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ニューサポート高校「英語」vol.36(2021年秋号)より。本稿では「指導と評価の一体化」について考えてみたいと思います。学校においては、これまでも、指導と評価を継続的に行っていることと思います。高等学校学習指導要領の改訂に向けた平成28年の中央教育審議会答申においても学習評価の改善が示されました。このことからも、「指導と評価の一体化」の一層の充実を図ろうとすることが伺えます。
文部科学省 初等中等教育局教育課程課 教科調査官/情報教育・外国語教育課外国語教育推進室 教科調査官/国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官・学力調査官 富高雅代
ニューサポート高校「英語」vol.36(2021年秋号)より。新学習指導要領では、「外国語」の目標として、「4技能(5領域)の統合的な能力の育成」、「目的や場面、状況などに応じて英語を活用する能力の育成」が強調されています。そして、そうした能力の到達目標の基準として、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のレベルが示されるようになりました。新学習指導要領が求める到達目標は、CEFR レベルに換算して、中学卒業時で CEFR ベル A2下位レベル、高校卒業時で CEFRレベルB1レベルとされています。
東京外国語大学 川本渚凡
ニューサポート高校「英語」vol.36(2021年秋号)より。英語の授業を通して、実用的な英語運用能力を身につけさせたいというのは、英語教師の共通の願いですが、そこにはいつも「でも…」と続く事情がありました。生徒の進路希望の実現は、学校にとって大変重要な責務ですから、特に大学進学者の多い学校においては、大学入試に対応する力を身につけさせることは、生徒本人、そしてその保護者の強い希望でもあるわけです。様々な意見はありますが、大学入試問題が4技能のスキルを求めていないことで4技能型の授業の発展にブレーキがかかっていたという考え方を完全に否定することはできないでしょう。
国際教養大学 内田浩樹
本書では,構文・文法事項の英語表現,リーディングスキル紹介,ディベート・プレゼンテーション・ディスカッション・スピーチ,クラスルーム英語等を紹介しています。授業での展開を想定した生徒と教師との英語での問答例も,モデルとして取り上げています。
東京書籍(株) 英語編集部
ニューサポート高校「英語」vol.38(2022年秋号)「特集:私ならこう使う! 教科書コンテンツ」より。今 回 は ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATION Ⅰ(Unit 8)を使用すると仮定して、一夜づけの暗記中心のテストではなく習熟確認を中心とし Backwash Effect を狙うテスト、そして、同時に新課程における【知識・技能】、【思考力・判断力・表現力】を意識したテストの形を提案したい。
東京農業大学第二高等学校 河野和幸
ニューサポート高校「英語」vol.38(2022年秋号)「特集:私ならこう使う! 教科書コンテンツ」より。本稿では、英国の公的な国際文化交流機関である British Council と協力して編集した教科書 ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATION I、 Unit 1 を例に、Reading から Retelling までの流れを考えてみたい。
市川中学校・高等学校 山本永年
ニューサポート高校「英語」vol.38(2022年秋号)「特集:私ならこう使う! 教科書コンテンツ」より。「なぜ、be going to は未来を表すのか」「なぜ、foot や man の複数形はfoots、mans ではないのか」「なぜ、受動態は be+過去分詞なのか」…これらの疑問は大学生から寄せられたものである。現代英語だけをいくら眺めていても答えられないが、英語史を学んでいると、それなりの回答をすることができる。しかしながら、普段の英語の授業の中に英語史の知見を活かす試みは、まだまだ始まったばかりといってもよいかもしれない。
東京学芸大学 阿戸昌彦
ニューサポート高校「英語」vol.38(2022年秋号)「特集:私ならこう使う! 教科書コンテンツ」より。今年2022年の4月から、新しい学習指導要領による「新教育課程」が高等学校でも始まりました。弊社のような検定教科書を作っている出版社から見ると、今回の教育課程は「観点別評価の導入」「パフォーマンステストによる評価」といった、評価に関する変更点が大きかったような印象を受けましたが、それ以上に、デジタル機器をめぐる諸環境の変化がやはり大でした。とは言え、これらについては識者やマスコミなどですでに広く語られているので、わざわざここでレポートするまでもないかと思われます。ここでは、もう少し範囲を狭めて、今回の本誌テーマによせて「英語の音声指導」に絡めながら、「様々な英語」という観点で、最近の話題をいくつか述べてみたいと思います。
東京書籍(株) 英語編集部
本誌は、東京書籍が発行する教科書『ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATIONⅠ』、『NEW FAVORITE English Logic and ExpressionⅠ』をご使用いただいた先生方の実践事例集です。同教科書をこれからご使用いただく先生方、新課程の授業の進め方にお悩みの先生方のご指導にお役立ていただけましたら幸いです。
東京書籍(株) 英語編集部
【英語実践事例シリーズ No.13】令和4(2022)年度に高等学校に入学した生徒から、新学習指導要領で授業が行われている。その指導を踏まえ、令和7(2025)年度の共通テストの中身も変わることとなり、昨年11月には「試作問題」がリリースされた。本稿では、共通テストの試作問題を通してどのような着眼点を持ち、実際の教室での指導を行ったらよいか、考察していきたいと思う。
西武学園文理高等学校 土屋進一
【英語実践事例シリーズ No.21】近年の教育では、生徒に知識・技能を身につけさせるだけでなく、思考力・判断力・表現力を育み、さらに生徒の興味・関心を喚起しながら、学びに向かう力を引き出すことが求められている。本稿では、理数探究と英語ニュースを組み合わせることによって、生徒の探究心を高める実践的な指導について述べたいと思う。
西武学園文理高等学校 土屋進一
本誌は、東京書籍が発行する教科書『ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATIONⅠ』、『ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATIONⅡ』をご使用いただいた先生方の実践事例集です。同教科書をこれからご使用いただく先生方、新課程の授業の進め方にお悩みの先生方のご指導にお役立ていただけましたら幸いです。
東京書籍(株) 英語編集部
高等学校の現場の教員が、組織的に、公平かつ平等に、観点別評価を実施できるのかという問題を解決するために、まずは観点別評価を組織的に実施してきた小中学校の教員の声を参考に、その現状をまとめていく。次に、高等学校の教員が観点別評価を導入するにあたり、どのようなことから始めることが望ましいのかについて、考察していく。
九州国際大学付属高等学校 桑野 健太郎
男性を呼ぶときのMr.が独身か既婚かに関わらず使えるように、全ての女性をMs.で統一して呼べるように。男女平等実現への期待をこめて、人々はMs.という敬称を使い始めたのです。英語のニュースサイトでは、性自認を持たない多くの有名人や芸能人たちからのリクエストで、彼らの表記が“he”“she”でなく“they”とされはじめていたのです。 “Ms.”の時のように、新しい風が吹き始めているのではないかと感じました。
『NEW HORIZON Elementary』編集委員 ブライアン・ペック
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年12月に発表された中央教育審議会の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」には,「持続可能な開発のための教育(ESD)は,次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」と明記されています。この答申を受けて,小・中学校学習指導要領改訂版(2017年3月公示)の前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,全教科においても関連する内容が盛り込まれました。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。2016年8月の「審議のまとめ」を経て,12月の答申「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」では,「持続可能な開発のための教育(ESD)は次期学習指導要領改訂の全体において基盤となる理念である」とされた。そして,2017年3月,学習指導要領の告示に至った。全体の内容に係る前文及び総則において,「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられ,一定の取り組むべき方向性が示された。加えて,新学習指導要領を貫く「カリキュラムマネジメント」と「主体的・対話的で深い学び」,「社会に開かれた教育課程」の3つの視点は,学校におけるESDの推進にとっても極めて重要なキーワードとなった。
北広島市立東部小学校校長 設楽正敏
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。本校は,世界自然遺産「知床」に存在している児童生徒数69名の規模の小さな学校である。平成28年4月に小中併置校から義務教育学校となり,9年間の学びの充実を目指した小中一貫教育を推進している。小中一貫教育の考え方は様々あるが,本校は4-3-2の3ブロック制を取り入れ,各ブロックで適切な段差を付け,その段差を乗り超える力を付けるように取組を進めている。特徴的な取組をいくつかを紹介する。
斜里町立知床ウトロ学校校長 長谷博文
ニューサポート高校「社会」vol.35(2021年春号)より。COVID-19パンデミックで,これまでノーマルだったことがそうでなくなり,新しい枠組みに対応できる力,そして,できなくなったことではなく,今できることは何かを考えるようなメンタリティが改めて問われています。大学教育も遠隔・オンラインと対面指導のハイブリッド化が一気に促進され,さらに決められた時間に授業を受けるという学び方だけではなく,オンデマンドで提供される学習材を用いて,自ら計画的に時間設定して学ぶこととの組み合わせが可能となる学び方が一層拡充されるでしょう。そのような変化の中で,将来教員として活躍する人を養成する大学が,どんな力を入学試験で求めるのかについて考えたいと思います。
兵庫教育大学理事・副学長 吉水 裕也
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。私は2030アジェンダに出会う前から,私たちの住む星「地球」の自然環境の破壊,地球温暖化による気候変動等に対して危機感を持ちながら暮らしていました。2030アジェンダを読んだとき,自然環境だけではなく経済,社会における重要課題が明文化され,さらに,地球を救うことができる最後の機会は私たちであると,書いてあったことに衝撃と焦りを覚えました。2030アジェンダのタイトルにある「変革」をするためにどうしたらいいのかと悩む毎日です。「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」は2014年9月に国連総会にて採択された文章です。この2030アジェンダの中に持続可能な社会を世界で目指す目標としてSDGsが記載されています。SDGsのみに焦点が当てられていますが,2030アジェンダにはSDGsが必要な背景も書かれていますので,一読をオススメます。
北海道地方ESD活動支援センター 大崎美佳
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。 札幌市では,2018年3月に策定した「第2次札幌市環境基本計画」において,初めて行政計画としてSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて取り組むこととなった。本計画では,「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市『環境首都・SAPPORO』」を将来像とし,環境,社会,経済分野の統合的取組を推進することで,SDGs達成にもつなげていくことを位置付けた。特に近年の気候変動をはじめとする環境問題は,地球温暖化の影響による大型の台風や干ばつなどによる世界的な気象災害の増加により,経済的被害やそれに伴う貧困の悪化や健康被害など,我々が消費する資源やエネルギーによる影響が環境分野にとどまらないグローバルな課題につながっており,SDGsはこのような世界の現状への気付きと解決に向けた視点を得るための非常に重要な目標となっている。
札幌市環境局環境計画課推進係長 佐竹輝洋
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。学習指導要領(2017.3公示)前文に「持続可能な社会の創り手」の育成が明記され,「持続可能な開発のための教育(ESD)」の重要性があらためて指摘されました。同時に,2030年を目途とする「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献することが求められています。17の具体的な目標からなるSDGsを意識したり明示することにより,きわめて広い学習領域をもつESDの実践が,よりやりやすくなったともいえます。
北海道教育大学名誉教授 大津和子
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.14」より。年末に生徒会が行っている募金活動を,より募金の使われ方が目に見えるようにタイの子どもが1年間学校へ通学するための支援金として送金する取り組みに変更した。生徒玄関には現在支援しているタイの生徒の写真が掲示されている。そして,これらの活動が,SDGsの目標3「福祉と健康」,目標4「質の高い教育」につながる活動だということを教職員に伝えて,現在取り組んでいるこれらの活動を生かしながら次年度の学校経営に向かいたいという私の願いを少しずつ広めていった。
石狩市立花川北中学校校長 橋詰典明
「Enrich Learningの魅力」と「生徒の学び」が効果的につながるワークシート」。本教材は、2022(令和4)年初刊行の東京書籍「ENRICH LEARNING Ⅰ」に準拠したワークシートです。
新潟県立高田高等学校 教諭 長谷川 誠
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsの 17 の目標を紹介します。「家庭科の教科書には,SDGs のそれぞれの目標に関連する内容がたくさん載っている。どこに,どの目標と関連した内容があるか,探してみよう。」
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsとは,国連で決めた「持続可能な開発目標」のこと。2015 年,「誰も置き去りにしない(no one will be left behind)」社会を創造するために,国連総会で採択されました。今だけでなくこの先もずっと,地球上の誰もが安心して,満足に暮らしていけるようにするには,SDGsの 17 の目標を,2030 年までに達成する必要があります。そのために,社会の担い手である私たちは, どのように生活を変えていけばよいのでしょうか。家庭科には,そのヒントがたくさんあります。各目標についてくわしく知り,持続可能な生活と社会を実現していきましょう。
東京書籍(株) 家庭編集部
2030年までに達成するべき国際社会共通の目標である「SDGs (持続可能な開発目標)」について,教科書を活用してご授業をする際の助けになるよう「Let’s Study! SDGs」というお知らせペーパー(教授用資料)をシリーズで発行しております。
東京書籍(株) 家庭編集部
「ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATION I」(CⅠ 703)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の、年間指導計画例です。単元ごとに、学習のねらい、評価の観点のポイントなどを表にまとめました。
東京書籍(株) 英語編集部
「ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATION I」(CⅠ 703)令和4~7(2022-2025)年度用教科書の年間指導計画にもとづく観点別評価規準例です。単元ごとに主な学習活動と評価の観点と方法を表にまとめました。
東京書籍(株) 英語編集部
本誌は、東京書籍が発行する高校英語の教育情報誌です。先日行われた共通テストについて、河合塾講師小森清久先生に分析していただきました。今回は、特集1として「授業と評価」というテーマで、今回の学習指導要領の改訂で話題となっている評価への対応について、実践事例を紹介します。特集2では、「育てたい英語力」として、新課程教科書 ENRICH LEARNING ENGLISH COMMUNICATION I と NEW FAVORITE English Logic and Expression I の活用法についてそれぞれ紹介します。特集3では、「生徒が思考する授業」として、「思考力・判断力・表現力」を育成する授業実践例を新課程教科書 Power On English Communication I と All Aboard ! English Communication I を使って紹介します。
東京書籍(株) 英語編集部