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【物理アイデアカード】 電磁誘導・身近な話題・演示実験・生徒実験・自己誘導。(1)もしも電磁調理器があれば,次の実験を見せたい。調理器の上に鉄なべを置き,そのまわりにビニールコードを一巻きすると,豆電球が光る。(2)簡単なエレキギターを作り,エネルギー変換の例(振動のエネルギー・電気のエネルギー・音のエネルギー)として演示する。(3)非常に強力な永久磁石を用いて,うず電流についての実験をする。とても強い抵抗を生じるので予想以上の演出効果がある。(4)簡単に誘導モーターを自作し,うず電流について考察する。(5)比較的簡単に自己インダクタンスと,電流位相の遅れ角φを知ることができる。(6)コイルに流れる電流が急激に変化すると,コイルには自己誘導の高電圧が加わる。(7)相互誘導を利用して豆電球を点灯する。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
【物理アイデアカード】 交流・演示実験・仮説実験。(1)コンデンサーに交流電圧が加えられたとき,流れる電流の位相は,加えられた電圧位相より90°進んでいることを見る。(2)コイルに交流電圧が加えられた時,流れる電流の位相は,加えられた電圧位相より90゜遅れていることを見る。(3)コイルのリアクタンスを変化させることにより共振が起こり,流れる電流が大きくなることを理解させる。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
ニューサポート高校「理科」vol.40(2023年秋号)「特集:『水』をテーマに理科に触れる」より。「水色」という言葉があるように、人は古来より水には色の属性があると認識してきた。確かに、海の水は白い砂浜では淡い青緑色に見え、沖に出れば濃紺に見える。裏磐梯の五色沼は有名な観光名所だ。しかし、コップに入れた水は明らかに透明に見える。一体、水は何色なんだろうか。
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 鳥井寿夫
【物理アイデアカード】 電磁力・教育情報・演示実験・生徒実験・電磁誘導・工作・静電気。(1)簡単に作れ,授業で重宝するので,ぜひ作っておくことをお勧めします。(2)平行な導線間に働く引力によって,バネが縮む。下端が離れて電流が流れなくなる。重力によって再びバネが伸びる。下端が接触して電流が流れる。鉄芯を入れると磁束密度が増し,引力が大きくなる。より激しくはねる。(3)身近な材料で簡単なモーターを作り,電磁力とモーターの原理を理解する。自分が作ったモーターが回るのは感動的であり,興味付けとしても非常に効果がある。(4)磁界中で電流の受ける力を利用した機器の例としてスピーカーを取り上げ,身近にあるものを使ってつくる。(5)10数万ボルトの高圧静電気を利用した放電実験を体験する。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
「物理 I Aミニテスト」物理IA教科書(平成11[1999]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの10分程度を,前の時間の復習として利用できます。[キーワード]赤外線・X線・紫外線・電波・可視光・回折・反射・干渉・屈折
東京書籍(株) 理科編集部
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和47年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。「電流が流れることによって,磁石の性質をもつものがつくられるならば,逆に,磁石のはたらきのあるものから電流がとり出せるのではなかろうか」と考え,それを実験によって確かめたのがマイケル・ファラデー(イギリス,1791~1867年)である。ファラデーとちょうど同じころ,やはり,電磁誘導の現象に興味をもって研究していたレンツ(ドイツ,1804~1865年)は,誘導電流の生じる向きについての規則を発見した。これがレンツの法則である。
東京書籍(株) 理科編集部
テスラ(物理学者)東京書籍作成2004年6月Tesla Nikolaアメリカ,1856-1943科学者人物誌―物理アメリカの電気エンジニア。電気事業の勃興期にあって,電気工学の交流や高周波といった分野で多大な貢献をした。テスラは,オーストリア=ハンガリー帝国支配下のクロアチアで,セルビア正教の司祭を父親として生まれた。母親は十分な教育を受けていたわけではなかったが,家事や農作業に用いる道具の創意工夫に長け,発明の人であったといわれている。テスラはとくに数学に才能を見せ,実科ギムナジウムを経て,1875年にグラーツの工科大学に入学した。在学中に,交流で動くモーター(誘導モーター)の可能性を考えるようになる。それまでのモーターは直流で動くもので,整流子とブラシを用いてコイルに流れ込む電流の向きを変える必要があったが,テスラは電気火花という電気的損失を出しながら動作するこれらの機構が交流を採用することで不必要になると考えたのだった。この考えは教授によって否定されてしまうが,テスラはその考えをその後も暖めつづけた。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司