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数学Ⅱ「不等式の表す領域」では、2つの変数x、yの不等式について「p⇒q」の証明、つまり命題「p⇒q」が真であることを平面上の領域図示で示すが、不等式の証明は必ずしも領域図示を行わなければならないわけではない。本稿では、領域を図示せず式変形のみで証明する方法について考察する。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立徳山高等学校 西元教善
「線形計画法」の問題はax+by=kとおき、直線と領域Dが共有点をもつようなkの最大値、最小値とx、yの値を求めればよいが、生徒は本当に理解して解いているのだろうか。本稿では、線形計画法の表現を変えて(あるいは補足説明をして)、少しでも生徒にその真意がわかるようにしてみたい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立徳山高等学校 西元教善
軌跡を求める問題は,与えられた条件を満たす点全体がどのような図形になるかを問う。また,与えられた条件を満たす点がP(X,Y)と表されるときは、XとYの方程式を求めさせ,それがどのような図形になるかを問う。与えられた条件を満たす点の集合と軌跡が一致しなければならない。生徒は何らかの結果が得られたとき,それに満足して吟味をすることを忘れがちである。また,それまでに,逆が明らかであるような問題ばかりしていると逆の確認やその意義を忘れがちである。なぜ逆を確認しなければならないかを理解させるためには「除外点」がある問題をしっかり考えさせればよいと思う。本稿では,除外点がある軌跡の問題を中心にして,軌跡と必要条件・十分条件の関わりをクローズアップする。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校 西元教善
ニューサポート高校「数学」vol.41(2024年春号)特集:イメージでつかむ「統計的な推測」 より。生徒が生き生きと主体的に学ぶ授業とは,どのような授業でしょうか。私は,特に次の 2 点が授業の要素として組み込まれていることだと実感しています。「・知的好奇心を刺激するものであること・自由度が高く個性や独自性が発揮できること」これらの実現のためには,生徒が何度も試行錯誤することができ,実験や検証を繰り返すことができる環境が望ましく,とりわけ 1 人 1 台端末環境との親和性が非常に高いと考えています。また,GeoGebra をはじめとする動的数学ソフトウェアの活用も欠かせません。本稿では,生徒の発見や創作といった体験活動を主軸とした授業実践を紹介します。
兵庫県立有馬高等学校 教諭 増井貴明
どの教科書(数学Ⅱ)でも「軌跡と領域」の最後に,線形計画法――連立1次不等式a1x+b1y≦c1,a2x+b2y≦c2,x≧0,y≧0の表す領域Dにおいて,点P(x,y)がこの領域を動くとき,xとyの1次式mx+nyの最大値,最小値,およびそのときのx,yの値を求めさせるという問題――が扱われている。本稿では,すべてx+y型に変形し,x+y=k,傾き-1,y切片kの直線として扱い,最大(最小)値は領域Dを通る直線のy切片そのものの最大(最小)値として扱うことを考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
数学Ⅱの「軌跡と領域」で扱う「領域と最大値・最小値」で生徒から次のような質問を受けた。「領域D内を点P(x,y)が動くときx+yの最大値と最小値およびそのときのx,yの値を求めるとき,なぜ① x+y=kとしなければならないのか。なぜ②直線y=-x+kと領域Dが共有点をもつときを考えるのか。なぜ③一般にax+byの最大(小)値を求めるとき,直線ax+by=kと領域Dが共有点をもつとき,y切片が最大(小)になる(グラフが最も上(下)にあるとき)点で最大(小)値をとるとしてはいけないのか。」 これらは素朴であるが,軽視したり看過したりしてはならない重要な疑問である。本稿では,このような素朴な質問を考察し,指導に役立てる考察をした。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
数学Ⅱの「図形と方程式」の「軌跡と領域」で,領域Dの点(x,y)に対して,x,yの式の最大値・最小値を求めさせる問題を扱う。x,yの式としては,定数項なしの1次式ax+bxやx,yの平方の和x2+y2,あるいはx,yの積xyなどがあるが,x,yの2次式Ax2+Bxy+Cy2+Dx+Eyとするとどうなるのか,生徒の手の届く形で提示できる問題はないかと思い,表題のような形の問題を考察してみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
東書教育シリーズ中学校数学用「活動を取り入れた数学の授業」99年11月発行より。2つのコインを用意し,1つの コインを指で押さえ固定し,その周りをもう1つのコインで1まわりさせる。このとき, コインは, 元の位置に戻るまでに何回転するだろうか考えてみよう。10円玉でやったとき、2回転することに生徒は驚く。
山口大学教育学部附属光中学校 川野信一
数学Ⅰで「論証」を扱う。「論証」の中で命題の真偽を扱い,「真」の場合には「証明」をして真であると言い,「偽」の場合には「反例」を挙げて偽ということを学ばせる。命題 「p⇒q」の反例とは「仮定 pを満たすが結論 q は満たさない」という例のことである。反例は1つだけとは限らない。2つの変数の命題の真偽はxy平面に仮定の真理集合Pと結論の真理集合Qを領域として図示し,視覚的な判断からP⊂Qが言えればこの命題は真であり,P⊄Qつまり ∈Pであるが ∉Q である点があれば,これが反例となって,この命題は偽となる。しかし,このことについては数学Ⅰで命題の真偽を扱うときには扱っていない。数学Ⅱの図形と方程式の中の軌跡と領域の中で「領域を利用した証明」として扱ってある。しかも教科書の例題で扱ってあるのは真の場合だけである。偽の場合も扱い,仮定の真理集合の結論の真理集合からのはみ出し部分はすべて反例であることに言及するようになっていれば,数学Ⅰでの命題の真偽がよりわかりやすいものになるのではないかと思う。本稿では,2変数の命題でそれが偽になる場合について,数学Ⅱの図形と方程式の中の軌跡と領域の中で「領域を利用した証明」と連携して考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
本稿では,下位層の生徒を対象にした領域の初歩の指導について考察した。不等式を成り立たせる具体的な数値,それに対するグラフをいくつかかいてみせる。できればパソコンでアニメーション機能を使って,徐々に,刻々と領域を描き出す。軌跡を静的に捉えるのではなく,動的に捉えさせる。出来たものだけでなく,出来つつある過程を見ることで,視覚を支えにした理解を可能にする。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
ニューサポート高校「数学」vol.32(2019年秋号)より。学IIIで,サイクロイドを教えるとき,円上の定点Pが描く軌跡で説明することは多くの先生が実践されていることかと思います。私も,実際に教室にある丸い時計を教卓の上で転がして見せたり,コンピュータでグラフ化したものを見せたりして説明します。しかし,図形が苦手な生徒の一部は,なかなか定点Pの軌跡を想像できなくて苦労しているようです。
札幌北陵高等学校教諭 吉田直哉
2定点A,Bからの距離の比が一定である点の軌跡をアポロニウスの円という。筆者は,このアポロニウスの円のベクトル方程式について考察する中で,非常に興味深い結果を得ることができた。本稿で詳しくご報告したい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
かつて旧課程の時代に、数学Ⅰの2次方程式の理論で「判別式」という用語が使えなかったため、苦慮された先生方も少なくないのではないだろうか。数学的概念を適切に表現する用語や記号が使えなくなると、かえってわかりにくさや使いづらさが増大するのが常である。本稿では、用語や記号の記載について、教科書内容に関する要望をいくつか申し上げさせて頂きたい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
ニューサポート高校「数学」vol.22(2014年秋号)より。 「先輩,ここどげん教えると?」の第4 弾です。今回は主に,数学Ⅱの相加平均と相乗平均の関係を扱ってみました。数学の問題を解くうえで頻出する不等式ですが,一般化までは日頃考えません。生徒達に視覚的に捉えさせることを含め,一般化への証明を試みました。
九州数学シンクタンクグループ
新課程の学習指導要領では、「数学的活動を通して、数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め、事象を数学的に表現する能力を高め(以下略)」とあり、数学的活動が重視されていることがわかる。そこで、数学的活動は「コンピューターなどを積極的に活用することによって一層充実したものにすることができる」といわれるように、ICTの活用が一助になるような授業を提案したい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
岡山県立備前緑陽高等学校 末廣聡
「よくわかる! 小・中・高 算数・数学のつながり」(2013年10月発行)より。教科書から抜粋した紙面を通して「どの学年で」「どんな内容を」「どのように学んでいるか」が概観できるようになっております。学習内容のつながりや扱いなどの概要の説明,学習段階・学習内容の一覧,学習内容に関する教科書紙面,学習内容に関する留意点(児童,生徒の実態,取り扱い上の配慮)などで構成。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
教材研究を進めていると,生徒にいかに分かりやすく伝えるか,または,いかに印象に残すことができるか,更には,素材の理解をどれだけ深められるか,という教材のツボとも言うべきポイントによく出会う。しかし,実際の準備の時間不足やその時の仕事の過多を言い訳に,その理想を実現できないことが多い。今年度は,あまり過剰な準備をせずに,授業の中にスムーズに実験的な要素を取り込みたいと当初から考えており,自分の理想的な展開ができた教材をいくつか得ることができたので,写真や実際のプリントなどを提示しながら報告したい。
鹿児島県立鹿児島中央高等学校 堂薗幸夫
センター試験数学過去問題集。2013年度追試験(数学Ⅱ)第1問[2]。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株)
「センター試験『高校数学』過去問題集(2007年6月作成)」より。2003年追試験(数学I・A)第4問。この資料全体は,東京書籍「数学A」(2008-2013年度用)の教科書の目次に準拠して,2000年から2007年までのセンター試験問題の小問を分類したものです。この問題は,そのなかの1小問です。データは問題と解答を記載。授業の後,まとめとしての演習問題などでご利用いただけます。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2012年度本試験(数学Ⅱ) 第3問この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2012年度追試験(数学Ⅱ)第3問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2009年度本試験(数学Ⅱ) 第3問この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局