教科書の単元から資料を探すページです。
統計を活用した課題解決のプロセスは、まさにオープンエンドな問題(答えが一つに定まらない問題)を取り扱う課題学習に向いている。しかし、現行の高校数学においては「よみとる」ことに重点が置かれているように思われる。そこで本稿では、「とらえる」「あつめる」力に焦点を当て、真の統計リテラシーを育成するための具体的なメソッドをご提示してみたい。
北海道網走桂陽高等学校 阿部卓朗
数学Ⅰの「データの分析」で平均値・標準偏差等を学ぶが、数学が苦手な生徒は標準偏差の定義やその意味を十分に理解し切れずにいる。本稿では、数学が苦手な生徒向けの「偏差値」を題材にした「偏差・標準偏差」指導案の1つを提案したい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
従来の授業では、数学Ⅰ「データの分析」の用語理解や、分散・標準偏差・相関係数などの解法はカバーできても、その応用を教えることは難しい。が、大学ではデータ分析の機会が多く、その深い理解が求められる。そこで筆者は、実際に生徒自身がデータを収集・分析し、レポートの形でプレゼンテーションすることで、その手法を理解し結果の考察を行う機会をつくった。データ分析を、使える知識として生徒に定着させたいからである。
大阪青凌中学校・高等学校 綿野勝文
本校の1年生は、今年度より一人一人がタブレットを持つようになった。そこで、「タブレット元年」にふさわしい授業展開を模索していたところ、オンライン グラフ描画アプリDesmosに出会った。本稿では、Desmosを効果的に運用できる授業支援アプリDesmos Classroomを活用して行った、筆者の実践事例をご紹介したい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
兵庫県立神戸商業高等学校 土田忠義
入試対策をしていると,その単元を授業で教えていた時にもっと入試に役立つようなことをしっかり教えておけばよかったと反省することがある。特に「データと分析」については,30数年間数学の教員をしているが,初めて教えている内容なので,どうしても他分野に比べると指導が手薄であったと,入試対策時には思ってしまう。しかし,生徒の気合も入るこの時期ならば効率よく,しっかりと吸収してもらえるのではないかと思う。 さまざまな問題(マーク式模試,入試対策用のマーク式問題等)から教えられることは多い。と同時に指導の至らなさを痛感し,今後に活かすためにもセンター試験前に教えておきたいことをまとめてみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
平成27年1月に行われる大学入試センター試験は,初めての新課程対応となります。本稿では,センター試験における「データの分析」の出題内容を分析し,センター試験対策の方法についてご提案します。
東京書籍(株)数学編集部
ニューサポート高校「数学」vol.20(2014年春号)より。新しい内容である「データの分析」についても,その指導を経験された方が多くなりましたが,その経験談をここに掲載します。これから初めて指導される方などの参考にしていただければ幸いです。
福島県立梁川高等学校 齋藤賢一郎
平成24年度から数Ⅰに入ってくる「データの分析」について、教える際に意識すべきことと流れ図を示し、その内容を詳述して指導方法の一案を示している。
埼玉県立浦和東高等学校教諭 石橋信夫
平成24-27(2012-2015)年度用中学校「新しい数学」に対応。本書は,新設された「資料の活用」領域のご指導にあたって,背景としておさえておきたい統計学の基礎について,具体例を交えてわかりやすくまとめたものです。小・中・高のつながりにも配慮して書かれていますので,学校で学ぶ統計の内容を概観することができます。
東京書籍(株) 数学編集部
近年,高校数学において,統計分野を重要視する傾向がある。筆者は,文部科学省が提唱している「主体的・対話的で深い学び」にこれが関係していると考えている。ここでは,「主体的・対話的で深い学び」とは何か,といった議論は行わず,いわゆるアクティブラーニングを行うための題材の一つを提供させていただきたいと考えている。
北海道札幌丘珠高等学校教諭 阿部卓朗
21世紀を迎えた今も,世界各地で起こっている紛争は,おさまる気配を見せない。我々は,例え断片であったとしても,ニュース映像をはじめ様々なメディアによって伝えられる紛争の姿を日々目の当たりにしている。それらが,我々に与える衝撃は大きい。そして,憎しみの連鎖がもたらす悲惨な結果に心を痛める人も多い。本節では「現代の地域紛争」を取り上げる。ただし,それは単に紛争(戦争)がもたらす悲惨さを,浅薄なヒューマニズムに訴えて慈悲の心を育てようとか,世界史や政治経済など既存科目のように,羅列的に事実関係を知ろうとするものではない。ここでは,本科目のコンセプトに従い,現代国際社会が抱える紛争の実情と,そのメカニズムを学び,分析的視点を養うことが主眼である。そのため,まず,20世紀における紛争の解析と質的変化の考察を行い,次いで紛争の具体例を概観する。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
センター試験数学過去問題集。2013年度追試験(数学ⅡB)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株)
センター試験数学過去問題集。2014年度本試験(数学ⅡB)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株)
センター試験数学過去問題集。2014年度追試験(数学II・B)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2015年度本試験(数学I)第4問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2015年度本試験(旧課程数学II・B)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
ニューサポート高校「数学」vol.20(2014年春号)より。2013年11月に大学入試センターより平成27(2015)年度からのセンター試験(新課程対応)の試作問題が公表されました。ここでは数学Ⅰ「データの分析」の内容を紹介します。
東京書籍高校数学編集部
数学Iの「データの分析」と数学Aの「図形の性質」のワークシートです。表やグラフがすでに記載してありますので,空欄部分を埋めれば,弊社発行の教科書の内容を一通り学習することができます。印刷して生徒に配り,教科書と併用してお使いください。・「データの分析」はワークシートとともに使うと効果的な授業用プレゼンテーションを用意しました。
東京書籍(株) 数学編集部
ニューサポート高校「数学」vol.36(2021年秋号)より。高等学校数学の新学習指導要領では、統計教育の充実が謳われている。これまで多くの高校で行われていた、代表値を求める、分散を求める、相関係数を求めるといった計算に終始するのではなく、データから何が読み取れるか、データをどのように解釈するかということに力点が置かれている。私は学部生時代から統計学に興味を持ち、これを専門的に学んだ。さらに大学院の修士論文のテーマとして、統計データを用いた数理科学的意思決定問題を取り上げ、研究を行った。これらの経験を経て、高校数学を教える今、統計という分野を単なる計算問題として扱って欲しくないという思いが強い。
北海道網走桂陽高等学校教諭 阿部卓朗