過程に関心を持つ者が増えるならば,誠に結構なことだと思う。*(著作権の関係で写真資料は掲載していません)
明治大学教授 上杉和彦