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教科書単元リンク集・高等学校

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703 数学B Essence2節 いろいろな数列

指導資料

  • 数列における「中抜け現象」について ~等差数列,等比数列も中抜け現象で一般項が求められる~
    2019年01月25日
    • 数学
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    数列における「中抜け現象」について ~等差数列,等比数列も中抜け現象で一般項が求められる~

    数学では思わず「うまい!」と膝を打つような解法がある。そのような中に「中抜け現象」を利用する解法がある。代表的な例は数学Bの「数列」の中で「いろいろな数列の和」という項目で扱われている。2行目において両端以外は,隣り合う偶数番目と奇数番目が「打ち消しあって」消えてしまう。つまり,「中が抜けて」両端の差として求められる。教科書ではこのような数列の和は「いろいろな数列の和」として取り上げられているが,実はこの現象は「等差数列」「等比数列」の一般項を求めるときにも潜んでいる。ただ,そのような見方をしていない,あるいは気付いていないだけである。本稿では,この「中抜け現象」を意識して数列の一般項や和を再考してみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • 部分分数の差に分解して総和を求める補法についての一考察
    2011年05月20日
    • 数学
    • 実践事例
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    部分分数の差に分解して総和を求める補法についての一考察

    分数で表された数列の和では,部分分数の差に分解することが要求される。部分分数の差に分解することは,慣れてくると機械的にできてしまうが,初めて学ぶ生徒には決して易しくはないようである。教科書の解説でも,当然のように変形式が書いてあるが,どうしてそうなるのか疑問に思っている生徒がいる。その分解のメカニズムについて,生徒の立場に立って考察してみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • (等差)×(等比)型数列の和の公式
    2014年05月23日
    • 数学
    • 実践事例
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    (等差)×(等比)型数列の和の公式

    『等差数列×等比数列の和を求める問題』は,数列では典型問題であるが,定期試験に出題しても結果はあまり芳しくない。その一因として,途中の指数計算や通分の計算力不足,答えが煩雑で検算もままならないことが挙げられ,手をつけない生徒も多い。そこで,検算に使えるような一般的な和の公式を導くことは可能であるかを考察してみた。

    埼玉県立春日部高等学校 池内仁史

  • 等差数列と等比数列の積数列の和について
    2010年12月17日
    • 数学
    • 実践事例
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    等差数列と等比数列の積数列の和について

    等差数列と等比数列の積数列とは少し乱暴な言い方であるが,第n項が等差数列の第n項と等比数列の第n項の積になっているものをいう。教科書の例題には,自然数列(初項1,公差1の等差数列)と初項1,公比rの等比数列の積数列の和が扱われていることが多い。そのような具体的な例の場合,同じ1であるために等差数列の公差d,等比数列の公比rの意味が見失われがちである。そこで,本稿では一般的に考察することで,その求め方の中にある2つの数列の性質を明確にしながら考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 自然数の冪の和の求め方 ~視点を変えて~
    2019年05月17日
    • 数学
    • 指導資料
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    自然数の冪の和の求め方 ~視点を変えて~

    自然数の冪の和,つまり1からnまでの各自然数のp乗の和について,教科書ではp=0,1,2,3のときが公式として扱ってある。p=0 のときは,初項1,公差1,項数nの等差数列の和として求められる。p=2 のときは,「中抜け現象」から求めることができる。これは大変うまい方法である。しかし,「うまい方法」=(生徒にとって)「わかりやすい方法」とは限らない。事前に数列の和の求め方の一つとして「中抜け現象」という求め方があることを知らせておかなければ,証明方法にギャップを感じるであろう。本稿では,Sn(0)=nΣk=11=nを基にしてSn(1),Sn(2),Sn(3)を求める方法を考察する。これは初めからこのような方法で求めることを勧めるのではなく,一通り教科書通りの証明を行ったあとで,別証として扱うことを念頭に置いたものである。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • 階差数列からもとの数列の一般項を求める方法の改良 ~間違いや減点を防止する~
    2020年10月16日
    • 数学
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    階差数列からもとの数列の一般項を求める方法の改良 ~間違いや減点を防止する~

    数列{an}の一般項を求める方法の1つとして,その階差数列{bn}を利用する方法があるが,このとき用いられる公式では,n≧2という条件が不可欠であり,かつ,Σの上がnではなくn-1になることから,数学が苦手な生徒は躓きやすい。本稿では,このn≧2,n-1を回避する方法を考えながら,数学が苦手な生徒向けの公式の改良について考察してみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら

    山口県立光高等学校 西元教善

  • 自然数の累乗の和を求める方法についての考察
    2012年06月13日
    • 数学
    • 指導資料
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    自然数の累乗の和を求める方法についての考察

    自然数の累乗の和を求めるときに、kについての恒等式を用いる場合が多いのですが、この方法だと応用がきくものの自然数の和を求めた発想とはギャップがあり、生徒には唐突なイメージを与えるようです。そこで、パスカルの三角形の性質を利用する方法について述べています。

    東京学芸大学附属高等学校教諭 大谷晋

  • 一体何をしているのか?~機械的な作業ではなく数学的な意味の理解を~
    2015年03月27日
    • 数学
    • 実践事例
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    一体何をしているのか?
    ~機械的な作業ではなく数学的な意味の理解を~

    これは生徒の数学理解観や学習目的観にも関わることであるが,今学んでいる数学的内容の理解が脇に置かれ,受験のため単に正解を求めるだけの作業に堕してはいないか,そのため学ぶ意欲が削がれているのではないか,そのために数学力が身に付かないのではないかという危惧がある。本稿では,等差数列と等比数列の積数列の和を題材にして,本当にその数学的な意味がわかっていてそのような解き方をしているのか,何となくマニュアル的なことを上滑りに使っているだけではないのか,そのギャップを埋めることを目的に考察してみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 数列の初歩の指導~等差と等比,Σ記号について~
    2011年02月25日
    • 数学
    • 実践事例
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    数列の初歩の指導~等差と等比,Σ記号について~

    数学Bで扱う「数列」「ベクトル」を苦手とする生徒は少なくない。数列では和の記号Σを使うあたりからそのような兆候が現れる。階差数列,漸化式・・・と進めば尚更である。 本稿では,数列の初歩である「等差数列」「等比数列」「和の記号Σ」について生徒にとってわかりやすい指導を試みる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 誤答から学ぶ指導~Σ計算を題材にして~
    2011年04月08日
    • 数学
    • 実践事例
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    誤答から学ぶ指導~Σ計算を題材にして~

    四則計算(演算)というように,和・差・積・商(加・減・乗・除)の4つの演算があるが,そのうちの和・差(加・減),定数倍という特殊な積ではそれぞれ分配法則のようなことが,また,それは生徒にとっては常識的なことが成り立っているわけである。しかし,積・商(乗・除)については成り立たない。このことを注意したにも拘わらず,テスト時に積・商(乗・除)についてまで拡張して,使う生徒がいる。本稿では,Σ計算の誤答から学ぶ考察をする。 ※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 学習合宿における数学指導~3年を迎える春休み前の本校理数科恒例行事
    2013年04月19日
    • 数学
    • 実践事例
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    学習合宿における数学指導~3年を迎える春休み前の本校理数科恒例行事

    本校理数科は昭和47年に設置され,爾来独自の行事や課題研究を行っている。特筆すべき課題研究は,平成15年から同17年まで文部科学省からの指定を受けたSSH (スーパーサイエンスハイスクール)であるが,それは長期的なものではなくわずか3年間で終了した。一方,長期的に継続している恒例行事には,①理数科合同合宿セミナー(1年次),②課題研究およびその発表会(2年次),③理数科学習合宿(2年次)等がある。本稿では,③の学習合宿で私の行った数学指導について紹介したい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 二項係数から平方数の和を求める~二項係数の性質の活用~
    2018年03月09日
    • 数学
    • 指導資料
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    二項係数から平方数の和を求める~二項係数の性質の活用~

    平方数の和の公式は,3次の乗法公式 の活用で求めることができる。では,それまでに学んでいる別の知識を活用して,平方数の和の公式を導けないであろうか。本稿では,組合せの数として,あるいは二項係数としての nCr の性質を利用して,平方数の和の公式を導くことを中心に考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立高森高等学校教諭 西元教善

  • 生徒に興味をもたせる数列の色々な話題
    2013年07月08日
    • 数学
    • 実践事例
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    生徒に興味をもたせる数列の色々な話題

    数列は、知的好奇心さえあれば、学べるので、日頃数学に意欲が無い生徒でも挽回するチャンスかもしれない、教員もそのつもりで、いつもより楽しい気分で授業をしたいものである。教科書に書かれていない話題を色々と集めてまとめてみた。

    埼玉県立豊岡高等学校 五十嵐英男

  • Σ公式を定着させる指導~Σ公式の相互関係~
    2011年04月06日
    • 数学
    • 実践事例
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    Σ公式を定着させる指導~Σ公式の相互関係~

    数列の和を表すのにΣという記号を使う指導をする。それまでは,足す,総和をとるという実感を伴うa1+a2+a3+………+anという書き方であったが,「……」という曖昧さの除去や表記の簡略化ができる記号Σを学習させる。これも生徒にとってはセンセーショナルな記号であろう。本稿では,Σ記号に慣れ,Σ公式を身につけ,Σ公式同士にある相互関係を生徒に見て欲しいと思うことについて考察した。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 1つの題材で数列の確認をする取り組み
    2012年03月08日
    • 数学
    • 実践事例
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    1つの題材で数列の確認をする取り組み

    数列の問題について、生徒が自分で問題を作成し、1つの題材でいくつかの要素、特に漸化式と数列との基本がつながるような演習を考え実施した。その結果、漸化式は同じ数列で表し方の違いであり、楽に漸化式を作ることができるということを生徒は実感したようだと結んでいる。

    東京女学館教諭 矢ヶ崎二郎

  • 共通テストの記述式問題を意識した定期考査問題~花子さんと太郎さんの対話形式問題~
    2020年04月17日
    • 数学
    • 指導資料
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    共通テストの記述式問題を意識した定期考査問題~花子さんと太郎さんの対話形式問題~

    大学入学共通テストにおける記述式問題は先送りになったが,いずれこのような形式で出題されるので現高1生も準備しておく必要がある。よくある問題形式は「花子さん,太郎さん」あるいは「花子さん,太郎さん,先生」による対話形式によるものである。タイトルの「共通テストの記述式問題を意識した定期考査問題」は,高1生を対象にしたものである。生徒は,模試で「花子さん,太郎さん,(先生)」による対話形式による問題を経験しているが,これまでにない問題形式に戸惑った生徒もいたであろうと思われるので,定期考査でも慣れさせておく必要性があると思い,出題してみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/detail/40776/

    山口県立光高等学校 西元教善

  • 教員研修を兼ねた大学入試問題研究⑵~センター試験と広大の問題~
    2014年05月16日
    • 数学
    • 実践事例
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    教員研修を兼ねた大学入試問題研究⑵~センター試験と広大の問題~

    以前,『教員研修を兼ねた大学入試問題研究⑴~東大の問題を中心にして~』を本サイトで紹介した。本校では進路指導部の管轄のもとで,各教科(国・地歴・数・理・英)の教員が自己研修を兼ねて夏季休業中に研究する。これは平成17年度から始まり,東大,京大,センター試験,本校の生徒の進学希望の多い広島大あるいは山口大の問題中心に指導のための研修を行うものである。ここでは,筆者の担当した2011年度のセンター試験と広島大学の問題(各1問)について,紹介する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • パスカルの三角形に関する話題
    2009年08月07日
    • 数学
    • 実践事例
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    パスカルの三角形に関する話題

    パスカルの三角形を見て気づくことや数列の和との関連、三角形n倍角の公式との関連について触れ、この題材は数学の不思議さや面白さを楽しめ、発展して探究することができる題材であると述べている。

    東京学芸大学附属高等学校教諭 大谷晋

問題・テスト資料

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