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今年2021年の干支は「うし」であるとよく耳にしますが、厳密にはこれは正しくありません。また、十二支になぜ「猫」が入っていないのかと問う人もよくいます。今回は、「干支」についておさらいしながら、深掘りしてみます。
元筑波大学非常勤講師 鈴木伸男
令和2年が始まりました。今年のえと(干支)は子(ネ・ネズミ)であるとか、えとは酉(トリ)・戌(イヌ)・亥(イ・イノシシ)などと十二支をいいます。本来、えとは、漢字では干支を当て、十干(ジッカン、甲・こう、乙・おつ…)と十二支(ジュウニシ、子・ねネズミ、丑・ウシ…)を合わせたものをいいます。
元筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
今年の干支(エト)は(己亥・きがい ― つちのとい)で、十二支の動物では、「猪(イノシシ)」。いま現在、小学6年生で12月末日までの誕生日の人は「亥(い)年」生まれです。
元筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
「私は寅(とら)年生まれ」だとか、あなたの「えとは?」などとか言いますし、年齢を聞きにくい時にも「あなたは何年(どし)生まれ?」とたずねることもあります。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
普段、私たちが目にする暦は、太陽の周期をもとにして作られたグレゴリオ暦という暦で、世界で広く使われています。明治時代のはじめ、欧米と同じ暦を使いたいということで旧暦の明治5(1872)年12月3日を、新暦の明治6年1月1日に改めました。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
今年のエトは「未(羊)」だとか、私のエトは「亥(猪)」などと、十二支について話すことも多いですね。エトは漢字では「干支」と書き、旧暦における干支は、「十干(じっかん)」の甲・乙・丙・丁…の十種と、「十二支」の子・丑・寅・卯…を組み合わせ、甲子(きのえね)~癸亥(みずのとい)の60組を年月日に当てはめたものです。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
今年の「えと」は午・卯などと言いますが、「えと」は漢字で干支と書き、十干(甲・乙・丙…)と十二支を組み合わせたもので、今年は乙未(おつび―きのとひつじ)ですが、十二支のほうだけをとって未(ひつじ)年と言うことが多いです。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
ことばの意味を調べたりする時に、辞書(事典)を開きます。人がよく辞書を頼りにするのは「その言葉を漢字でどう書くのか」を知りたい時ではないでしょうか。
元筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
東書教育シリーズ中学校理科「先生,モノグリセリドって何?」-教科書記述の変更点-(2012年10月発行)より。従来は日本の四季の気候を,小笠原気団,シベリア気団,オホーツク海気団,揚子江気団の4 つの気団を用いて説明することが多かったのですが,「揚子江気団」は最近ではほとんど使われなくなりました。その理由は何でしょうか。
東京書籍(株) 理科編集部
多くの人が待ちこがれる季節は、春ではないでしょうか。毎年2月半ばになると、「桜開花予想」という言葉も聞こえ始めます。今回は、春の期間や春の見つけ方について、さまざまな角度から考えてみます。
元筑波大学非常勤講師 鈴木伸男
月の海 しめりの海、撮影年月:1989年1月20~21日、撮影者:北多摩高校 大桐、撮影場所:東京都日野市。月面の黒い部分を「海」と名付けたのはドイツの天文学者ヘベリウスです。月の海は大きな隕石によってつくられた円形の凹地に月内部からしみだしてきた溶岩流が溜まり、冷えて固まったのと考えられています。海を作っている溶岩の主成分は、鉄およびマグネシウムに富む粘性の低い玄武岩です。そのため、光の反射率が低く黒く見えます。湿りの海の面積は11、300k㎡で直径はおよそ380kmあります。
東京都立北多摩高等学校 大桐
スケールの大きなもの・現象を扱う気象や天文分野などでは、数値だけを並べてもよく理解できません。そこで距離・大きさ・時間などを具体物に例えて同縮尺で比べてみるとよく分かります。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
1年間に祝日(ただしくは国民の祝日)はいくつあるでしょうか。指を折って数えてみてください。なんと16日もあります。
元筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
地球温暖化に関して、二酸化炭素による地球温暖化肯定派と懐疑派の学者とで論争が起きているなか、では私たち教師はどうすればいいのか。たとえば、気候変動の要因について、二酸化炭素以外にも多くの要因があることを生徒に説明し、「現在では解明されていない」とするのか、それとも「今は二酸化炭素による温室効果が原因だ」と割り切ってしまえばよいのか、みなさんはどうお考えでしょうか、と問題提起している。
千葉県立千葉女子高等学校教諭 神谷昌幸
皆さんにとって馴染みのある天体はなんでしょうか。天体とは「太陽・恒星・惑星・星団・星雲など宇宙空間に存在する物体の総称」のことですが、星などに特別な思いのある人を除けば「月」をあげる人が多いのではないでしょうか。
元筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
かつて-半世紀近く前のことですが、授業のなかで、「好きな季節」を聞いたことがありました。一番多かったのは春という回答で、6割ほどの生徒が手を挙げたと記憶しています。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
日本を始めとする中緯度の国では四季の変化がよくみられ、日本では、季節の違いが顕著です。また、日本に住む人は次の季節、特に「春」を焦がれる人が多いでしょう。しかし、花粉症に悩まされている人にとっては悩ましい季節かも知れません。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
ニューサポート高校「数学」vol.31(2019年春号)より。新聞には毎日,日の出・日の入りの時刻が載ってい る。もちろん誰かが計算したものである。しかしどうやって計算しているのだろうか。『日の出・日の入りの計算』(長沢工 1999 地人書館)を紹介しよう。
埼玉県立和光国際高等学校教諭 吉田節
「新編物理Ⅰ 5分間テスト」新編物理 Ⅰ教科書(平成15[2003]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
3時間半の中で1題40点の設問を合計5題解く(200点満点)という形式になっている北海道高等学校数学コンテストの問題の中の1つ。問題のキーワード:[グレゴリオ暦,閏年,mod7]
北海道算数数学教育会高校部会代数解析研究会
『暑さ寒さも彼岸まで』ということば(慣用句)を最近は耳にすることがなくなりました。さて、この慣用句の意味は、「立秋過ぎの残暑の厳しさも秋の彼岸ともなれば、凌ぎやすくなり、また春の彼岸の頃ともなれば、寒さも和らいでくる」という意味です。春の彼岸と秋の彼岸とで、気温が同じという意味ではありません。
東京都町田市教育センター 鈴木伸男
来年の“えと”は『卯・う』とか私の“えと”は『亥・い』などとよくいいますが、“えと”は、正しくは「干支」と書き、「十干十二支」のことですので、今年の干支といったら、庚寅(コウイン・かのえとら)ということになります。十干を五行(木・火・土・金・水)に当てはめ、陽をあらわす兄(え)、陰をあらわす弟(と)を付けて、名付けました。
東京都町田市教育センター 鈴木伸男
12月の声を聞くとこの忠臣蔵・赤穂浪士のことが話題にあがります。事件が起きてから300年もたっているというのに今でも多くの人が知っている出来事です。TVの大河ドラマでも元禄撩乱や峠の群像などというタイトルでこの赤穂浪士が放映されましたし、歌舞伎でもよく演じられますが脚色され、事実と異なるところも多いようです。
東京都町田市教育センター 鈴木伸男