教科書の単元から資料を探すページです。
高次式として数学IIで3次式(a±b)3=a3±3a2b+3ab2±b3と,(a±b)(a2∓ab+b2)=a3±b3が中心の指導で良いのだろうか。そこに、二項定理が突然現れる、現在の指導要領の順番には違和感を感じている。もっと生徒の目線に立った指導をすることで、最近の生徒の計算力の無さを伸ばし、式の計算の面白さを感じてもらえるのではないか、逆に言えば教科書の取り上げ方のワンパターンなのに原因が有るのではないかとの疑問からいくつかの問題点を取り上げた。
埼玉県豊岡高等学校 五十嵐英男
ニューサポート高校「数学」vol.20(2014年春号)より。 「先輩,ここどげん教えると?」の第3 弾です。今回は,数学Ⅱを扱ってみました。教科書の中で「一般に…と知られている」という言葉でまとめられているものについては,教える側としても,その根拠を押さえておきたいものです。
九州数学シンクタンクグループ
九州数学シンクタンクグル-プでの「高校数学を横に切る!」の研究発表もいよいよ最終回を迎えることとなりました。各県の先生方が揃う機会は限られますが,集まったときには集中的に検討し,研究を深めています。今回の研究につきましても是非ご意見・ご感想をお聞かせください。
九州数学シンクタンクグループ
「センター試験『高校数学』過去問題集(2007年6月作成)」より。2007年本試験(数学II・B)第2問(1)(2)(3)。この資料全体は,東京書籍「数学II」(2008-2013年度用)の教科書の目次に準拠して,2000年から2007年までのセンター試験問題の小問を分類したものです。この問題は,そのなかの1小問です。データは問題と解答を記載。授業の後,まとめとしての演習問題などでご利用いただけます。
東京書籍(株) 数学編集部
今回のテーマは図形に関わる「取り得る値の範囲」である。第1問では対称な量を2次方程式の2解にみる(解の分離)という典型的な処理法を学ぶ。是非,身につけたい考え方である。第2問では対称な変数の連立方程式を同値変形によって,よくわかった図形の共有点の存在条件に帰着させるという手法を紹介する。
東大寺学園中高等学校 本庄隆
「高等学校数学実践事例集」より。(1) 導入・定義,(2) 解の公式,(3) 3 次方程式の解の公式,(4) 判別式,(5),(6) 解と係数の関係,(7) 2 次方程式と因数分解,(8) 百年前の解の公式,(9) 記号は誰がいつ頃から。この資料は,高校数学の教科書で取り扱う内容に関して,いろいろな角度から解説をしたものです。それらは,導入例や,参考になる先生方へのコメント,中学校の復習,発展的内容,教科書で扱っている内容の背景などを集めたものです。各内容は1ページにまとまっています。必要な部分を利用していただければと思います。
稲永善数