教科書の単元から資料を探すページです。
平成15-18年度用高校教科書「地理A」の後見返しに掲載する世界の「気候図」。Koppen,理科年表平成12年版,Bordas Grand Atlas Universel 1979年版などを参考し,正積平極楕円図法で表示したものです。表記する都市は,「地理A」p.63~69で気候と降水量をのせた都市を載せています。B4判またはA3判の横でプリントアウトできます。
東京書籍(株) 社会編集部
〔本文より〕地理を構成する分野の一つ,自然地理では,ケッペン気候区分の学習が,特に高等学校で広く行われている。この単元では,データから気候を判別する手順や過程が極めて重要であることが強調されるが,高校生には必須の論理的思考力(筋道立った考え方)の涵養を可能にすると考える。そこで,高等学校での地理選択者を対象としたケッペン気候区分の流れ図(アルゴリズム)作成授業の一例を提示する。
呉工業高等専門学校 奥平理
ニューサポート高校「社会」vol.28(2017年秋号)より。平成25年度より完全実施された現行学習指導要領では,初等中等教育の中で自然災害に関する教育が格段に強化された。高校地理の教科書では「自然災害」「防災」などの用語が目次の一角を占め,単元あるいは小単元として確立した。自然災害研究を進めてきた者の一人として,学習指導要領改訂にご尽力された方々に敬意を表す次第である。
『地理B』編集協力 石川裕彦
言葉の解説集(5)環境編「グリーンコンシューマーって何ですか?」(2016年7月)より。郊外に比べ,都市部ほど気温が高くなる現象のことを 「ヒートアイランド現象」といいます。ヒートアイラン ド現象の原因として,緑地や水面の減少,アスファルトやコンクリートに覆われた地面の増大,自動車や建物などから出される熱(排熱)の増大,ビルの密集による風通しの悪化などが考えられています。
東京書籍(株) 家庭編集部
「ニューサポート高校地歴・公民 2003年5月発行」より。温暖化に代表されるような環境問題は,果たして人間活動によるものか,それとも自然現象である気候変動によるものか,議論は尽きない。しかし,単純に人間活動の影響とそうでない変動とに分離することは,地球が人間を含めた地球生態系の中で進化していることを考えると,簡単ではないし,また安易に分離すべきではない。ここでは,気候変動や都市のヒートアイランド現象をどうとらえ,考えるべきかを述べてみたい。
東京学芸大学名誉教授 山下脩二
ニューサポート高校「社会」vol.36(2021年秋号)より。ブラジルにはアマゾンの熱帯雨林だけでなく、南部のサバナ気候下にはセラードと呼ばれる生態系がみられます。乾いた草原に灌木がポツポツと生える景観です。その中に、赤い土のマウンド(アリ塚)がにょきにょきと突き出した場所があります。名前はアリ塚ですが、作っているのはシロアリです。
森林総合研究所 主任研究員 藤井一至
我々が住んでいる地球の姿を,理科の分野にはあまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は気候と文化・生活編です。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
要点マスター 地理B整理・演習ノート(一問一答補遺版)より。第1編 自然と産業・生活、第1章 自然環境。「地理B(地B009 )」(2008-2012年度用)教科書に対応した地理B」整理・演習ノートをご紹介します。一問一答形式になっていて、解答は各編の最後にまとめて掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部